フィギュアスケートグランプリシリーズ2016第3戦カナダ大会女子宮原知子3位

週末は全然時間がなくて、スケートカナダを見る時間も、ブログをアップデートする時間もありませんでした。遅ればせながら、スケートカナダについてちょっと書いておこうと思います。

そんなわけで、結果を見てから演技を見ることになったわけですが、う～ん。。。。。これが採点競技の難しさですね。今季はそう思うことがすでに今までにもあって、ちょっと・・・

まずは女子から。

グランプリシリーズ　スケートカナダ　女子

やっぱり強いメドヴェデワ選手。失敗する気がしません。ジャンプだけではなく他のエレメンツもほぼ完璧。今の状態でメドヴェデワ選手に勝てる選手はいないのではないかと思うくらいです。まだ16歳なのに、愁いを帯びた表情、しぐさ、感情表現・・・あっぱれです。彼女のプログラムはストーリー性があって、音楽にも楽器ではない音が入っていて、SPでは彼女自身が何か言ってますね（スパシーバ？）。好き嫌いが分かれるところだと思いますが、優秀な選手がたくさんいるロシアでは、プログラムを個性的にしないと、という考えが強いように思います。

2位にケイトリン・オズモンド選手。ケガから復帰してなかなか思うように行きませんでしたが、やっと波に乗り始めた感じです。力強いけれど女性っぽく、ジャンプも決まるとキレがあって豪快。復活は嬉しいです。FSでは少しミスが目立ちましたが、これからに期待します。

3位に宮原知子選手が入りました。SPは何と5位、FSではジャンプを思いっきり跳ぶ、という意志が感じられました。フリーはほぼパーフェクト、だと思ったのですが、ステップが要素ミスで0点！これまでの2大会では問題がなかったのに、いきなりこんなことってあるんですか・・・ジャンプも高さがないのでどうしても加点が付きにくい・・・それにしてもこの演技でオズモンド選手より点数が低いのか。。。う～ん。。。

4位はトゥクタミシェワ選手、SPは復活を感じさせる演技で3位でしたが、FSでは5位。どうもプログラムが合わないんじゃないかという気がします。メリハリがないというか。得意のアクセルが1回転になってしまうなんて・・・少し体を絞った方が良いのではないかなあ。

本郷理華選手は総合6位、SPでは4位でしたが、FSで8位・・・FSではジャンプのダウングレードがふたつ、回転不足が4つ、エッジエラーがひとつ。GOEプラスは3Sのみ。点数を見てから演技を見たので、どんなひどい演技だったのだろうと思ったのですが、全然点数ほどひどくないと思いました。これはちょっとかわいそうすぎるな。イギリスのユーロスポーツの解説者も「信じられない」と言ってますね。

永井優香選手、最下位でしたがFSは7位と健闘しました。調子が出ない中、よく頑張ったと思います。ケガとかジャンプの修正とか精神的なこととか、いろいろあるようですが、美しいスケーターです（容姿だけでなく）。頑張ってほしいです。このFSで少し自信が付いたら良いですね。

長洲未来選手、どうしちゃったの・・・・・

SP結果

FS結果

総合結果

ISU GP 2016 Skate Canada International

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