GPS ロステレコム杯2018 男子SP 羽生結弦1位! 女子SP 日本女子苦戦!

2018年のグランプリシリーズも5戦目です。

ファイナルの可能性のある選手が、ずいぶん絞られてきました。

この大会でファイナル行きを余裕で決めそうなのは、羽生結弦選手とザギトワ選手ですね。今日のショートプログラムでは、ふたりともダントツで1位になりました。

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グランプリ5戦目ロステレコム杯2018 男子SP 羽生結弦 今季最高得点で1位!

さすが羽生結弦選手、強いです。絶対に勝つ!というのが、メラメラと炎になって見えるようです。すごく静かな曲で滑っているのに。

冒頭の4S、すばらしかったです。加点が4.30!!!スピンステップも全部レベル4で、加点バリバリ。

完成度の高い演技をする羽生選手には、今季からのルール改正は有利になったのが明らかです。圧倒的な強さです。

2位になったのは、ジョージアのクヴィテラシュヴィリ選手です。実力はあるのになかなかそれを発揮できない感じでしたが、今日はほぼノーミスの演技でした。

背が高いので、ビシッと決まると見栄えがします。これから楽しみな選手です。フリーもこの調子でね!

友野一希選手が、素晴らしい演技を見せてくれました。4Sは回転不足を取られてしまいましたが、きちんと着氷して、スピンも全部レベル4。

先日の西日本選手権で、高橋大輔選手に影響を受けたということで、やっぱりそういうことってあるんだなあ、と。ひとつひとつのエレメンツを丁寧に滑っているのが、わかりましたよ。

ファイナル行きがかかっているキーガン・メッシング選手は、やっぱり意識しちゃったかなあ。スケーティングはとても良かったのですが、ジャンプが決まりませんでした。

少し点差が開いてしまいましたが、フリーで挽回もありうると思います。頑張ってほしいです。

コリャダ選手は、う~ん、きびしいです。このところジャンプがことごとく決まらない。プレッシャーで調子を崩している、という話しも聞きますが、どうにかしなければ!ステキなスケーティングなのに・・・!がんばって!

ドミトリエフ選手はSP9位ですが、フリーでは4回転アクセルに挑戦するとか。練習でも成功したことがあるのかな(私は聞いたことがないです)。ISUの試合で4Aに挑戦すること自体が初めてのことだそうで、これが4A競争の幕開けになるのか(ならないのか)。楽しみです。

順位名前SP得点技術点演技構成点
1Yuzuru HANYUJPN110.5362.4448.09
2Morisi KVITELASHVILIGEO89.9451.4838.46
3Alexander MAJOROVSWE82.3345.0437.29
4Kazuki TOMONOJPN82.2642.4739.79
5Paul FENTZGER78.2842.3235.96
6Alexei KRASNOZHONUSA75.3239.9235.40
7Keegan MESSINGCAN73.8333.8740.96
8Mikhail KOLYADARUS69.1027.7441.36
9Artur DMITRIEVRUS67.5833.3435.24
10Brendan KERRYAUS65.2230.5135.71
11Andrei LAZUKINRUS62.4526.7735.68
12Julian Zhi Jie YEEMAS60.3727.1034.27

グランプリ5戦目ロステレコム杯2018 女子SP 白岩優奈5位、山下真瑚9位!

順位名前SP得点技術点演技構成点
1Alina ZAGITOVARUS80.7843.5337.25
2Sofia SAMODUROVARUS67.4037.0030.40
3Alexia PAGANINISUI63.4335.4927.94
4Elizabet TURSYNBAEVAKAZ61.7330.9830.75
5Yuna SHIRAIWAJPN60.3530.1730.18
6Eunsoo LIMKOR57.7627.9829.78
7Polina TSURSKAYARUS56.8127.4229.39
8Yura MATSUDAJPN52.0025.0826.92
9Mako YAMASHITAJPN51.0023.2528.75
10Gracie GOLDUSA37.5113.5025.01

ザギトワ選手も強いですね~。いやはや、隙がない。自国開催のプレッシャーの中で、この演技ですから。

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ただ最近の3Lz+3Loが、以前のように軽く見えないのだけれど。。。(今回は1.94も加点もらってますが)。最近女性らしくなってきたので、余計な心配をしてしまいます。それにしてもこのSPの衣装は、すごく私の好みです。

ロシアのサモドゥロワ選手が2位です。ノーミス。16歳だけれど、大人っぽい。スケートアメリカで3位になっているので、ファイナル進出の可能性のある選手です。

3位はスイスのパガニーニ選手。ノーミスの演技。昨日が誕生日で17歳になったばかり。ピアソラの素敵なプログラム。振り付けはモロゾフさん。

日本勢では、白岩優奈選手の5位が最高でした。冒頭のコンビネーションは、回転がかなり足りていない感じでした。それを除けば、ほぼノーミスの演技。樋口新葉選手の代わりに急遽出場になったこのチャンスを生かしてほしいです。

2位との差は7点しかありません。3位との差は3点です。

松田悠良選手は、右足をケガしているんですね。だから難しいジャンプを避けていたのか、と納得。この大会が終わったら手術をするそうです。無理をしないで、フリーもステキな演技を見せてください。

山下真瑚選手は、1戦目のスケートカナダで2位だったので、ファイナルを十分狙える立場です。そして多分それがプレッシャーになったんでしょうね。

いつものポンポン軽く跳んじゃうジャンプで、ミス続出。コンビネーションも入れられませんでした。こういうことも、良い経験になるのかなあと思います。フリーでのごぼう抜きに期待します。

今回、とても楽しみにしていたのが、グレイシー・ゴールド選手です。ほぼ丸2年間休養しての復帰戦でした。ご存知のように摂食障害を乗り越えて、戻ってきました!何よりそのことが嬉しいです。おかえりなさい!

まだまだ本調子には程遠いです。復帰1戦目がGPSというのもかなり無理があったかなと思うのですが、おかげで久しぶりに演技を見ることができました。これからどのような予定なのかわかりませんが、今回の復帰戦をとても楽しんでいるようなので、徐々に回復して行ってくれたら嬉しいです。何てったって、ゴールド選手の演技は美しいですからね。

フリーでかなりの順位変動がありそうな気がして、ちょっとドキドキです!

ISU GP Rostelecom Cup 2018 results

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