羽生結弦選手の欠場は残念でしたが、これからの大きな舞台に向けて賢明な選択だったと思います。早く良くなりますように。
そして日本の2選手が気を吐いてくれました。頼もしい!
フィギュアスケートグランプリシリーズ2017第4戦 NHK杯男子SP ヴォロノフ1位!
順位 | 名前 | 国 | SP得点 | 技術点 | 演技構成点 |
1 | Sergei VORONOV | RUS | 90.06 | 49.18 | 40.88 |
2 | Alexei BYCHENKO | ISR | 85.52 | 45.84 | 39.68 |
3 | Jason BROWN | USA | 85.36 | 40.58 | 44.78 |
4 | Adam RIPPON | USA | 84.95 | 43.16 | 41.79 |
5 | Keegan MESSING | CAN | 80.13 | 42.37 | 38.76 |
6 | Kazuki TOMONO | JPN | 79.88 | 43.80 | 36.08 |
7 | Dmitri ALIEV | RUS | 77.51 | 39.40 | 39.11 |
8 | Deniss VASILJEVS | LAT | 76.51 | 38.54 | 38.97 |
9 | Michal BREZINA | CZE | 76.24 | 37.28 | 39.96 |
10 | Hiroaki SATO | JPN | 75.95 | 40.56 | 35.39 |
11 | Nam NGUYEN | CAN | 65.82 | 32.76 | 35.06 |
NHK杯2017の男子は、試合前から大波乱ですね。まずはパトリック・チャン選手が棄権を表明し、村上大介選手が病気で欠場、そして前日練習で羽生結弦選手がケガをして欠場。
NHK杯の優勝候補だったP・チャン選手と羽生選手が欠場になってしまったので、他の選手達にとっては優勝のチャンス(ファイナル行きのチャンス)になります。それにしても今季のGPFは、羽生選手も、フェルナンデス選手も、P・チャン選手もいないということになるんですね。。。(フェルナンデス選手は2戦目があるので、これからものすごい番狂わせがあれば可能性0ではないけれど)。
今日のSPはかなり意外な結果になりました。1位がヴォロノフ選手!おお、すごい!4T+3T、3Lz、3A、すべて成功!こんなヴォロノフ選手を見たのは久しぶりかも。スピンも全部レベルを取ってます。若手の台頭が目覚ましいこの頃、こうしてベテラン選手が頑張る姿を見るのは嬉しいですね。それにしても謎衣装、なぜにそこに肌色が・・・?
2位になったのはイスラエルのビチェンコ選手です。ベテランが頑張る大会ですね。3A、4T、3Lz+3T、ほぼパーフェクト。すごいぞ。
3位はジェイソン・ブラウン選手。3A、3Lz、3F+2T、4回転なしでコンビネーションのふたつ目が2回転。冒頭の3A以外は加点バリバリだしPCSも1番なのですが、何しろ基礎点が低いので追いつかない。。。キス&クライで羽生選手へのメッセージを日本語で掲げたり、フラワーガールへの態度などで、またファンを増やしたかもしれませんね。ほんと、心優しいナイスガイです。
4位はアダム・リッポン選手。どんどん彼の個性、色が濃くなって行きますね。3F+3T、3A、3Lzでほぼパーフェクト。技術点ではブラウン選手より上ですが、PCSが下回ってこの順位。差は1点もありません。
日本のふたりが頑張りました!ふたりとも自己最高得点を大幅に更新する素晴らしい演技でした。
友野一希選手は6位と大健闘。4S、3F+3T、3Aで、ほぼ完璧な演技。技術点では3位です。友野選手らしい音楽に乗った表情豊かな演技でした。
佐藤洸彬選手も気合が入っていました。3A、4T+2T、3Lz。動きも大きくて素晴らしかったです。こんなにできる選手だったんだ~。
友野選手も佐藤選手も、明日のフリーで今日のSPがまぐれではないところを見せつけてやってください。
それにしてもナム・グエン選手はどうしてしまったの?いきなり背が伸びて、身体つきも変わってしまって、もしかするとバランスを取るのに苦労している時期なのかもしれません。
ISU GP NHK Trophy 2017 results
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