摂食障害やうつ病で長い間競技生活から離れている、アメリカのグレイシー・ゴールドが、アリゾナ州にある Ice Den Scottsdale にコーチとして加わるそうです。
競技生活から引退してしまうということなのでしょうか・・・
グレイシー・ゴールドがアリゾナでコーチに
グレイシー・ゴールドは2014年のソチ五輪で、チームで銅メダルを取り、全米選手権では2度もチャンピオンになっている素晴らしいスケーターですが、摂食障害やうつ症状に苦しめられ、今季は試合から離れていました。
コーチとして大きな氷上競技施設に加わるということが、フィギュアスケートの競技からの引退ということになるのかどうかちょっとわかりませんが、彼女ももう22歳。将来のことも見据えての判断でしょう。
グレイシー・ゴールド選手は、エレメンツの質がとても良くて、ジャンプのエッジなども教科書通りのお手本みたいだという印象があります。
スポーツは選手として優れているからと言って、指導者としての適正があるかどうかはまた別問題だと思うのですが、彼女の滑りを思い出す限り、とても良いコーチになるのではないかと思います。
もしこれが引退であるということであるならとても残念ですが、もしかすると病気からの回復に有効であるのかもしれません。
今季の休養も自分で一番良いと思った選択だと言っていたグレイシー、今回の決断も良く良く考えた上でのことだったと思います。
どうかこれからのグレイシーの人生が、幸せでありますよう。
そしてファンとしては、また元気に滑っている彼女の姿が見られたらうれしいと思います。
Two-time U.S. figure skating champion Gracie Gold joining Ice Den staff
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