パトリック・チャン選手のジョンソンコーチの離任関しての詳細が、icenetworkに掲載されました。
パトリック・チャンのコーチ 何度目かの離任劇
今回の突然のコーチ離任劇ですが、チャン選手は今までも何人かのコーチと今回のように突然別れているので、チャン選手のことを良く知っているファンは「またか」と思ったかもしれないですね。
icenetworkの記事にも、今までのコーチ達との経緯に触れています。2010年にロウズコーチと別れたのは、カナダ選手権の3日前、バンクーバー五輪の約ひと月前だったそうです。ロウズコーチはこの時に「彼が私から逃げたのではなく、私が彼から逃げたのだ」と語ったということで、どうもあまり良い別れ方ではなかったようです。
パトリック・チャンのコーチ 今回の離任の経緯
今回の離任劇の経緯です。
昨日も書いたように、チャン選手は7月にジョンソンコーチと共にデトロイトからバンクーバーに移ると語っていました。またリッチモンドに自分のスケート学校の設立も計画しているということでした。
そのスケートリンクの準備ができるまで、何人かの有名なカナダのスケーターのいる「バーナビ―8リンクス」でトレーニングをしていて、名コーチ「ジョアンヌ マクロード」から刺激を受けたということらしいです。
「でもその恩恵を受けられるかどうかは、ジョンソンコーチ次第。結局は彼女がボスだから」とチャン選手が語っています(これはいつチャン選手が言った言葉なのか、記事の中でははっきりしません)。この辺で二人の間に溝ができてしまったということなのでしょう。
ジョンソンコーチは「パトリック・チャンのコーチをやめるという難しい決断をして、8月15日にカナダスケート連盟に連絡をした。この4年間の成功は誇りに思っているし、これからの彼の活躍を祈っている」と声明を出しましたが、詳しいことには触れていません。またチャン選手はこの声明に関してはコメントを出していません。
8月31日にこれからのことについて、チャン選手が記者会見をするそうです。
う~ん、なんだかすっきりしませんね。もちろんこれはスケート選手とコーチの話しなのですが、ガールフレンドがいるのに彼女に出会ってしまった、みたいな感じがしてしまうなあ。
シーズンが始まって、チャン選手はスケートカナダと中国杯に出場します。デヴィッド・ウィルソン振り付けのラドフォード作曲「The Journey」がFSです。
チャン選手の現役スケーターとしての「The Journey」(旅路)は、そろそろ最終章に近いかと思っていましたが、まだまだ波乱万丈がありそうですね。
パトリック・チャンのこれからに関する続報はこちらをご覧ください。
パトリック・チャン続報 今とこれから
Johnson resigns as Chan’s coach after four years
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