オリンピック会場の紫色の装飾は、ちょっと暗い感じがするのですが、フィギュアスケートの衣装って紫に合う色が多いんですね。宮原知子選手のSPのピンクも、紫の会場にとても良く映えました。
団体2日目は、盛りだくさんで見るのが大変でした。アメリカ時間だし・・・
10ヶ国によるショートでの予選が終わって、日本は4位。見事にフリーで行われる決勝に進出しました!
2日目終わった時点での順位とポイント
順位 | 国 | ポイント | 女子SP | 男子SP | ペアSP | ペアFS | ダンスSD |
1 | カナダ | 45 | 8 | 8 | 9 | 10 | 10 |
2 | ロシア(OAR) | 39 | 10 | 3 | 10 | 8 | 8 |
3 | アメリカ | 36 | 6 | 7 | 7 | 7 | 9 |
4 | イタリア | 35 | 9 | 6 | 4 | 9 | 7 |
5 | 日本 | 32 | 7 | 10 | 3 | 6 | 6 |
6 | 中国 | FNR | 4 | 4 | 6 | 4 | |
7 | ドイツ | FNR | 3 | 2 | 8 | 3 | |
8 | イスラエル | FNR | 1 | 9 | 2 | 1 | |
9 | 韓国 | FNR | 5 | 5 | 1 | 2 | |
10 | フランス | FNR | 2 | 1 | 5 | 5 |
平昌五輪 フィギュアスケート 団体 女子SP 宮原知子4位!
名前 | 国 | SP得点 | 技術点 | 演技構成点 | |
1 | MEDVEDEVA Evgenia | OAR | 81.06 | 42.83 | 38.23 |
2 | KOSTNER Carolina | ITA | 75.10 | 36.96 | 38.14 |
3 | OSMOND Kaetlyn | CAN | 71.38 | 35.10 | 36.28 |
4 | MIYAHARA Satoko | JPN | 68.95 | 34.33 | 34.62 |
5 | TENNELL Bradie | USA | 68.94 | 38.94 | 30.00 |
6 | CHOI Dabin | KOR | 65.73 | 37.16 | 28.57 |
7 | LI Xiangning | CHN | 58.62 | 32.65 | 25.97 |
8 | SCHOTT Nicole | GER | 55.32 | 29.35 | 26.97 |
9 | MEITE Mae Berenice | FRA | 46.62 | 22.79 | 24.83 |
10 | BUCHANAN Aimee | ISR | 46.30 | 25.07 | 21.23 |
ブレディ・テネル選手は、パーフェクトな演技で5位。どのエレメンツもレベルも取れて、加点が付いています。
フランスのメイテ選手は、復活の兆しはあるもののまだジャンプが不安定。個人戦までに調整できると良いんだけれど。
韓国のダビン・チェ選手は、大声援を受けてパーフェクト。この状況でミスしないって、強いなあと思いました。
カロリーナ・コストナー選手は、さすがとしか言えない演技でした。冒頭のコンビネーションは乱れたけれど、当然スピンステップは全部レベルが取れていて・・・とか関係なく、見ていてうっとり。
宮原知子選手は、コンビネーションのふたつめの3Tが回転不足を取られるな、と思いましたが、まさかひとつ目の3Lzまでとは。。。スピンステップのレベルは全部取れているけれど、GOEはちょっとしぶい。厳しいPCS、9点台がないって。。。宮原選手もコーチたちも、得点を見て固まっていたけれど、私もモニターの前で同じでした。採点競技はこういうことがあるのは仕方ないんだけれど・・・今回の審判陣は個人戦も同じらしい。う~ん。。。回転不足の厳しい判定よりも、むしろPCSが出なかったことの方がきついかも。
ケイトリン・オズモンド選手は、大崩れはなくなりましたが、やはり安定性に欠けるかな。コンビネーションが認められたことに疑問の声もあるけれど、これは判定基準に照らし合わせてOKのようです。それより次の着氷が少し乱れた3LzのGOEが0というのが・・・!も付いているのに(私の素人目線です)。でも演技全体としては、華があるしかっこいいのよねえ。宮原選手の上に来ました(えっ!?)
メドヴェデワ選手は、もうホント、参りましたって感じでしたね。すごいわ、もう。これを見ると、欧州選手権の時は本調子じゃなかったんだな、とわかります。ひとり80点突破の1位でした。でも、すごく緊張していたみたいですね。緊張していてもこの演技ができる、っていうこともすごいです。
平昌五輪 フィギュアスケート 団体 アイスダンスSD 村元/リード組5位!
名前 | 国 | SD得点 | 技術点 | 演技構成点 | |
1 | VIRTUE Tessa / MOIR Scott | CAN | 80.51 | 41.61 | 38.90 |
2 | SHIBUTANI Maia / SHIBUTANI Alex | USA | 75.46 | 38.42 | 37.04 |
3 | BOBROVA Ekaterina / SOLOVIEV Dmitri | OAR | 74.76 | 38.11 | 36.65 |
4 | CAPPELLINI Anna / LANOTTE Luca | ITA | 72.51 | 37.31 | 36.20 |
5 | MURAMOTO Kana / REED Chris | JPN | 62.15 | 32.17 | 29.98 |
6 | LAURIAULT M / LE GAC R | FRA | 57.94 | 29.08 | 28.86 |
7 | WANG Shiyue / LIU Xinyu | CHN | 56.98 | 27.75 | 29.23 |
8 | LORENZ Kavita / POLIZOAKIS Joti | GER | 56.88 | 28.97 | 27.91 |
9 | MIN Yura / GAMELIN Alexander | KOR | 51.97 | 24.88 | 27.09 |
10 | TANKOVA Adel / ZILBERBERG Ronald | ISR | 44.61 | 22.32 | 22.29 |
楽しくて涙が出そうなくらいオリンピックを楽しんでいる村元/リード組が、会心の演技で5位。どんどん磨きがかかって良くなって行くふたりです。ダイナミックなリフトが見所ですが、ツイズルなどのユニゾンも良かったです。
1位は当然(パパダキス/シゼロン組がいないので)ヴァーチュ/モイア組でした。あまりに堂々としていて、プロダンサーのショーを見ているみたいでした。でもレベル査定がきびしかったみたいですね。
カッペリーニ/ラノッテ組は4位。アップテンポで楽しかったんだけどな。アンナちゃんのスカートのひるがえりがかわいい。
平昌五輪 フィギュアスケート 団体 ペアFS
名前 | 国 | FS得点 | 技術点 | 演技構成点 | |
1 | DUHAMEL Meagan / RADFORD Eric | CAN | 148.51 | 77.26 | 71.25 |
2 | MARCHEI Valentina / HOTAREK Ondrej | ITA | 138.44 | 72.02 | 67.42 |
3 | ZABIIAKO Natalia / ENBERT Alexander | OAR | 133.28 | 68.06 | 66.22 |
4 | SCIMECA KNIERIM A / KNIERIM C | USA | 126.56 | 64.82 | 62.74 |
5 | SUZAKI Miu / KIHARA Ryuichi | JPN | 97.67 | 49.24 | 49.43 |
須崎/木原組はSPのようには行かなくて、ちょっと残念でした。特に須崎選手の調子が悪かったみたいです。滑っている時の表情が、SPの時とはずいぶん違っていたし。個人戦は、団体SPの楽しさを思い出して滑ってくれたらと思います。それにしても、格段の進歩よ。びっくりだわ。
ドイツがフリーに進めず、ロシアもタラソワ/モロゾフ組でないとなったら、当然のように1位はドゥハメル/ラドフォード組でした。ミスもちょこちょこあったけれど、さすがベテランの滑り。最後のオリンピック、楽しんでいるかなあ。
びっくりはイタリアのマルケイ/ホタレック組ですね。何と2位です。ほぼパーフェクトの素晴らしい演技。マルケイ選手の、演技後の雄叫びが(笑。このふたりの活躍で、イタリアは3位との差が1点の4位となり、銅メダルを取る気満々になったみたいです。
Olympic Winter Games Figure skating results
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コメント
宮原選手の得点が理解できず・・・その後なんだか集中してみることが出来ませんでした・・・。
宮原選手精神状態大丈夫ですかね~><。きついだろうな~・・・。個人戦までに時間があるのはいいことだと思うけど、対策するほどの時間はないだろうし・・・。祈ることしか出来ないけど頑張って!
亜希さん、こんにちは。
そうなんですよね~。ちょっと唖然としてしまって・・・
きれいに着氷した3Loにも-3付けたジャッジがいて、たぶんこれは注意を受けたんじゃないかと思うのですが。個人戦までに気持ちを立て直してほしいですね。ホント、祈ってしまいます。