GPS2戦目のスケートカナダ、男子のSPは宇野昌磨選手の圧勝となりました。2本の4回転と3Aをきっちり決めて、もちろんジャンプだけじゃない素晴らしい演技でした。
フィギュアスケートグランプリシリーズ2017第2戦 スケートカナダ 男子SP 宇野1位、チャン2位!
順位 | 名前 | 国 | SP得点 | 技術点 | 演技構成点 |
1 | Shoma UNO | JPN | 103.62 | 57.12 | 46.50 |
2 | Patrick CHAN | CAN | 94.43 | 48.01 | 46.42 |
3 | Jason BROWN | USA | 90.71 | 45.64 | 45.07 |
4 | Alexander SAMARIN | RUS | 84.02 | 46.40 | 37.62 |
5 | Keegan MESSING | CAN | 82.17 | 45.75 | 37.42 |
6 | Jorik HENDRICKX | BEL | 82.08 | 41.89 | 40.19 |
7 | Michal BREZINA | CZE | 80.34 | 42.09 | 38.25 |
8 | Takahito MURA | JPN | 74.82 | 38.35 | 36.47 |
9 | Nicolas NADEAU | CAN | 74.23 | 38.48 | 36.75 |
10 | Paul FENTZ | GER | 68.48 | 34.91 | 34.57 |
11 | Jun Hwan CHA | KOR | 68.46 | 31.78 | 36.68 |
12 | Brendan KERRY | AUS | 63.19 | 31.20 | 33.99 |
カナダのキーガン・メッシング選手は、おお!なかなかすごいと思っていたら、イーグルかな、こけてしまいましたよ。SP5位。
同じくカナダのナドゥ選手。身体が大きいから、やや大味な感じ。9位。
ドイツのパウル・フェンツ選手。何かちょっと変わった感じの選手ですね。足さばきが軽快。まあまあの出来だったかな。10位。
注目の韓国のジュンファン・チャ選手。動きっぱなしのプログラム、たいへん。ケガはもう大丈夫なのかな。これからどんどん伸びてきそうですね。甘いマスクでファンもどんどん増えて行きそうです。あら、点数伸びなかった・・・4Sはダウングレード、3Aは回転不足。音楽が合わないような気がするんだけれど・・・11位。
オーストラリアのブランダン・ケリー選手。あ~、転倒。4回転2回の攻めの構成だったけれど、ミスが多くて残念。端正なスケートという印象です。12位かあ、FS頑張って。
さて無良崇人選手。打楽器だけの見せ場のステップ、男っぽくてカッコよかったけど、4Tが・・・SPは8位。FSで挽回してほしいです。
チェコのミハル・プレジナ選手、ちょんまげを結ってきました。久々に見た「良いミハル」でした~。良かった~!SP7位。
ベルギーのヨリク・ヘンドリクス選手。難しいプログラムです、見ごたえがあります。優雅に力強く、良かったです!SP6位。
ロシアのアレクサンダー・サマリン選手。この衣装はロボットとか、そういうのイメージしてるのかな。2回の4回転と3Aを成功させました。しかもひとつは4Lz!SP4位に付けました。
アメリカのジェイソン・ブラウン選手、やっぱり良いわ!これだけ踊れて、魅せる!4回転がなくても、これだけできるんだぞ、の演技でSP3位です。
カナダのパトリック・チャン選手。やっぱりステキなスケート。ジャンプがちょっと。最終的にはSPにも4回転を2回入れるのかな。今回は1回。でも今の時期はこんなものかも。SP2位。
日本の宇野昌磨選手。ストリームが途中止まって、3Aがどうだったのか見ていないのですが、点数から見るときれいに決まったのかな。コンビネーションの2本目が2Tになってしまったけれど、すばらしい出来。音の捉え方もすばらしく、動きがすべて音にぴったりはまっている感じ。PCSもパトリック・チャン選手よりも高いです。すごいわ。当然の100点越え!当然のSP1位!
というわけで、余裕で宇野昌磨選手がSP首位に立ちました。まったくすごい人です。
上位3人とその下では、少し差がある感じがしますね。若いサマリン選手あたりがいきなり覚醒して、すんごいFSを見せてくれる、なんていうことはないかしら。
ISU GP Skate Canada International 2017
********