全日本選手権2020男子SP 羽生1位、鍵山2位、宇野3位!
全日本選手権2020男子SP 結果
順位 | 名前 | 所属 | SP点 | 技術点 | 演技構成点 |
1 | 羽生 結弦 | ANA | 103.53 | 56.21 | 47.32 |
2 | 鍵山 優真 | 星槎国際横浜 | 98.60 | 56.04 | 42.56 |
3 | 宇野 昌磨 | トヨタ自動車 | 94.22 | 49.08 | 46.14 |
4 | 田中 刑事 | 倉敷FSC | 83.61 | 42.90 | 40.71 |
5 | 佐藤 駿 | フジ・コーポレーション | 83.31 | 46.34 | 36.97 |
6 | 山本 草太 | 中京大学 | 82.60 | 45.03 | 37.57 |
7 | 友野 一希 | 同志社大学 | 81.72 | 43.78 | 38.94 |
8 | 三宅 星南 | 関西大学 | 79.09 | 42.41 | 36.68 |
9 | 島田 高志郎 | 木下グループ | 71.88 | 35.64 | 37.24 |
10 | 櫛田 一樹 | 関西学院大学 | 71.23 | 37.37 | 33.86 |
11 | 日野 龍樹 | 中京大学 | 69.79 | 36.25 | 33.54 |
12 | 本田 太一 | 関西大学 | 67.86 | 36.07 | 31.79 |
13 | 三浦 佳生 | KOSE新横浜プリンスFSC | 67.61 | 36.46 | 33.15 |
14 | 本田 ルーカス剛史 | 木下アカデミー | 67.52 | 33.70 | 34.82 |
15 | 須本 光希 | 関西大学 | 67.15 | 32.69 | 35.46 |
16 | 中野 紘輔 | 飯塚フィギュアクラブ | 66.47 | 36.22 | 30.25 |
17 | 森口 澄士 | 木下アカデミー | 66.18 | 34.39 | 31.79 |
18 | 中村 俊介 | 木下アカデミー | 63.97 | 34.26 | 30.71 |
19 | 小林 諒真 | 法政大学 | 63.91 | 33.67 | 30.24 |
20 | 長谷川 一輝 | 東京理科大学 | 63.59 | 32.74 | 30.85 |
21 | 大島 光翔 | 埼玉アイスアリーナFC | 62.34 | 30.52 | 31.82 |
22 | 木科 雄登 | 関西大学 | 61.38 | 28.51 | 33.87 |
23 | 小林 建斗 | 法政大学 | 60.88 | 29.67 | 32.21 |
24 | 國方 勇樹 | 日本大学 | 60.08 | 30.29 | 29.79 |
25 | 杉山 匠海 | 就実学園 | 59.22 | 30.66 | 28.56 |
26 | 山隈 太一朗 | 明治大学 | 57.51 | 25.86 | 33.65 |
27 | 山田 耕新 | SMBC | 56.56 | 27.85 | 28.71 |
28 | 唐川 常人 | 日本大学 | 54.51 | 25.49 | 29.02 |
29 | 石塚 玲雄 | 早稲田大学 | 50.29 | 22.47 | 28.82 |
30 | 古家 龍磨 | 九州工業大学 | 47.09 | 21.88 | 26.21 |
全日本選手権2020男子SP 感想
やっぱり強かった羽生結弦選手。有言実行。
スピンのノーカウント、あれはツイズルからスピンにカウントされてしまったからなのかな?ジャンプは4S、4T+3T、3A、どれもバリバリ加点が付いているけれど、3A以外はちょっと詰まった感じがしました。いえ、すごいんですけどね。
すごくいろいろ山盛りの振り付けですが、まだこなれていない感じがします。まあ当然ですね、なにしろこれが今季の初戦なわけで、それを考えると、やっぱりすごい!
観客のほとんどがゆづファンだったのではないかと思うくらいの客席でした。
SP2位になったのは、鍵山優真選手。やっぱり強かった。
何しろこの安定感、この柔らかい膝。個人的にこのSPは大好物です。特に3Aの後のほとんどリズムだけで滑るパートが、音にぴったりはまって素晴らしい。
3位は、宇野昌磨選手。冒頭の4Fを見事に跳んで、おお~っとなったところで、コンポの4Tで転倒。う~ん、惜しい。このSPも好物です。宇野選手も音をとらえるのがうまい。
この上位3人が表彰台候補ですね。10点くらいの差は、ジャンプひとつでひっくり返ってしまうことがあるから、まだまだ分からないとは言え、やっぱり4位以下とは差があるような気がします。
その4位になったのは田中刑事選手。4回転なしで、手堅くまとめた感じ。SPでミスしない構成にするのは、賢い選択。
5位の佐藤駿選手は、ちょっと難しい時期に入っちゃったかな。コンポの3Lz+3Tは、もしかして4Lzのつもりだった?急に大人っぽくなったので、難しいところもあるのかもしれません。
6位の山本草太選手は闘志がメラメラ見えるような演技でした。目つきが・・・!NHK杯は悔しかったもんね。完璧な演技ではなかったけれど、青いロシアベストが光によって輝いて、戻ってきて良かった本当に、と感慨にふけってしまいました。
9位の島田高志郎選手。見るたびに背が伸びて、腕と脚も伸びている感じがします。それをちょっと持て余しているような感じもするのですが、コーチ譲りの身体の動かし方がだんだん板についてきました。ジャンプは慎重になり過ぎたのかも。
12位の本田太一選手。これが現役最後の全日本。出来の良い妹たちが目立って、お兄ちゃんはいろいろとプレッシャーがあったのではないかと思います。今日のSPはパーフェクトの演技で、演技終了後はガッツポーズ。FSは楽しんで滑ってほしいです
毎回いろいろなドラマのある全日本です。
FSに進めなかった選手のみんなも、頑張ったよ~!