いよいよジュニアグランプリシリーズが始まりました。本格的にシーズン入りですね!
1戦目には全日本ジュニア覇者の須本光希選手が出場、すばらしい演技で2位に入りました。
それにしてもジュニアの大会なのに、4回転ルッツとはね・・・ただ子供体型での高難度のジャンプ、身体をずいぶんひねっている感じがして、これって本当に大丈夫なのだろうか、と心配になりました。
ジュニアグランプリ1戦目の男子 優勝したググレフ選手の4回転ルッツ!
優勝したのは、やはりと言うべきか、カナダのステファン・ググレフ選手でした。フリーでは4回転ルッツと4回転ト―ループ、コンビネーションは4回転サルコウに3回転ト―ループです。そしてトリプルアクセルを2回、1回目はちょっと失敗しちゃいましたが。いくらジャンプの基礎点が下がったと言っても、これで技術点が高く出ないわけがないですね。
まだ13歳で見るからに幼いし、滑りもオーサーコーチ門下生とは言えまだまだですが、他のエレメンツもかなりきっちり決めてきました。恐るべき13歳です。
須本選手はミスもあって、納得できる演技ではなかったかもしれませんが、この大会の男子の中で一番成熟した落ち着いた滑りを見せてくれました。フリーではPCSが一番高い!
身体の動かし方も優雅で、全体的に柔らかい印象になりました(衣装の効果もあるかも)。ファイナルに繋がる2位ですね。次戦も頑張って!
3位は、イタリアのダニエル・グラッスル選手。黒っぽい衣装の選手が多いので、フリーの華やかなオレンジ色の衣装が新鮮でした。失敗してしまったけれど、4回転ルッツに挑戦!いやはや・・・まだ滑りが荒っぽい感じがしますが、これからが楽しみです。
最近のフィギュアスケートは、北米と日本とロシアの選手が上位に来ることが多いので、ヨーロッパの選手が活躍すると個人的に嬉しいです。
順位 | 名前 | 国 | 総合点 | SP順位 | FS順位 |
1 | Stephen GOGOLEV | CAN | 226.63 | 1 | 1 |
2 | Mitsuki SUMOTO | JPN | 210.31 | 2 | 2 |
3 | Daniel GRASSL | ITA | 199.26 | 3 | 4 |
4 | Andrew TORGASHEV | USA | 194.75 | 5 | 3 |
5 | Roman SAVOSIN | RUS | 189.86 | 4 | 7 |
6 | Ryan DUNK | USA | 188.91 | 6 | 6 |
7 | Egor RUKHIN | RUS | 187.94 | 9 | 5 |
8 | Aleksa RAKIC | CAN | 180.13 | 8 | 8 |
9 | Jaeseok KYEONG | KOR | 174.25 | 7 | 9 |
10 | Luc MAIERHOFER | AUT | 170.48 | 10 | 10 |
フィギュアスケート ジュニアグランプリ ライブストリーム
ジュニアグランプリは、ISU公認のライブストリームがあります。テッド・バートンさんの愛にあふれる解説が、超素晴らしいです(英語だけど)。
********