フィギュアスケート グランプリファイナル2018 紀平梨花優勝!ザギトワ2位!

手に汗握る熱戦になりました。

ザギトワ選手を越える選手が出てくるか?というのも注目点のひとつになりました。

日本選手3人とロシア選手3人の戦い、表彰台の一番高いところに立ったのは紀平梨花選手です!いやはや、すごすぎ!

スポンサーリンク

GPF2018 ザギトワ選手を抑えて紀平梨花選手が優勝!

先シーズンからザギトワ選手のひとり勝ちが続いてきましたが、そうはいかなくなってきました。

紀平梨花選手の快進撃がすごすぎ!GPF2018では、SPとFS両方1位で完全優勝です。2004年のGPFの浅田真央さんを思い出してしまいます。「あ、勝っちゃった」みたいな。

SP

順位名前SP得点技術点演技構成点
1Rika KIHIRA JPN82.5147.3635.15
2Alina ZAGITOVA RUS77.9342.1035.83
3Elizaveta TUKTAMYSHEVA RUS70.6538.2532.40
4Kaori SAKAMOTO JPN70.2337.2333.00
5Sofia SAMODUROVA RUS68.2437.1231.12
6Satoko MIYAHARA JPN67.5232.5834.94

FS

順位名前FS得点技術点演技構成点
1Rika KIHIRA JPN150.6178.2172.40
2Alina ZAGITOVA RUS148.6075.9072.70
3Elizaveta TUKTAMYSHEVA RUS144.6778.0666.61
4Kaori SAKAMOTO JPN141.4574.4568.00
5Sofia SAMODUROVA RUS136.0972.8263.27
6Satoko MIYAHARA JPN133.7964.2369.56

とにかくSPからすごかった紀平選手。3Aを跳ぶのもさることながら、とにかくすべてのエレメンツの加点のすごいことすごいこと。なんかもう「すごい」って言葉しか出てこないという。。。

スポンサーリンク

SPはパーフェクトな出来で、は~すばらしい、と見とれているうちに終わってしまいました。短く感じるのは、プログラムが面白い証拠です。

フリーは冒頭の3Aが回転が足りなくてダウングレード、それなのにそれを引きずることなく2回目の3Aをしっかり成功させるメンタルの強さ。SPに比べると少し緊張しているような気がしたのですが、崩れることなくバリバリGOEを稼ぎながら最後まで滑り切りました。

先シーズンまでは多少精神的に弱いかも、というところも見えましたが、今季はその点でもすっかり強くなったようです。こうした大きな大会での成功は、更に紀平選手を強くしていくような気がします。すでにオーラもまとっている気がする紀平選手、今季のこれからの試合でも目が離せません。

アリーナ・ザギトワ選手はSP、FS、総合も2位。これはかなりショックなのではないかと思います。自分の後輩たちが追いかけてくるのは脅威に思っていたかもしれないけれど、現在のロシア以外の選手のことはそんなに思っていなかったかもしれません。

FSの後の会見でも言っていたようですが、先シーズンは滑っているだけで良かったけれど、今シーズンは期待もプレッシャーもある状態です。大変だろうなあ。。。ロシアの中でももちろん自分のチームの中でさえ厳しい競争にあるという状態は、少し気の毒になってしまう位です。

相変わらずの忙しいプログラムです。悪く言えば、点が取れるところは余すことなく取るという感じ。一時期気にならなくなったスケートのカシャカシャした感じが、最近戻ってきてしまったような気がして、それが焦りのようにも感じています。

PCSはSPもFSも一番高いのですが、紀平選手とほとんど差がありません。

3位にトゥクタミシェワ選手。技術点は高いのですが、PCSがあまり出ないんですよね。特に要素のつなぎの点数が弱いです。勢いがあるし見ていて楽しいのですが、やはりジャンプに注力している感じがしてしまうのは、こういうところなのかもしれません。

3Aはこの大会、ちょっと不調でした。残念。

でもトゥクタミシェワ選手の復活は、嬉しいです。選手生命が短いと言われている女子のフィギュアスケートで、長く活躍している選手がいるのは素晴らしいこと!

坂本花織選手は、4位でした。SPはほぼパーフェクト、FSは2A+3T+2Tの転倒以外パーフェクトでした。でも今の女子は、ちょっとしたミスが命取りです。

PCSも伸びてきています。スケーティングがきれいになりましたよね。

サモデュロワ選手は、SPもFSもパーフェクトで素晴らしかったです。が、他の選手がすごすぎて。。。

宮原知子選手は試練の時かなと思います。回転不足については、今季とても厳しくなっていますが、特に宮原選手については「絶対見逃さないぞ」という感じがしています。

ジャンプの改善をしているということで、ある程度うまく行かないことがあっても仕方がないのかもしれませんが、辛いですね・・・

スピンの美しさ、まるで音楽を奏でているような身体の動き、ほんとうに素晴らしいのだけれど。がんばれ、さっとん!

順位名前総合得点SP順位FS順位
1Rika KIHIRAJPN233.1211
2Alina ZAGITOVARUS226.5322
3Elizaveta TUKTAMYSHEVARUS215.3233
4Kaori SAKAMOTOJPN211.6844
5Sofia SAMODUROVARUS204.3355
6Satoko MIYAHARAJPN201.3166

ISU Grand Prix of Figure Skating Final 2018 results

********

スポンサーリンク
This site uses cookies. Find out more about this site’s cookies.