グランプリファイナル2017の2日目。やっぱり女子は強いわ!
女子SPは、全員がスピンステップオール4という、おそろしい試合になりました。点差もあまりありません。
男子ではシニアで宇野昌磨選手が銀、ジュニアで須本光希選手が銅メダルを獲得しました。おめでとうございます!
フィギュアスケートグランプリファイナル シニア 女子SP&男子FS
女子SP
名前 | 国 | SP得点 | 技術点 | 演技構成点 | |
1 | Kaetlyn OSMOND | CAN | 77.04 | 40.64 | 36.40 |
2 | Alina ZAGITOVA | RUS | 76.27 | 41.21 | 35.06 |
3 | Satoko MIYAHARA | JPN | 74.61 | 39.39 | 35.22 |
4 | Maria SOTSKOVA | RUS | 74.00 | 40.11 | 33.89 |
5 | Wakaba HIGUCHI | JPN | 73.26 | 39.08 | 34.18 |
6 | Carolina KOSTNER | ITA | 72.82 | 35.36 | 37.46 |
ほぼ全員パーフェクトという、ハイレベルな争いになりました。全員がスピンステップレベル4て、すごすぎて・・・
1位になったのはケイトリン・オズモンド選手。今日も華やか、豪快ジャンプ、背中がまぶしい!ただこのSP、昨シーズンからの持ち越しということもあってちょっと飽きちゃったかも。癖のある歌ですからね。こういう点でも歌入りの曲って、難しい気がします(歌なしだって飽きることはあるけれど)。ルッツに!。
2位はザギトワ選手。ジャンプ3つとも後半、コンビネーションは3Lz+3Lo、3Fが着氷乱れ。畳みかけるようなプログラム、すごい技術。オズモンド選手やコストナー選手と比べると、やはりスケーティングに物足りなさが・・・当たり前か、まだまだ若い。
3位に宮原知子選手。ここまで戻してきたってすごい。と言うか、ケガ前よりもスケールが大きくなっている気がします。流れるスケーティング、音に良く合った表情、動き。素晴らしかったです!
4位にマリア・ソツコワ選手。今日もかわいい新しい方の衣装と髪型。ミスする気配が全然ない安定した滑りだけど、もう少し個性が出てくると面白くなりますね。
5位に樋口新葉選手。エネルギー溢れるパーフェクトな演技。3Fに!が付いちゃいました。この出来でも、この顔ぶれだとこの順位になっちゃうのね。
6位にコストナー選手。滑りはダントツ美しい。コンビネーションのふたつ目がダブルになってしまいました。大人じゃなきゃできない表情、動き。私がコストナー選手を初めて見たのは2004年の世界選手権(荒川静香さんが優勝した時)だったなあ、あの時は10代の少女で、こんなおとなな女性になるなんて想像もしなかった・・・としばし遠い目・・・
6人全員が70点越え、1位と6位の差が5点もないというすごい試合になりました。フリーはまずはミスをしない事ですね。。。は~・・・
男子FS
名前 | 国 | FS得点 | 技術点 | 演技構成点 | |
1 | Shoma UNO | JPN | 184.50 | 94.14 | 91.36 |
2 | Nathan CHEN | USA | 183.19 | 95.75 | 88.44 |
3 | Mikhail KOLYADA | RUS | 182.78 | 95.58 | 89.20 |
4 | Sergei VORONOV | RUS | 178.82 | 91.90 | 86.92 |
5 | Adam RIPPON | USA | 168.14 | 81.78 | 87.36 |
6 | Jason BROWN | USA | 164.79 | 75.71 | 90.08 |
ミスが目立つ試合となりました。まあまだこれからだ、ってことですね。
優勝はネイサン・チェン選手でした。FSは宇野選手がちょっとだけ上でしたが、総合ではちょっとだけ下になってしまいました。惜しかったです。
宇野選手もチェン選手もあれだけミスって、それでもこの点が出るんですよね。。。4回転ってやっぱりすごい。でもふたりともジャンプだけではないというところが、またすごい。宇野選手は。「コンビネーション!」と叫びながら見てしまいました。着氷がうまく行かなかったらふたつ目は付けられませんね。
転倒しなかったのはヴォロノフ選手だけです!ほぼパーフェクト、すごいなあ。ベテランの味のある滑り、これだけ好調を保つのって、すごいことだと思います。ロシア選手権もこの調子で、オリンピックまで突っ走ってほしいです。
コリャダ選手は、ミスもあったけれど後半頑張りを見せて、どうにかまとめた感じ。GPFのメダル、すごく嬉しそう。
リッポン選手とブラウン選手も完璧ではありませんでしたが、個性あるステキな演技でした。表現することに喜びを、滑ることに幸せを感じていることが伝わってくる演技でした。ジャンプは、どうでも良いです、ホント。
男子総合
順位 | 名前 | 国 | 総合点 | SP順位 | FS順位 |
1 | Nathan CHEN | USA | 1 | 2 | 286.51 |
2 | Shoma UNO | JPN | 2 | 1 | 286.01 |
3 | Mikhail KOLYADA | RUS | 3 | 3 | 282.00 |
4 | Sergei VORONOV | RUS | 5 | 4 | 266.59 |
5 | Adam RIPPON | USA | 6 | 5 | 254.33 |
6 | Jason BROWN | USA | 4 | 6 | 253.81 |
フィギュアスケートグランプリファイナル ジュニア 男子FS&ペア
ジュニア男子FS
名前 | 国 | FS得点 | 技術点 | 演技構成点 | |
1 | Alexei KRASNOZHON | USA | 155.02 | 82.88 | 72.14 |
2 | Camden PULKINEN | USA | 146.20 | 75.48 | 70.72 |
3 | Mitsuki SUMOTO | JPN | 137.35 | 67.69 | 70.66 |
4 | Makar IGNATOV | RUS | 136.21 | 70.13 | 67.08 |
5 | Alexey EROKHOV | RUS | 128.65 | 65.43 | 65.22 |
6 | Andrew TORGASHEV | USA | 95.76 | 38.76 | 60.00 |
やっぱりクラスノジョン選手が強かったですね。ミスもありましたが、頑張りました。今季のGPFはシニアもジュニアも、男子優勝はアメリカ選手ですね。ちょっと意外な気も。
須本選手は3位の銅メダルを獲得しました。最初から体が重い感じだったのは緊張からでしょうか。ミスも多くてハラハラしましたが、最後まで頑張りました。3Aが決まらなかったのが、ちょっと悔しいかも。コーチがすごく嬉しそう。
ジュニア男子総合
順位 | 名前 | 国 | 総合点 | SP順位 | FS順位 |
1 | Alexei KRASNOZHON | USA | 1 | 1 | 236.35 |
2 | Camden PULKINEN | USA | 5 | 2 | 217.10 |
3 | Mitsuki SUMOTO | JPN | 3 | 3 | 214.45 |
4 | Makar IGNATOV | RUS | 4 | 4 | 211.99 |
5 | Alexey EROKHOV | RUS | 2 | 5 | 207.04 |
6 | Andrew TORGASHEV | USA | 6 | 6 | 160.49 |
ジュニアペア総合
順位 | 名前 | 国 | 総合点 | SP順位 | FS順位 |
1 | Ekaterina ALEXANDROVSKAYAHarley WINDSOR | AUS | 2 | 1 | 173.85 |
2 | Apollinariia PANFILOVADmitry RYLOV | RUS | 1 | 3 | 173.01 |
3 | Daria PAVLIUCHENKODenis KHODYKIN | RUS | 3 | 2 | 172.94 |
4 | Yumeng GAOZhong XIE | CHN | 4 | 4 | 165.03 |
5 | Aleksandra BOIKOVADmitrii KOZLOVSKII | RUS | 6 | 5 | 160.8 |
6 | Anastasia POLUIANOVADmitry SOPOT | RUS | 5 | 6 | 160.47 |
Grand Prix Final 2017 Senior and Junior results
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