いよいよグランプリシリーズが始まって、もう2戦目。
今季は(も)男子も女子も激戦の日本。GPSでもすでに日本選手が大活躍していますね!
2023GPS第2戦スケートカナダ 女子
スケートカナダ2023女子 坂本花織 余裕の金!
順位 | 名前 | 国 | 総合点 | SP順位 | FS順位 |
1 | Kaori SAKAMOTO | JPN | 226.13 | 1 | 1 |
2 | Chaeyeon KIM | KOR | 201.15 | 2 | 4 |
3 | Rino MATSUIKE | JPN | 198.62 | 3 | 3 |
4 | Madeline SCHIZAS | CAN | 189.91 | 8 | 2 |
5 | Lindsay THORNGREN | USA | 189.52 | 5 | 5 |
6 | Rinka WATANABE | JPN | 182.08 | 7 | 6 |
7 | Audrey SHIN | USA | 177.14 | 4 | 9 |
8 | Starr ANDREWS | USA | 174.82 | 6 | 8 |
9 | Lara Naki GUTMANN | ITA | 165.73 | 11 | 7 |
10 | Kaiya RUITER | CAN | 155.44 | 9 | 11 |
11 | Sara-Maude DUPUIS | CAN | 151.95 | 10 | 10 |
12 | Mae Berenice MEITE | FRA | 121.13 | 12 | 12 |
金を取った坂本花織選手は、余裕の演技でした。貫禄!とはいえ、SPでのコンビネーションで一瞬ひやっとしたように、このような演技の裏には大変な努力とプレッシャーがあるのだろうなと思います。それにしてもキス&クライでの明るいかおちゃん。みんなに愛される所以ですね。
銀メダルの韓国のキム・チェヨン選手は、先シーズン世界選手権で6位の選手。韓国女子もどんどん強い選手が出てきて大変ですね。まだ少しジュニアっぽいかなというところもあるけれど、どのエレメンツも完成度は高いです。
銅メダルに松生理乃選手が入りました。おめでとう!SP、FSともジャンプの回転不足をいくつか取られてしまいましたが、とにかく柔らかい流れるような演技。見ている人を幸せにする系のスケーターですね。
渡辺倫果選手は、ジャンプの調子が良くないのかな、3Aを入れませんでした。FSではルッツがシングルになってしまったのが痛かったです。いつものエネルギーみたいなものが少し弱かった感じがします。
スターちゃんは難しい時期なのかな。ジャンプに苦労している感じ。ジャンプに入る前の構えが大きくて、身体に負担がかかりそうで心配。
マエちゃん、頑張ってるな~。SPのメッセージ性の高いプログラムはどうなんだろう・・・
2023GPS第2戦スケートカナダ 男子
スケートカナダ2023男子 山本草太GPS初制覇!
順位 | 名前 | 国 | 総合点 | SP順位 | FS順位 |
1 | Sota YAMAMOTO | JPN | 258.42 | 1 | 3 |
2 | Kao MIURA | JPN | 257.89 | 4 | 1 |
3 | Matteo RIZZO | ITA | 246.01 | 8 | 2 |
4 | Kazuki TOMONO | JPN | 245.12 | 3 | 4 |
5 | Mikhail SHAIDOROV | KAZ | 241.65 | 5 | 5 |
6 | Mark GORODNITSKY | ISR | 225.35 | 11 | 6 |
7 | Wesley CHIU | CAN | 221.54 | 7 | 8 |
8 | Liam KAPEIKIS | USA | 220.15 | 10 | 7 |
9 | Junhwan CHA | KOR | 216.61 | 2 | 11 |
10 | Conrad ORZEL | CAN | 213.12 | 6 | 10 |
11 | Mihhail SELEVKO | EST | 210.78 | 12 | 9 |
12 | Aleksa RAKIC | CAN | 189.38 | 9 | 12 |
山本草太選手がGPS初優勝です!ここまで本当によくぞ頑張って・・・と、どうしても怪我での苦難の時期を思い返してしまう。贅沢を言えば、ここにもうちょっと色気が欲しい。モロゾフあたりに頼んでみたらと妄想してしまいました。山本選手だけではないですが、激戦の日本男子に必要なのは、実は「安定」だったりするかもしれないなあ。
銀メダルに輝いたのは三浦佳生選手。FSは1位でした。単独3A以外はほぼ完璧。絶対負けられないという闘志が伝わってくる演技でした。
3位はマッテオ選手。おおお、すばらしい!最後の3A以外はほぼノーミス。ヨーロッパの選手が活躍するのは、やっぱり嬉しい。
友野選手は残念ながらメダルを逃してしまいました。ジャンプが安定しないと得点を稼ぐのは難しいです。FSはスケーティングのうまさを生かしたプログラムですが、やっぱり会場を巻き込むようなアップテンポの曲のほうが良いのかなと思ったり。難しいですね。
ジュンファン・チャ選手。う~、どうしたFS・・・あれだけ立て続けにジャンプを失敗すると、次跳ぶの怖いだろうなとハラハラして見てました。コーチ変更の影響もあるのかなあ。SPの後はメダル確実だと思っていたのに。ハラハラしすぎて、今回のプログラムが良いかどうか全然印象にない(先シーズンのプログラムが好きだったので)。