久々に四大陸選手権で日本女子が表彰台を独占しました。2013年以来だとか。予想はしていましたけれどね。
宮原選手には悔しい大会になってしまいましたが、五輪に向けてこの悔しさが起爆剤になると良いなと思います。
フィギュアスケート四大陸選手権2018 女子 三原舞依2位、宮原知子3位!
順位 | 名前 | 国 | 総合点 | SP順位 | FS順位 |
1 | Kaori SAKAMOTO | JPN | 214.21 | 2 | 1 |
2 | Mai MIHARA | JPN | 210.57 | 3 | 2 |
3 | Satoko MIYAHARA | JPN | 207.02 | 1 | 3 |
4 | Dabin CHOI | KOR | 190.23 | 5 | 4 |
5 | Mariah BELL | USA | 185.84 | 4 | 5 |
6 | Hanul KIM | KOR | 173.1 | 6 | 8 |
7 | Starr ANDREWS | USA | 172.65 | 7 | 7 |
8 | Alaine CHARTRAND | CAN | 172.41 | 8 | 6 |
9 | Angela WANG | USA | 161.04 | 9 | 11 |
10 | Xiangning LI | CHN | 160.4 | 10 | 10 |
11 | Soyoun PARK | KOR | 159.48 | 12 | 9 |
12 | Elizabet TURSYNBAEVA | KAZ | 156.19 | 11 | 13 |
坂本花織選手の勢いのあることといったら!ミスする気配なしで突っ走った感じです。ビュンビュン!SPは宮原選手と僅差の2位でしたが、FSで逆転。この勢いでオリンピックまで行っちゃってください。現地に入ってからジャンプが不調になったりしたようですが、本番に合わせることができたのは自信になったでしょう。
2位になった三原舞依選手は、今季SPで苦労してきました。今回やっとSPとFSが揃えられました。良かった!スムーズな流れる演技、美しいスケーティング、清々しさ、天使だと言われる本当に心洗われる演技です。フリーは惜しくも3Fに!が付き、3連続ジャンプの3Lzが回転不足、ステップがレベル3でした。でもすごくステキな演技でした!今季最後の大きな試合で、ほぼ完璧な演技ができたのは良かったです。五輪と世界選手権に行けないのが、本当に残念。
3位に宮原知子選手。SPは1位でしたが、FSで3位になってしまいました。いつも冷静な宮原選手が、メダリスト会見で珍しく涙を見せていました。悔しかったことでしょう。フリーの6分練習で、ジャンプがなかなか決まらなかったので心配していました。やはりその心配(自信のなさ)が演技に出てしまったのですね。珍しく3Sで転倒。回転不足が2つ。でもスピンステップは取りこぼさない、そこがやっぱりすごいです。演技全体としては悪くなかったのですが(というか表現者としてはやはり群を抜いていた)、他のふたりにこれだけの演技をされたら勝てない。でも悔しさは負けたことよりも、思い切った演技ができなかった自分に対してなのかな。ケガの怖さがあるから以前の様にがむしゃらな練習ができないのだと思います。難しいですね。五輪にピークが合わせられると良いなと思います。
ダビン・チョイ選手は、SPもFSもほぼパーフェクト、自国開催の五輪に向けて順調ですね。ケガに泣いたソヨン・パク選手は戻ってきつつある可憐な演技でした。韓国も続々新しい選手が出てきますね。
アレイン・シャトラン選手は、カナダ選手権の時よりもずっと良かったです。まだ不安定なところもあるし、以前に比べると背中も少し弱々しい、来季にはもっと戻ってきていると良いな。
マライア・ベル選手はとても良いものを持っているのに、安定しなくてもったいないです。顔立ちやつるんとゆで卵みたいなところ、ジャンプの弾むような跳び方がちょっとサーシャ・コーエンみたいです。
ツルシンバエワ選手が、今回はかなりミスをしてしまいました。前回の大会(GPSかな)で調子が戻ってきたかなと思ったのですが。すごく細いしそんなに体形が変わった感じはしませんが、ほんのちょっとのバランスで変わってしまうと言いますよね。難しいです。
ISU Four Continents Championships 2018 results
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