盛りだくさんのGPF2017、3日目でした。どの試合も息を詰めて見る感じで、ちょっと疲れちゃいました。
まずは、シニア女子FSです。
やっぱりザギトワ選手は強かった!そしてコストナー選手、あのジャンプ構成でもこの点数を出しちゃうんですよえ。
フィギュアスケートグランプリファイナル シニア 女子FS
女子FS
名前 | 国 | FS得点 | 技術点 | 演技構成点 | |
1 | Alina ZAGITOVA | RUS | 147.03 | 76.61 | 70.42 |
2 | Maria SOTSKOVA | RUS | 142.28 | 73.59 | 68.69 |
3 | Carolina KOSTNER | ITA | 141.83 | 66.87 | 74.96 |
4 | Satoko MIYAHARA | JPN | 138.88 | 67.00 | 71.88 |
5 | Kaetlyn OSMOND | CAN | 138.12 | 66.50 | 72.62 |
6 | Wakaba HIGUCHI | JPN | 128.85 | 62.67 | 66.18 |
優勝したのはロシアのザギトワ選手。やっぱり強かった。何しろこの鬼構成、すごいです。ジャンプが全部後半(これをほぼパーフェクトに跳んじゃうという)。コンビネーションのひとつは3回転―3回転では一番難しい3Lz+3Lo。ループが回転不足になることの多いコンビネーションですが、キッチリ回って加点1.30。スピンステップ全部レベル4。ダントツの技術点で、PCSは4番目でしたが余裕のトップ。総合でも223.20という高得点で優勝しました。メドヴェデワ選手を脅かす選手は、同じ国の同門の15才だったりするかもですね。
2位にソツコワ選手。片手上げのジャンプが多いですが、これについていろいろと話題になっていますね。腕が曲がっているから意味がないとか・・・衣装の色は変えた方が良いと思うんだけど(灰色)。
3位にカロリーナ・コストナー選手、総合では4位。ジャンプは3-3がなくて、3連続も2A+1Lo+2S、ルッツも跳んでいません。でもエレメンツの加点が半端じゃありません。ジャンプにも加点バリバリ、そしてもちろんPCSはトップです。すごいな、超難しいジャンプは跳ばなくても点は取れるというお手本です。スケーティングのうまさ、所作の美しさ・・・
4位に宮原知子選手、総合では5位になってしまいました。3Lz+3Tのコンビネーションは両方のジャンプに回転不足、3Fにも付いてしまって、GOEのマイナスと合わせてかなりのマイナスになってしまいました。スピンステップは全部レベル4、ジャンプもGOEが1点以上ついているものがいくつもあります。演技自体は印象的なステップも含め、とても良かったので残念です。
5位にケイトリン・オズモンド選手。崩れても昔みたいにグダグダにはならなくなったけれど、それでもやっぱりもう少し安定感が欲しいところ。バーンと豪快なジャンプを見ていると、ミスなんてしない感じなんですけれどね。SPとFSがなかなか揃わない。
6位に樋口新葉選手、何事も経験だよ、という試合になってしまいました。緊張して体が思うように動かなかったようですね。スピンステップは全部レベルが取れているし、頑張ったよね。まだまだこれから!
女子総合
順位 | 名前 | 国 | SP順位 | FS順位 | 総合点 |
1 | Alina ZAGITOVA | RUS | 2 | 1 | 223.30 |
2 | Maria SOTSKOVA | RUS | 4 | 2 | 216.28 |
3 | Kaetlyn OSMOND | CAN | 1 | 5 | 215.16 |
4 | Carolina KOSTNER | ITA | 6 | 3 | 214.65 |
5 | Satoko MIYAHARA | JPN | 3 | 4 | 213.49 |
6 | Wakaba HIGUCHI | JPN | 5 | 6 | 202.11 |
Grand Prix Final 2017 Senior and Junior results
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