ここ3年くらい、日本でもペアとアイスダンスで活躍するカップルが出て来て、競技人口も増えたかなと喜んでいました。
ところが、須藤澄玲/フランシス・オデ組の解散を皮切りに、バタバタと解散が続き、今回は若手の深瀬理香子/立野在組の解散が発表されました。仕方がないこととは言え、さみしいですね。。。
アイスダンスの深瀬理香子/立野在組が解散、立野選手引退
このところ深瀬/立野組に関してはあまり良いニュースがなくて、もしかしてもしかするかも・・・と悪い予感がしていたのですが。
いつの間にか、日本スケート連盟の強化選手から名前が消えていたりしたので。
立野在選手は、引退を決意したということなのですが、理由はケガなんですよね。もう、ほんと、切ないです。
立野選手のインタービューなどを見たことがある方はご存知だと思いますが、日本男子選手には(すごく)珍しく、アイスダンス・ラブが言うことににじみ出ちゃう人で、今度の決断は本当に苦しかったと思うんですよね。
あ~、もう、ほんとうにもったいないし。。。何しろ、日本のアイスダンスの新しい世代の星と期待していただけに。。。
ここまで頑張ってきたのにね・・・
深瀬理香子選手は競技を続けるそうです。新しいパートナーを探すのは、大変なことだと思います。
それにこのふたりの信頼関係って、本当に強かったと思うんですよね。特に深瀬選手は、立野選手に絶対の信頼を寄せていて「頑張ってついていきます!」って感じでしたからね。
深瀬選手にとっても、すごくショックなことだと思います。
立野選手のこれからの人生が、どうか輝かしいものでありますように。
深瀬選手が素敵なパートナーに巡り合えますように。
日本のペアとアイスダンスはどうなって行くんだろう・・・
フィギュアスケートはお金もかかるし、ケガの問題もあるし、続けていくのは大変だけれど、カップル競技はそれに加えて相性だとか、コーチや練習の場所不足だとか、とにかくとにかく大変!
日本のフィギュアスケートのカップル競技を盛り上げるためには、とにかく強い選手が出てくるのが一番良いわけなのですが。。。う~ん、難しいですね。
現在、日本スケート連盟のカップル競技の強化選手は下記の通りです。
ペア
強化選手A
須崎海羽/木原龍一組
三浦璃来/市橋翔哉組
アイスダンス
強化選手A
小松原美里/ティム・コレト組
こ・これだけ・・・さみしい・・・
あんまりさみしいので、ちょっとだけ明るいニュース。
この週末行われている、全日本ノービス選手権にはアイスダンスチームが7組出場しています。
ペアはゼロだけど・・・
東日本/西日本選手権には、ジュニアペアに三浦/市橋組がエントリー、ジュニアアイスダンスに1組、アイスダンスに2組がエントリーされています。
地方戦免除は、ペアの須崎/木原組とアイスダンスの小松原/コレト組。
やっぱりさみしくなってしまった・・・
ペアは世界的に見ても、競技人口が少なくなって来ているようで危惧しています。それだけ難しい競技なのだということなのだと思います。
みんなケガしないように、頑張ってください!