平昌オリンピックのフィギュアスケート団体戦が終わりました。まあ、予想通りの結果です。メダルを取った3ヶ国が、やっぱり強いです。
日本は5位と大健闘!カップル競技の強化が必要というけれど、それにはコーチも環境も揃わないといけないわけで。現状でこの結果は、思っていたよりずっと良かったのではないでしょうか。
最終結果
順位 | 国 | ポイント | 男子SP | 男子FS | 女子SP | 女子FS | ペアSP | ペアFS | ダンスSD | ダンスFD |
1 | カナダ | 73 | 8 | 10 | 8 | 8 | 9 | 10 | 10 | 10 |
2 | ロシア(OAR) | 66 | 3 | 9 | 10 | 10 | 10 | 8 | 8 | 8 |
3 | アメリカ | 62 | 7 | 8 | 6 | 9 | 7 | 7 | 9 | 9 |
4 | イタリア | 56 | 6 | 7 | 9 | 7 | 4 | 9 | 7 | 7 |
5 | 日本 | 50 | 10 | 6 | 7 | 6 | 3 | 6 | 6 | 6 |
平昌五輪 フィギュアスケート 団体 男子FS Pチャン1位!
名前 | 国 | FS得点 | 技術点 | 演技構成点 | |
1 | CHAN Patrick | CAN | 179.75 | 87.67 | 93.08 |
2 | KOLYADA Mikhail | OAR | 173.57 | 88.35 | 86.22 |
3 | RIPPON Adam | USA | 172.98 | 86.2 | 86.78 |
4 | RIZZO Matteo | ITA | 156.11 | 78.77 | 77.34 |
5 | TANAKA Keiji | JPN | 148.36 | 72.02 | 77.34 |
パトリック・チャン選手が1位!4Tが2回決まったのが大きかったです。3Aは・・・でもやっぱりそれより、チャン選手のスケーティング!伸びる、伸びる。そして念願の金メダル。自分がFSで1位になってチームで取った金メダル!おめでとう!
2位にコリャダ選手。SPから立て直した演技。ミスはあったけれど、いろいろ厳しいことも言われていたので心配しましたが、頑張りました。しかも4Lzをまた跳ぶという根性(失敗したけれど)。アスリートだなあ。
3位はアダム・リッポン選手。うつくし~!前半はちょっと緊張していたかなと思いますが、滑っているうちに五輪で滑る喜びがあふれて、こちらに伝わってきました。良かった~!念願のオリンピック、そしてメダルまでついて来た!おめでとう!
4位はリッツォ選手。良かったです。イタリア選手は、みんな楽しそう。応援席も楽しそう。
5位は田中刑事選手。う~ん、やっぱり緊張するよね。そりゃそうだ。4Sに2回挑戦するも、両方ともダブルになってしまいました。それからも立て直そうとしたけれど・・・でも、個人戦に向けて良い経験になったと思います。
平昌五輪 フィギュアスケート 団体 女子FS 長洲未来3A成功!ザギトワ1位!
名前 | 国 | FS得点 | 技術点 | 演技構成点 | |
1 | ZAGITOVA Alina | OAR | 158.08 | 83.06 | 75.02 |
2 | NAGASU Mirai | USA | 137.53 | 73.38 | 64.15 |
3 | DALEMAN Gabrielle | CAN | 137.14 | 68.86 | 68.28 |
4 | KOSTNER Carolina | ITA | 134.00 | 59.73 | 74.27 |
5 | SAKAMOTO Kaori | JPN | 131.91 | 65.51 | 66.40 |
1位になったのはダントツの強さ、ザギトワ選手。まあ予想通りですが。まったくすごいのひと言。ジャンプ後半固め打ち戦法。体力的にも大変だけれど、失敗した時のリカバリーが難しい。余程自信がないとできないことですよね。いつになく顔がこわばっていてかなりの緊張がわかりましたが、それをコントロールする強さがまたすごい。
2位は長洲未来選手。すごい~!3Aすごくきれいだった~!パーフェクト!戦友のリッポン選手の目に涙、私ももらい泣き。良かった~。この4年は長かったと思います。よく頑張ってきたな。。。おめでとう!
3位はガブリエル・デールマン選手。今季ちょっと調子を崩していましたが、今回すばらしい滑りを見せてくれました。ジャンプの幅がすんごい。
4位はカロリーナ・コストナー選手。ちょっとジャンプの調子が悪かったですが、思ったよりも良い点数でした。やっぱりあの黄緑色の衣装はやめたのね。
坂本花織選手は勢いで行っちゃうんじゃないかと思っていましたが、緊張しちゃったみたいですね。最初のジャンプの失敗をひきずって、最後まで修正できないまま。坂本選手らしからぬジャンプが続いてしまいました。緊張は団体戦に置いてって、個人戦では集中して滑れますように。
平昌五輪 フィギュアスケート 団体 アイスダンスFD
名前 | 国 | FD得点 | 技術点 | 演技構成点 | |
1 | VIRTUE Tessa / MOIR Scott | CAN | 118.10 | 59.25 | 58.85 |
2 | SHIBUTANI Maia / SHIBUTANI Alex | USA | 112.01 | 56.41 | 55.60 |
3 | BOBROVA Ekaterina / SOLOVIEV Dmitri | OAR | 110.43 | 54.72 | 55.71 |
4 | CAPPELLINI Anna / LANOTTE Luca | ITA | 107.00 | 52.70 | 54.30 |
5 | MURAMOTO Kana / REED Chris | JPN | 87.88 | 44.69 | 44.19 |
上位3組は、基礎点がまったく同じ。プロトコルのGOEジャッジ欄を見ると、1位のヴァーチュ/モイア組は1がひとつだけで、2と3ばっかり。PCS欄にいくつも10.00が見える。
2位のシブタニ組も、1はまばら、2と3ばっかり。PCSは高いけれど、10.00はひとつもない。
3位のボブロワ/ソロヴィエフ組は、1が結構あるけれど、PCSはシブタニ組とあまり変わらない。
この3組は、素人目には差が良くわからないです。正直なところ。ヴァーチュ/モイア組の貫禄はすごいです。3組ともそれぞれ個性があって、楽しいですね。
村元/リード組は、残念なことにリード選手の転倒がありました。SPの時と表情が違っていて、すごく緊張していたような気がします。個人種目に向けて、すごく良い経験になったかなと思います。
Olympic Winter Games Figure skating results
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