まだボーっとしています。あまりにも予想外の展開になったので・・・
SPの結果が順当だったので、わりと気楽に見始めた男子フリーでしたが・・・
フィギュアスケート全米選手権 男子 ネイサン・チェン優勝、マイナー2位、ジョウ3位!
順位 | 名前 | SP順位 | SP得点 | FS順位 | FS得点 | 総合得点 |
1 | Nathan Chen | 1 | 104.45 | 1 | 210.78 | 315.23 |
2 | Ross Miner | 6 | 88.91 | 2 | 185.60 | 274.51 |
3 | Vincent Zhou | 5 | 89.02 | 3 | 184.81 | 273.83 |
4 | Adam Rippon | 2 | 96.52 | 4 | 171.82 | 268.34 |
5 | Grant Hochstein | 4 | 92.18 | 5 | 163.13 | 255.31 |
6 | Jason Brown | 3 | 93.23 | 6 | 160.45 | 253.68 |
7 | Timothy Dolensky | 7 | 85.06 | 9 | 151.27 | 236.33 |
8 | Alexander Johnson | 10 | 79.60 | 8 | 153.02 | 232.62 |
9 | Max Aaron | 12 | 74.95 | 10 | 149.25 | 224.20 |
10 | Aleksei Krasnozhon | 8 | 82.58 | 13 | 141.00 | 223.58 |
11 | Jimmy Ma | 11 | 75.28 | 11 | 147.13 | 222.41 |
12 | Tomoki Hiwatashi | 15 | 63.48 | 7 | 154.05 | 217.53 |
オリンピックイヤーのナショナル大会がいつもと違うのは、もうそれは全日本と同じですね。緊張のあまり力が出せない選手、逆に信じられないくらいの力が出せちゃう選手。
今季、安定して力を出して実績も積んできたふたりのベテラン、アダム・リッポン選手とジェイソン・ブラウン選手が、思いがけずミスの多い演技となりました。五輪を意識しすぎたのかも。。。(泣
1位になったのは、当然のようにネイサン・チェン選手です。高い得点が出ましたが、SPもFSも4回転ルッツを外す構成でした。解説でも言っていましたが、本調子ではないようです。演技自体も精彩を欠くというか、技はハイレベルだし、頑張って決めるし、頑張っているんだけれど、とにかく一生懸命滑っている印象で、プログラムの良さが伝わってきませんでした。調子が悪い中、どうにか力を振り絞ったという感じでしょうか。五輪までにコンディションを戻してほしいですね。新しい衣装は。。。う~ん。。。本人が気に入っているというので、良いことにしよう。
2位になったのは、何とロス・マイナー選手。ベテラン選手ですが、このところなかなかSPとFSを揃えることができなかった選手です。それが、何とすごい!このプレッシャーの中でパーフェクトとは!素晴らしい演技でした!!!
3位になったのは、若手の注目株ヴィンセント・ジョウ選手。今季はなかなか苦しんでいましたが、ここにきて素晴らしい演技でした。FSで4回転5本!冒頭の4Lz-3Tは素晴らしい出来でした。その後、疲れが見えていたのに、無理やりジャンプを跳んで成功させてしまうのにはびっくり。身体能力が高いということなのかな。ヘロヘロなのにすごいです。
4位にアダム・リッポン選手。う~、表彰台に載ってほしかった。あ、全米は4位まで表彰されるので、表彰台には載ったのですが。4回転ルッツで転倒、これは想定内(成功してほしかったけど)。続く3F-3Loはとても良かった(私のお気に入りジャンプ)。滑りに緊張が見えて、いつものリッポン選手ではない感じはしていたのですが、後半でサルコーとルッツが1回転に・・・2本続けてミスするとは・・・しかもルッツはジャンプ前の構えもちゃんとできていたのに。まだダブルになったのならわかるけれど、シングルって・・・さすがベテランと思うのは、そんな中スピンステップのレベルが全部取れていることです。
5位にグラント・ホックスタイン選手。愛は勝つんです!すごいです。FSでは前半少しミスが出てしまいましたが、後半はスピードもあってステキな演技でした。今季がラストシーズン。キャロラインと幸せになってね。
何とジェイソン・ブラウン選手が6位・・・冒頭に挑戦した4回転ト―ループで転倒(回転が足りなくて前向きで降りたからか、トウが引っかかって体が飛んだ・・・これはちょっときつい転び方に見えました。転倒自体は想定内だったけれど)。それが響いたのか、その後のジャンプも回転不足が続き、コンビネーションジャンプ3つのうち2つは、ふたつ目のジャンプがシングルに。滑り自体はいつものように美しかったのですが、これだけミスがあるとさすがに技術点が付いてこない・・・
それにしても、全米男子の最終グループ、結構年齢が高かったです(何だか嬉しい)。
チェン選手:18歳
リッポン選手:28歳
ブラウン選手:23歳
マイナー選手:26歳
ホックスタイン選手:27歳
ジョウ選手:17歳
アメリカの平昌五輪、世界選手権、4大陸派遣男子選手
平昌オリンピックには下記の選手が選出されました。
ネイサン・チェン
ヴィンセント・ジョウ
アダム・リッポン
全米2位のロス・マイナー選手が外されちゃいました。補欠1位がブラウン選手、2位にやっとマイナー選手です。
ロス・マイナー選手は、やはり全米以外の成績が・・・ということなのでしょうけれど。。。
ヴィンセント・ジョウ選手には、ここで五輪を経験させておこうということかな。4回転をバンバン跳ぶし、将来が楽しみな選手ですからね。
アダム・リッポン選手は、今季の実績が買われたということでしょう。GPFにも出ているし。
世界選手権2018
五輪と同じ
四大陸選手権2018
ジェイソン・ブラウン
ロス・マイナー
マックス・アーロン
ジュニア世界選手権2018
アレックス・クラスノジョン
カムデン・プルキネン
トモキ・ヒワタシ
ブラウン選手は世界選手権もなしかあ・・・寂しいなあ、仕方ないけど。ロス・マイナー選手が、四大陸には選出されて良かった!
2018 U.S. Figure Skating Championships results