年末に向けて、各国でナショナル大会が開かれる年末、残念なニュースが3つ。
国内での競争が厳しい国では、ナショナル選手権に出られないと、シーズン後半の大きな国際戦の選考にも響くので気になるところですね。
羽生結弦の3季連続全日本選手権欠場
やっぱり、という気がしますが、羽生結弦選手の足のけがの回復が思わしくなく、全日本選手権2018の欠場が発表されました。
2016年、2017年に続き3年連続の欠場となるので、あまり良く思わない人がいるのもわかりますが、ケガですから仕方ありません。
羽生結弦選手の場合には、何しろ2連続五輪王者ですので、世界選手権出場は間違いがないと思います。羽生選手に使わないなら、「特例」は何のため?という感じですね。
今度の全日本選手権には、高橋大輔選手も出場するので、どんな熱戦が繰り広げられるか楽しみなだけに残念です。
とにかく無理はしないで、世界選手権までには回復することを祈ります。
エリザベータ・トゥクタミシェワ選手がロシア選手権欠場
トゥクタミシェワ選手は、何と肺炎にかかってしまって2週間入院だということです。
グランプリシリーズ、グランプリファイナルと今季は絶好調。グランプリファイナルでは3位表彰台に上がりました。
若い子が活躍するロシアでは、かなりのベテランですが、まだ21歳(12/17で22歳)です。
ロシアは国内の争いが厳しい(日本もですが)。それだけにロシア選手権(全日本選手権に相当)はとても大切な大会なんですね。GPFで3位ですから、ロシア選手権で上位に入れば、ヨーロッパ選手権ー>世界選手権という流れになるところだと思うのですが、ロシア選手権に出られないとなるとどうなのかな、とちょっと心配です。
GPF3位というだけで、ロシア選手権に出場しなくても選出されるのかどうか・・・
ロシア女子のシニア選手で上位に行きそうなのは、もちろん筆頭はザギトワ選手ですね。ヨーロッパ選手権出場も、たぶん確実なところだと思います。
メドヴェデワ選手がどうかな、というところですね。少し前だったら、そりゃ確実にロシアの1,2はザギトワ選手とメドヴェデワ選手と言ったところでしたが、GPSでの不安定な演技を見た後では。。。
グランプリファイナル2018に出場したサモデュロワ選手は安定した滑りを見せていますが、大きな大会で上位に行くには少し物足りないかも。
そこに行くと今季のトゥクタミシェワ選手は安定しているし、3Aが決まれば強いです。
ロシア選手権の結果次第となりますが、トゥクタミシェワ選手がヨーロッパ選手権代表に選ばれる確率はかなり高いのではないかと思っています。
カロリーナ・コストナーがケガをして松葉杖
何と階段から落ちてしまったのだとか。イタリア選手権は、確か今開催中なのではないかと思います。
GPSを全休したコストナー選手なので、もともとイタリア選手権に出場する予定だったのかどうかわかりませんが、引退をしていないのでヨーロッパ選手権と世界選手権は狙っているのではないかと思います。
ケガの程度がどれくらいなのかわかりませんが、早く回復して大人な優雅な滑りをまた見せて欲しいなと思います。
選手のみなさ~ん!ケガや病気には気を付けてね~!