パトリック・チャン選手が再びコーチと拠点を変更して五輪へ!

GPSのスケートカナダで4位になって以降、NHK杯をキャンセルしたり、モチベーションが上がらないことなど、あまり良い情報の入って来なかったパトリック・チャン選手です。

平昌五輪を目指して、再びコーチを変更したそうです。拠点もバンクーバーへ。

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パトリック・チャン選手 新コーチはラヴィ・ワリアコーチ

2016年8月に突然4年間一緒に頑張ってきたジョンソンコーチと別れ(いまだに理由は明かされていない模様)、ミシガンはカントンのマリナ・ズエワコーチと組んで練習を始めてうまく行っているように見えたのですが。

今季は4回転ジャンプを最大限に入れて攻めたプログラムでやる気満々に思えたのですが、GPS1戦目のスケートカナダで4位となってメダルを逃しました(昨シーズンまで6回連続でメダル獲得、うち5回は金)。

自分のスケートスキルで4回転をバンバン跳ぶ若手と対抗しようと思っていたのが、現実的にそれは難しいことだとわかり、4回転の種類を増やそうとしたり、それがなかなかうまく行かなかったり、噛み合わなかったり・・・いろいろと葛藤があったと思います。

失意のスケートカナダの後、ズエワコーチの元を離れ、バンクーバーに移ってラヴィ・ワリアコーチ(ケイトリン・オズモンド選手のコーチ)の元で練習をしているそうです。今回のコーチ交代については、ズエワコーチが自分の一番良いと思ったところに行きなさい、と快く送り出してくれたということです。

チャン選手くらいのベテランで実績がある選手だと、自分で自分のことがよくわかっているだろうし、コーチとしてもなかなかやりづらいのではないかと想像してしまうのですが、どうなのでしょうね。

パトリック・チャン選手 まずはカナダ選手権

現状のジャンプ構成は、4回転はト―ループをSPに1回、FSに2回ということです。

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これがカナダ選手権だけなのか、五輪や世界選手権もそうするのかは不明です。まずはカナダ選手権で好成績をあげないと、パトリック・チャン選手といえども、その先があるかどうかはわからない・・・

ちなみにカナダ男子の五輪出場枠は「2」です。カナダの五輪選出基準がわからないのですが、カナダ選手権の比重が大きいことは間違いないでしょう。

ワールドランキングでは、パトリック・チャン選手がカナダ選手では1位の7位(2018/1/8現在)です(今季に限ると試合にほとんど出ていないため71位)。

カナダ男子では、他にケヴィン・レイノルズ選手、ナム・グエン選手、キーガン・メッシング選手、リアム・フィルス選手、ニコラス・ナドゥ―選手などがいます(ワールドランキング順)。

余程のことがなければ、五輪への出場は確実だと思うのですが・・・

今一番必要なのはモチベーションのような気がするので、環境を変えたことは良かったかもしれませんね。

いずれにしても、平昌五輪後の引退を表明しています(世界選手権に出るかどうかはわかりません)。

長年トップで活躍してきた選手です。彼にふさわしい最後が飾れるよう、バンクーバーでエネルギーをたくさんもらって、元気な姿をオリンピックで見られると良いなと思います。

この記事は下記の記事の内容を参考に書いています。

Change of scenery: Chan switches up pre-Olympic training base to Vancouver

Patrick Chan to be coached by Walia, Epstein at 2018 Pyeongchang Games

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