フィギュアスケートグランプリ2016第1戦アメリカ大会 ペア・アイスダンス

どうしてもシングル競技に目が行きがちですが、日本のカップル競技も捨てたもんじゃありません。今回のアイスダンスの村元/リード組のフリー演技、ご覧になりましたか？素敵でした～！

テレビではペアやアイスダンスはなかなか放送してくれないので残念ですが、これから日本のカップル競技が強くなって行けば、それも徐々に改善されるんでしょうか・・・それでも今はインターネットがあるので、興味があれば見ることができる良い時代ですね。

グランプリシリーズ2016スケートアメリカ　アイスダンス

ショートではミスが出てしまって10位発進になってしまった村元哉中/クリス・リード組ですが、フリーでは力を出し切り、8位に順位を上げました。フリーはもう少し点が出ても良いくらいの演技でしたね。特にリフトが印象的でした。それにしてもリード選手の雰囲気が大人になって、姉のキャシーと組んでいた時よりも男っぽくなりましたね。それは年齢的なものではなくて、パートナーによるものなのでしょう（どちらが良いということではなく）。それにしてもこのふたり、見るたびに期待値が上がって行きます。

それにしても今季はズエワコーチをよく見かけますね。アイスダンスもそうだし、男子のチャン選手、チェン選手もだし。

朝日新聞が素敵な写真付きで、ふたりの活躍を紹介してくれています。こんな風に報道/マスコミが、もっとカップル競技を取り上げてくれたらなあ、と思います。
村元・リード組「出し切った」　ステップ・リフトに納得

1位はショートも首位だったシブタニ組でした。昨シーズンから絶好調です。静かな音楽に載せて流れる滑り、このふたりもおとなっぽくなったなあ。余程滑りがうまくないと寝てしまうプログラムです（もちろん寝ませんでしたよ）。

グランプリシリーズ2016スケートアメリカ　ペア

ペアは当然タラソワ/モロゾフ組が優勝するものだと思っていたので、ちょっと驚きました。

優勝はカナダのセーガン/ビロドー組でした。びっくり～（すみません）。ほぼノーミスの演技。SBSのジャンプで3T-2Tを決めて、どんどん良い波に乗って行った感じです。

2位のアメリカのデニー/フランツィア組は、高橋/柴田組と同じところでトレーニングをしているのですね。柴田選手がスケートアメリカを見に行って、ふたりの銀メダルに感動したことをブログに書いています。エキシビションの振り付けの手伝いをしたそうで、早くこの舞台に競技者として立って欲しいですね。あ、すみません。出場していない高橋/柴田組に話しが移ってしまいました。

銅メダルは辛うじて取れたタラソワ/モロゾフ組ですが、フリーだけだと5位でした。冒頭のツイスト(4TW!)を下りたところで転倒、それを引きずってしまった感じです（特にタラソワ選手）。ミスはシングルスでもこわいけれど、ペアのミスはかなり精神的にこたえるんだと思います。後半立て直して頑張ったんですけれど・・・

ISU GP 2016 Progressive Skate America result

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