もう半月以上前のことになりますが、韓国のアイスダンスの男性アレクサンダー・ガメリン選手が、ミン・ユラ選手とのパートナー解消を表明しました。
本人は続けたかったらしいのですが、ミン選手からの申し出だったそうです。
フィギュアスケートのカップル競技の国籍問題
アレクサンダー・ガメリン選手はボストン生まれのアメリカ人ですが、韓国のミン・ユラ選手と平昌五輪に出場するために韓国国籍を取得しました。
平昌五輪で、韓国の民族衣装をアレンジした衣装で「アリラン」を舞い(「アリラン」の歌詞に政治的に問題になる箇所があると一部変更をして話題にもなりました)、キス&クライでの涙も記憶に新しいところです。
そのふたりが解散だなんて、驚きました。
だって、ガメリン選手はミン・ユラ選手と組んだから、韓国籍を取ったんですよね。国籍を変える決断って、そうそう簡単ではないと思うんです。
今回の解散はミン・ユラ選手からの申し出だということで、理由はわかりませんが、ミン・ユラ選手にしても、国籍を変えてくれたパートナーに解散を申し出るのは辛かったのではないかと想像します。
フィギュアスケートのカップル競技では、度々話題になる「国籍問題」ですね。。。
世界選手権やGPSなどは、カップルの片方の国籍が違っていても出場できますが、五輪やユース五輪などはカップルの両方が国籍を持っていないと出場できません。
日本選手でも、アメリカ国籍を取ってジョン・ボルドウィンさんとペアを組んで五輪に出場した井上怜奈さん(後にリアルカップルになって、結婚してお子さんもふたり)、ロシア国籍を取ってアレクサンドル・スミルノフさんとペアを組んで五輪に出場した川口悠子さんを思い出します。
ふた組ともとてもうまく行ってカップルで競技をしていた期間も長いので(井上さんの場合は結婚もしたし)、良かったよね、と素直に思えます。
でもガメリン選手の場合には、どうなんだろうなあ・・・と。もちろん念願の五輪出場を果たしたわけなので、良かったのかもしれませんが、カップルを組んでいたのはたった3年なんですよね・・・
ガメリン選手がこれからどうするのかわかりませんが。。。もしかしたら韓国のカップル競技の実情は日本とあまり変わらない男子選手不足なので、引く手あまたかもしれませんね。
フィギュアスケートのカップル競技の国籍問題、なかなか難しいなあ、と思いました。日本もスポーツ選手などに関しては、もう少し国籍取得を簡単にしてくれたら良いのにと思うこともありますが、この難しい条件をクリアするくらいのカップルじゃないと、やっぱりなかなか問題があるかも。。。今回のようなことが起きてしまうと、そう簡単にも言えないなあと思ったりしています。
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コメント
この記事気づいていませんでした・・・。
かなクリの記事もお願いします(泣)
仕事が手につかない;;
亜希さん、コメントありがとうございます。
・・・だよねえ、衝撃のニュースでした。
これから記事書きます。