北朝鮮が平昌五輪に参加するというのは、ちょっと複雑ですが、良かったということになるのかな。北朝鮮が参加した方が、平和に開催される感じだし、ね。
複雑だというのは、あまりに政治的な色が強いからです。五輪の出場申請の期限を過ぎているわけなのでね。。。
でもフィギュアスケートのペアが(たぶん)出場するというのは嬉しいですね。フィギュアスケートファンとしても嬉しいし、絶対に出場したいと思っているであろうふたりのことを考えても、本当に良かったと思います。
フィギュアスケート北朝鮮ペアが五輪出場の見込み
北朝鮮のペア(リョム・テオク/キム・ジュシク組)に関しては以前にもちょっと触れましたが、去年の冬季アジア札幌大会で銅メダルを取ってびっくりしたペアです。
ネーベルホルン杯で6位になり、平昌五輪の枠を獲得しました。その後、北朝鮮が期限までに平昌五輪への参加申請をしなかったために、フィギュアスケートペアの枠を返上したことになり、補欠国1位だった日本に枠が回ってきたのでした。
今回、北朝鮮が平昌五輪への参加を表明したのに伴って、リョム・テオク/キム・ジュシク組のペアカテゴリーへの参加も認められることと思います。
日本に回ってきた枠はそのまま、ペアの参加組が予定よりひと組増えるということになります。
ひと組増えると、滑走グループがどうなるんだろう、ひとグループだけ多くするのかな、とすぐに心配してしまうフィギュアファンであります。
まあ、とにかく、良かった、良かった。
フィギュアスケート韓国からの男子出場者
韓国ではジュンファン・チャ選手が五輪出場を決めました。
韓国は選考会が3回あって、1回と2回目で後れをとっていたので、五輪はちょっと無理かなと思っていました。が、3回目の選考会で大逆転!3大会の合計点が1位になって、五輪出場が決まりました。
今シーズンはケガに悩まされていましたが、ずいぶん良くなったということでしょうか。
ジュンファン・チャ選手は、羽生選手と同じオーサーコーチの元で練習していますが、先シーズンはジュニアで大活躍して、韓国の希望の星だと思います。甘いマスクで、人気もあるでしょうね。
まだ16歳。今回の自国でのオリンピックではメダルに届かないかもしれませんが、これからどんどん上がって来そうな選手です。ここで五輪に出場するのは(しかも自国開催のめちゃくちゃプレッシャーのかかる)、チャ選手にとってものすごく大きな経験になるかもしれませんね。