ロシアの平昌五輪参加については、何だかすっきりしないところもあり、ちょっともやもや・・・ドーピングに対して厳しく取り締まるのは当然だし、違反している(いた)のなら参加は認めるべきではない、当然。
ところがそれが「国として」となると、面倒ですね・・・平昌五輪に関しては、ロシアの国としての参加は認めないが、個人での参加は認める、というもの。わかったようで、わからない。。。
フィギュアスケートファンとしては、ロシアの参加は単純に嬉しいのですけれど、やっぱりもやもや・・・
ロシアからの平昌五輪のフィギュアスケート参加選手
カタカナ表記するのが結構大変なので、アルファベットです。
男子
Dmitri ALIEV
Mikhail KOLYADA
女子
Evgenia MEDVEDEVA
Maria SOTSKOVA
Alina ZAGITOVA
ペア
Kristina ASTAKHOVA / Alexei ROGONOV
Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV
Natalia ZABIIAKO / Alexander ENBERT
アイスダンス
Ekaterina BOBROVA / Dmitri SOLOVIEV
Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO
当初、ペアのストルボワ/クリモフ組が選出されていましたが、ストルボワ選手についてIOCから出場許可がおりませんでした。アイスダンスもステパノワ/ブキン組のブキン選手について同じく許可がおりませんでした。しかも、理由の説明がない!いろいろと勘ぐってしまいますね。理由をちゃんと説明すべきです。
ブキン選手について、ヤグディンやタラソワ先生等がサインをした手紙をIOC会長に送付するなどの動きもあるのですが・・・
ロシアからの平昌五輪のフィギュアスケート チーム戦への参加
結局ロシアのチーム戦への参加については、どこかで議論になった様子もなく、すんなり参加チームに入っています。
アイスホッケーだって団体戦なんだから、って感じ?
国としての参加を認めないのに、国対抗のチーム戦にはOKというのもよくわからないところです。いえ、フィギュアスケートファンとしては、嬉しいのですよ、念のため。
ISUの正式文書の参加国のところには、CanadaとかJapanとかUnited States of Americaとかと書いてあるのですが、ロシアはOlympic Athlete from Russiaとなっています。う~ん、微妙・・・これに意味があるのかしらね。
Olympic Winter Games PyeongChang 2018 TEAM ENTRY LIST
平昌五輪のロシアチームユニフォームや国旗について
ロシア選手が着用するユニフォームは、こんなのになるみたいですね。国旗入れず、ロシアの文字も小さく入っているだけ。すっきりしていてステキかも。
Russia chooses neutral gray for Winter Olympians’ outfits
競技ごとのユニフォームもこれに準じるのかな。フィギュアスケートはそれぞれのコスチュームなので、関係ないですね。
ロシアの国旗は使えないので、ロシア選手が表彰台に載っても、揚がるのはオリンピックの旗になるようです。フィギュア女子はエテリコーチの写真にしちゃえば、なんていう話しも。いえ、冗談ですよ。
五輪会場に持ち込める国旗類は参加国のものだけという決まりがあるらしいので、こちらも制限されるのかと思っていたのですが、観客がロシア国旗を振って応援する分にはOKらしいです。
***
今回の五輪は、北朝鮮のこともあるし、なんだかすっきりしないですね。でも、4年に1度のお祭りですからね。
楽しみましょう!