順番から言えば女子FSの方が先ですが、まず男子FSから書くことにしました(女子FSは明日)。
パトリック・チャン選手が優勝。あの滑り!あっぱれです。
先日の予想記事の中に書いた、チャン選手のインタビューの内容通りになりました。
男子FS結果
1 Patrick CHAN CAN 190.33 95.17 95.16
2 Yuzuru HANYU JPN 186.29 98.35 88.94
3 Daisuke MURAKAMI JPN 171.37 89.37 82.00
4 Nam NGUYEN CAN 162.72 86.86 75.86
5 Adam RIPPON USA 159.33 80.47 80.86
6 Timothy DOLENSKY USA 156.60 83.98 72.62
7 Alexander PETROV RUS 149.58 77.80 72.78
8 Michal BREZINA CZE 143.12 69.06 77.06
9 Sei KAWAHARA JPN 127.85 65.43 62.42
10 Jin Seo KIM KOR 127.20 57.84 70.36
11 Keegan MESSING CAN 115.12 52.54 64.58
12 June Hyoung LEE KOR 104.86 51.78 55.08
パトリック・チャン選手のスケートの、滑ること、滑ること。あのステップ、あの足さばき。まったくもって参りました。ジャンプじゃだけじゃない、スケーティングを見せる、という言葉通りです。
プロトコールを見ると、マイナスがひとつもありません。加点の嵐+高いPCS。4回転が1度、3Aも1度で技術点 95.17!
2位は羽生結弦選手。6位から追い上げました。気迫の感じられる演技でしたが、余裕がない感じでした。鬼構成のプログラムを良く滑り切ったと思います。ルッツは鬼門ですなあ。
4回転を3度、3Aを2度跳んでも勝てない。厳しいです。基礎点には10点以上の差があるのですが。
演技終了直後の怖い顔、膝に手をついて下を見て再び顔を上げた時のふにゃ~っとしたまだあどけなさが残るような笑顔、このギャップにみんなやられちゃうのよね、なんて思いました。
村上大介選手が3位に入りました。ほぼパーフェクトな演技でしたが、対戦した相手が悪いというか。。。4Sを2度、3Aを2度決めています。りっぱ。
良かったんですが、足りないのはアピール度か。。。う~ん、むずかしい。。。
ナム・グエン選手。4Tを2度、3Aを2度入れています。パーフェクトではないけれど、まずまずの演技でした。
アダム・リッポン選手。おお、りりしい。何だか変わりましたよね。髪の色のせいというわけではなく。動きも大きく、ミスはあったけれどエネルギーに満ち溢れたとてもすてきな演技でした。今回も4Lzは失敗、残念。
ミハエル・ブレジナ選手。この衣装が似合う人はなかなかいないですよね。ミスが多く残念な結果です。
男子総合結果
1 Patrick CHAN CAN 271.14 2 1
2 Yuzuru HANYU JPN 259.54 6 2
3 Daisuke MURAKAMI JPN 252.25 1 3
4 Adam RIPPON USA 239.69 3 5
5 Nam NGUYEN CAN 238.82 4 4
6 Alexander PETROV RUS 221.02 7 7
7 Timothy DOLENSKY USA 219.06 11 6
8 Michal BREZINA CZE 218.58 5 8
9 Jin Seo KIM KOR 195.84 8 10
10 Sei KAWAHARA JPN 195.21 9 9
11 Keegan MESSING CAN 182.25 10 11
12 June Hyoung LEE KOR 152.05 12 12