フィギュアスケート四大陸選手権2018 男子 ボーヤンジン優勝、宇野昌磨2位、ブラウン3位！

宇野昌磨選手は、GPFに続き、またも僅差で優勝を逃してしまいました。まあどの試合も修行の場と思えば。。。大きなタイトルはもっと後で、ということで。

それにしても、見ごたえのある試合になりました。何人かの今季引退を表明している選手にとっては、最後の試合になりました（涙・・・

フィギュアスケート四大陸選手権2018　男子　ボーヤン・ジン選手完全復活！

FSの冒頭、見事な4LZを見て、ショーマチカより上に行くかも、と思った通りになりました。完全復活ですねボーヤン・ジン選手。長い間ケガに苦しんできたので、五輪の前に回復して良かったです。SPは宇野選手と僅差で2位でしたが、FSでは技術点で宇野選手を9点近く引き離して1位、優勝しました。4Lz、4S、3A+1Lo+3S、4T+2T、4T、3A、3Lz+2T、3Fでジャンプ構成がすごいですが、エレメンツも全部レベルが取れています。それにしてもビシッと決まった4Lzは、見ごたえがありますね。思わず「おおぉ～～～～～！」と叫んでしまいましたよ。ちなみに加点2.71でした。このジャンプひとつだけで13.60！このつぎはぎだらけのFS、ジン選手にぴったりで好きだわ～。

惜しくも2位の宇野昌磨選手。フリーのPCSではジン選手よりも6点以上高かったのですが、それでは追い付かない技術点でした。ジャンプにちょっと苦労していますね。いろいろできちゃうからとか、回りすぎちゃうから、というのも理由みたいで（贅沢と言うか・・・）。今回のFSはそんなことに気を取られていたのか（見ている方の私も）、いつもに比べて音楽に乗り切れていないというか、ちょっと硬いような気がしました（特に前半）。冒頭の4Loが回転不足、次の4Fが回転不足で転倒。でもそこからの追い上げがすごいです。失敗しても引きずらない。ステップがレベル3、スピンは全部レベル4です。賛否両論ある新しい衣装（私の知る範囲では前の方が良いという人が多い気が）、珍しい色なので良い気もします。実物はどういう色合いなのか、アングルや照明の加減ですごく違って見えました。この衣装は今回だけ、というのをどこかで読みました（信憑性はわかりません本人が言ったようですね）。

3位に嬉しいジェイソン・ブラウン選手。この演技が全米でできていれば。。。と言っても仕方のないことですが。4回転こそないけれど、すばらしい演技でした。美しく流れるピアノレッスン。驚いたことにISUのシニアのメダルは初めてだということ、おめでとうございます！

アーロン選手も良かったです。オペラ座の怪人になぜにこの衣装？というのにも慣れました。

ミーシャ・ジー選手。最近はほとんどミスがなくて、驚きます。毎回心のこもった丁寧な演技、うつくし～。

田中刑事選手、SPはすごく良くて3位。一歩次の段階に進んだかなと思ったのですが、FSではちょっと崩れてしまいました。でも後半に向けて勢いが増して行くという、これまでになかったパターンかも。やっぱり次の段階に進んだのね。全日本とオリンピックの間で、モチベーション的にも難しかったかもしれません。

この大会が現役最後のケヴィン・レイノルズ選手。あ～、すばらしい！最後にステキな演技ができて良かった。見られて良かった。4S2回、4T2回入れました。これからの新しい道での成功と幸福を祈ります。

無良崇人選手、う～ん。。。なかなかミスなしというのは難しいのね。男っぽくてカッコイイのだが・・・

ホックスタイン選手、愛が溢れるFSでした。これが最後の試合なのかな。この大きな大会でこの演技ができて、良かった～。

ISU Four Continents Championships 2018 results

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