世界選手権2018の2日目、男子SPが行われました。
出場さえ危ぶまれた宇野昌磨選手ですが、気迫の演技で5位に付けました。
世界選手権2018 男子SP ネイサン・チェン首位!
全選手の結果です。フリーに進めるのは24人、日本選手は3人ともフリーに進みます!
名前 | 国 | SP得点 | 技術点 | 演技構成点 | |
1 | Nathan CHEN | USA | 101.94 | 57.51 | 44.43 |
2 | Mikhail KOLYADA | RUS | 100.08 | 54.86 | 45.22 |
3 | Vincent ZHOU | USA | 96.78 | 57.78 | 39.00 |
4 | Boyang JIN | CHN | 95.85 | 53.03 | 42.82 |
5 | Shoma UNO | JPN | 94.26 | 47.90 | 46.36 |
6 | Keegan MESSING | CAN | 93.00 | 51.35 | 41.65 |
7 | Alexei BYCHENKO | ISR | 90.99 | 48.39 | 42.60 |
8 | Misha GE | UZB | 86.01 | 43.51 | 42.50 |
9 | Deniss VASILJEVS | LAT | 84.25 | 43.10 | 41.15 |
10 | Alexander MAJOROV | SWE | 82.71 | 46.07 | 36.64 |
11 | Kazuki TOMONO | JPN | 82.61 | 46.07 | 36.54 |
12 | Paul FENTZ | GER | 82.49 | 45.66 | 36.83 |
13 | Dmitri ALIEV | RUS | 82.15 | 39.61 | 42.54 |
14 | Keiji TANAKA | JPN | 80.17 | 40.16 | 40.01 |
15 | Max AARON | USA | 79.78 | 40.99 | 38.79 |
16 | Romain PONSART | FRA | 79.55 | 44.62 | 34.93 |
17 | Michal BREZINA | CZE | 78.01 | 39.23 | 39.78 |
18 | Matteo RIZZO | ITA | 77.43 | 40.47 | 36.96 |
19 | Brendan KERRY | AUS | 74.99 | 40.85 | 34.14 |
20 | Daniel SAMOHIN | ISR | 72.78 | 39.45 | 36.33 |
21 | Julian Zhi Jie YEE | MAS | 72.43 | 39.39 | 33.04 |
22 | Phillip HARRIS | GBR | 68.59 | 35.74 | 32.85 |
23 | Slavik HAYRAPETYAN | ARM | 68.18 | 37.14 | 31.04 |
24 | Donovan CARRILLO | MEX | 68.13 | 35.63 | 32.50 |
25 | Nam NGUYEN | CAN | 67.79 | 34.15 | 35.64 |
26 | Morisi KVITELASHVILI | GEO | 67.01 | 34.54 | 34.47 |
27 | Stephane WALKER | SUI | 65.79 | 32.33 | 34.46 |
28 | Burak DEMIRBOGA | TUR | 65.43 | 36.54 | 28.89 |
29 | Ivan PAVLOV | UKR | 64.18 | 34.85 | 30.33 |
30 | Chih-I TSAO | TPE | 64.06 | 34.03 | 31.03 |
31 | Larry LOUPOLOVER | AZE | 61.82 | 32.22 | 29.60 |
32 | Abzal RAKIMGALIEV | KAZ | 61.19 | 30.19 | 31.00 |
33 | Jinseo KIM | KOR | 60.72 | 30.28 | 30.44 |
34 | Nicholas VRDOLJAK | CRO | 59.74 | 31.71 | 28.03 |
35 | Valtter VIRTANEN | FIN | 55.49 | 26.32 | 30.17 |
36 | Igor REZNICHENKO | POL | 51.70 | 22.88 | 28.82 |
37 | Javier RAYA | ESP | 50.00 | 22.64 | 29.36 |
1位になったのは、アメリカのネイサン・チェン選手でした。4Lzを含む4回転を2本入れた構成で攻めてましたが、本調子でないのは一目瞭然というか・・・プラス評価ジャンプは3Aだけ。4Fのマイナス評価は、ステップからのジャンプと認められなかったのかも。プログラム全体的にも、エレメンツをこなすために頑張ってる感じがしました。
2位になったのはコリャダ選手。久々に見た会心のSPでした。4回転1本でも100点越えるのね。
3位になったのは、ビンセント・ジョウ選手。技術点では1位。4Lzも成功してほぼパーフェクト。フリーは4回転何本跳ぶんだろう・・・
4位はボーヤン・ジン選手。4Lz+3Tはきれいにきまったけれど、次の4Tが壁に近づきすぎたせいか回転不足になってしまいました。3Aはきれいに降りたけれど、GOE、PCSとも抑えられてしまいました。
宇野昌磨選手は5位でした。PCSでは1位。最初の4Tと後半の3Aは加点のつく出来。コンビネーションは3Sにしましたが、すぐにふたつ目が付けられず、ターンを入れて2Tを付けました。冷静な判断が素晴らしいと、SNSでは称賛の嵐です。今の状態でミスもあってこの点数、順位は素晴らしいと思います。フリーは少し難度を上げるとか。自分でしっかり考えることのできる選手だと思うので、最良の選択をすると思います。ファンはひたすら応援するのみ。
メッシング選手の6位は驚き!もう26歳、遅咲きということか。パーフェクト、すばらしい演技でした。
7位のビチェンコ選手、いつでも明るく元気な30歳。こちらまで元気になる。パーフェクト!このプログラムはとってもユニーク。
8位にミーシャ・ジー選手。もしかしてこの大会で最後?なんて静かな、繊細なプログラム!動きのひとつひとつに意味があるようで、食い入るように見つめてしまう。4回転を跳ばなくても、こんな点を出せるんですよね。
9位にヴァシリエフス選手。あ~、美しい動き!こちらも4回転なしで、この点数です。
10位にマヨㇿフ選手。もしかしてこの大会が最後かも。スウェーデンのスケート連盟の判断で五輪に行けなかった(怒!)のが、とても残念。こんな素晴らしい演技をする選手なのに。
11位に友野一希選手が入りました。すご~い!演技を見ていて涙目になってしまいました。滑り終えて泣いている姿を見て、それがこちらに伝わってきたんだなと思いました。4Sも終盤の3Aもバッチリ決めました!
13位になったアリエフ選手、正統派のロシア選手という感じ。どのエレメンツも正確で美しい。4Tのつもりが3Tになってしまって、コンビネーションのふたつ目の3Tとダブってしまい、ノーカウントに。その上4Lzで回転不足を取られてしまいました。フリーで頑張ってほしいです。
田中刑事選手は14位でした。素晴らしい演技だったのですが、最後のジャンプ3Aのはずが2回転になってしまいました。もったいない~。フリーは順位とか考えないで、思い切り自分が満足できる演技ができればと思います。
何と、カナダのナム・グエン選手がフリーに行けない・・・背が伸びすぎちゃったのかも、と思う。。。ジョージアのクヴィテラシュヴィリ選手も・・・
ふたりともジャンプをことごとく失敗。実力のある選手たちなので、本当に残念。まだ若いので、これからだよ!来季に期待しています
ISU World Figure Skating Championships 2018 results
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