フィギュアスケートグランプリシリーズ2017第2戦　スケートカナダ　ペアとアイスダンス

いつも後回しになってしまうカップル競技です、すみませぬ。。。

グランプリシリーズ2戦目スケートカナダ、ペアもアイスダンスもカナダが優勝。女子シングルもカナダのオズモンド選手が優勝しているので、男子シングルを省く3カテゴリーで地元カナダが表彰台の真ん中を占めたことになります。

フィギュアスケートグランプリシリーズ2017第2戦　スケートカナダ　ペア

SPはドイツのサフチェンコ/マッソー組が1位で、そのまま優勝してしまうかと思ったのですが、そうはさせてくれないドゥハメル/ラドフォード組でした。

サフチェンコ/マッソー組のツイストのレベル4は、初めてということです。SPでもFSでも成功しています。SPで3Aスローに挑戦しましたが、着氷がちょっと乱れてしまいました。成功までもうちょっと。リフトの片手上げ、度肝を抜かれました。すっごーい！このふたりには毎回びっくりさせられます。ただ技術ばかりじゃないのがこのふたりのすごいところです。FSでは3Aスローはやめて勝とうとしたのかなと思いましたが、マッソー選手にSBSジャンプでミスが出て、これで点数を大きく落としてしまいました。これだけ跳べないのって珍しいかもしれません。しょげているマッソー選手を、なだめるアリオナねえさんでした。銀メダル。

優勝したのはカナダのドゥハメル/ラドフォード組、SPではSBSジャンプに失敗して2位でしたが、FSはパーフェクト。SBSジャンプが3Lzと3S+2T+2T、スローのひとつが4S、もうひとつが3Lz。うひゃ～。やっぱり強いな。

3位になったのは、フランスのジェームズ/シプレ組、FSでは2位。このふたりの先シーズンからの急成長は、目覚ましいものがあります。FSのジェームズ選手の衣装は、チョコレート色の肌と抜群のスタイルに似合ってすごく素敵。スローは4Sと3Lzです。このふたりのリフト、好きだわ。まだまだ成長進化中という感じなので、今シーズンの終わりの頃にはどうなるのか、すごく楽しみです。

フィギュアスケートグランプリシリーズ2017第2戦　スケートカナダ　アイスダンス

やっぱり、という表彰台になりました。でも私が思っていたより、ヴァーチュ―/モイア組がダントツという感じにはなりませんでした。いや、すごいですけれどね。他の組もすごく頑張ってるな～、と。

ヴァーチュ―/モイア組は、もう踊り出す前からオーラが出まくっていて、勝たないわけがないというか、「まあ、見てなさい」っていう感じとでも言いましょうか。それでちゃんと完璧にやってのける、という。そういう自信があふれだすくらいに練習を積んでいる、ということなんですよね。まったくすごいです。

他の組も力を付けてきていますが、五輪までにこのふたりに追いつく組が出てくるかな。五輪まで突っ走りそうな気もします。

それにしてもアイスダンスは北米が強いですね。

ISU GP Skate Canada International 2017

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