フィギュアスケートジュニアグランプリシリーズも2戦目、リンツ大会です。
男子のSPで3位だった島田高志郎選手が、フリーで挽回して銀メダルを獲得しました。おめでとうございます!
ジュニアグランプリ2戦目の男子 優勝はアメリカのカムデン・プルキネン選手
順位 | 名前 | 国 | 総合点 | SP順位 | FS順位 |
1 | Camden PULKINEN | USA | 223.95 | 2 | 1 |
2 | Koshiro SHIMADA | JPN | 220.45 | 3 | 2 |
3 | Roman SAVOSIN | RUS | 211.10 | 4 | 3 |
4 | Conrad ORZEL | CAN | 200.46 | 1 | 6 |
5 | Daniel GRASSL | ITA | 191.38 | 5 | 5 |
6 | Artem KOVALEV | RUS | 190.22 | 7 | 4 |
7 | Mark GORODNITSKY | ISR | 178.82 | 6 | 9 |
8 | Younghyun CHA | KOR | 173.82 | 11 | 7 |
9 | Luc MAIERHOFER | AUT | 173.74 | 9 | 8 |
10 | Dinh TRAN | USA | 169.70 | 10 | 10 |
島田高志郎選手は去年はケガをしてしまい、ほとんどの試合に出られなかったんですよね。
でもその試合に出ていない間に、何だかすごく大人びて、背もすごく伸びて、8頭身(もしかして9頭身)のすばらしいプロポーションになっていました(顔が小さいっ!)。まだ背は伸びそうな感じですね。
そしてランビエールコーチのもとで、美しい身体の動きを手に入れました。まだもちろん子供っぽいところもあるし、4回転という課題もあるのだけれど、まあよくここまで!と思います。
解説のテッドさんも、特別な何かを持っているとSPの時に言っていました。うん、本当にそう思います。とてもすてきなスケーターになりましたね。
SPもFSも演技の後ガッツポーズの出る出来でした。スピンやステップで、レベルを取りこぼしているのですが、今の段階でここまで仕上がっているのはすごいことです。FS技術点ではトップ。
違う大会の点数の比較は安易には出来ませんが、前回のブラティスラバ大会で銀メダルだった須本選手より、約10点高いですね。今季は国内ジュニアの戦いも熱くなりそう!
これからにすごく期待してしまいます!銀メダル、おめでとう!
優勝したのは、アメリカのカムデン・プルキネン選手です。
10代後半って、年齢によっても大人っぽかったり子供っぽかったり、個人差も大きいです。プルキネン選手は、もうすっかり青年という感じの18歳。滑りも安定しているし、体格もがっちりしているので安心感があります。4回転は入れていません。
3位はロシアのサヴォシン選手でした。連戦で疲れていたかなと思うのですが、1戦目よりも良い成績。4Tを1度入れてきましたが、<が付いてしまいました。
SPで1位になったカナダのコンラッド・オルツェル選手は、FSで6位になってしまい、表彰台に載れませんでした。4Sと4Tを入れてきましたが、全体的にミスが多くて、特に今回のルール改正では、それが大きく響くようになったかもしれません。これでは大技を入れるのも、慎重にならざるを得ないですね。
おもしろかったは、ロシアのアルテム・コヴァレフ選手の編曲。いかにもロシア、と言ったら語弊があるかもしれませんが、そう思ってしまう謎編曲。意外性があるとも言うかも。プルシェンココーチですよ。なぜか納得。
ISU JGP Cup of Austria 2018 results
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