さてさて、始まりました!アイスダンス!
今回は5組が出場。
今までとは注目度が違います。それについてはいろいろ感じ方があるとは思いますがとりあえず、注目されるのは嬉しい、ということで!
アイスダンスはルールが良くわからないという方は、こちらで簡単に解説しています。
全日本選手権2020リズムダンス チームココ1位、かなだい2位!
全日本選手権2020リズムダンス 結果
順位 | 名前 | 所属 | RD | 技術展 | 演技構成点 |
1 | 小松原 美里 小松原 尊 | 倉敷FSC 倉敷FSC | 71.74 | 41.46 | 30.28 |
2 | 村元 哉中 髙橋 大輔 | 関西大学KFSC 関西大学KFSC | 67.83 | 38.51 | 29.32 |
3 | 深瀬 理香子 張 睿中 オリバー | 大東文化大学 カナダ | 62.02 | 35.98 | 26.04 |
4 | 平山 姫里有 立野 在 | 倉敷FSC 倉敷FSC | 56.61 | 33.65 | 22.96 |
5 | 矢島 榛乃 池田 喜充 | ムサシノFSクラブ 日本大学 | 47.89 | 27.25 | 20.64 |
全日本選手権2020リズムダンス 感想
RD1位はやはり、小松原組でした。
貫禄十分、楽しそうに踊っているのは、それだけ練習と経験の裏付けがあるからだなあ。こういうのってどんなに上手でも、ある程度の時間がないと生まれない。
プロトコルを見て、オオすごい、と思ったのは課題のフィンステップ(1FS4+kpYYYY)。これって以前は独立していたくらいアイスダンスでは重要な要素です。ここでレベル4を取って、キーポイントで全部Yをもらってる!
2位になったのは、村元哉中/高橋大輔組です。NHK杯の時とは別人になっていましたね。いえ、黄色がパンツじゃなくシャツになっていたから、というのではなく(わたしはこちらの方が良いと思う)。
NHK杯の時には、とにかく慎重に丁寧に滑っていてスピードも控え目でしたが、今日はかなり思い切って滑っている感じでした。
所々に「おお、高橋大輔だわ」というところがあって、それは悪いことじゃないし、カップルに色を付けて行くという工程であるなら良いけれど、あまり強く出るとアイスダンスのカップルとしてのバランスが崩れるかもしれないなと思いました(とくにRDでは)。
チームココがすごいと思ったフィンステップで、かなだいは1FS1+kpYNNN、レベルが1でキーポイントの評価もYがひとつだけ。このへんが長く続けているチームとの差が出やすいところなのかもと思ったり。
練習で村元選手がけがをしたということでしたが、全然感じさせない演技でした。
FDがものすごく、楽しみです!
3位になったのは、深瀬理香子/張睿中オリバー組、ここまでNHK杯のRDと同じ順番ですね。
ツイズルでちょっとずれちゃって、こういうのって素人でもわかるから目立っちゃいます。でもちゃんとレベルは4を取れています。
今回もリフトの深瀬選手のまっすぐ伸びた180度の開脚をほれぼれと眺めてしまいました。
全体的にとても楽しそうで、こちらも嬉しくなる演技でした。
平山姫里有/立野在組は、カップルとしての相性が良いなと思いました。
立野選手のリードが何と言ってもかっこいい!平山選手は華やかだし、王子様タイプの立野選手にぴったりです。
立野選手の肩が心配になりますが、出来るだけ長く続けて、進化して行ってほしいなと思いました。
矢島榛乃/池田喜充組も頑張りました!
矢島選手の衣装がアンナちゃん(カッペリーニ)みたいでかわいい!
最後のポーズはもう少し長くキープした方が良いと思いました。FDもがんばって!
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第89回全日本フィギュアスケート選手権大会 リズムダンスプロトコル