グランプリシリーズ第二戦スケートカナダ、永井優香選手が３位！すばらしい！
女子FS結果
1 Elizaveta TUKTAMYSHEVA RUS 133.62 68.83 64.79
2 Ashley WAGNER USA 131.79 62.93 68.86
3 Gabrielle DALEMAN CAN 116.20 59.87 56.33
4 Elizabet TURSYNBAEVA KAZ 115.32 63.39 51.93
5 Polina EDMUNDS USA 111.84 53.70 59.14
6 Kanako MURAKAMI JPN 111.80 52.09 59.71
7 Yuka NAGAI JPN 109.57 52.89 56.68
8 Alena LEONOVA RUS 108.29 49.99 58.30
9 Veronik MALLET CAN 99.68 48.38 51.30
10 Joshi HELGESSON SWE 99.44 47.77 52.67
11 Isabelle OLSSON SWE 91.35 43.29 48.06
12 Kaetlyn OSMOND CAN 86.85 36.18 55.67
FS１位はSPで崩れて、どうしちゃったのかと心配したエリザベータ・トゥクタミシェワ選手。3Aは着氷が乱れたけれど認定されています。3Aを跳んだこと自体、彼女の「やる気」が表われていますね。その後はほぼ完璧、後半に3T-3Tを入れてきました。SPの時とは別人でしたが、調子の良い時とは違うような気がしました。やっぱりちょっと重いかな。SPもFSもマダムな衣装。もう少し若々しくしても良いのではないかと思うのですが。。。
2位は僅差でアシュリー･ワグナー選手。回転不足をふたつ、ルッツでエッジエラーを取られてしまいました。勢いがあってキレがあって、ほぼ完璧でした。トゥクタミシェワ選手との基礎点の差は、ほぼ3Aのあるなしです。3Aは回転が認められれば、やっぱり大きいですね。
3位にカナダのガブリエル・デールマン選手が入りました。堂々とした演技、ジャンプが豪快！まだ17才、これから伸びてくる選手かもしれません。それにしてもカナダには、身体ががっちりしている選手が多いなあ（特に背中がピンと美しい）。
ポリーナ・エドモンズ選手は、SPに続き回転不足を思いっきり取られています。ちょっとかわいそうだなあ。そんなに不足しているとも思えないんだけれど。もうちょっと勢いがあると良いかなあ。
村上佳菜子選手。う～ん、そう悪くはなかったけれど。今季の日本選手のトレンドは和調なんですね。プログラムがあまり良くないなあ。つなぎも単調だし。イギリスの解説者がやはりプレゼンテーションが良くないことを言っていますね。
永井優香選手。良かったですね。ミスもあったけれど、すてきな演技でした。イギリスの解説者は、永井選手をかなりほめています。表現の部分が良いんですよね。技術点にさほど差がなくPCSは村上選手の方が上なのに、印象的には永井選手の方が良いというのは、たぶんそのあたりでしょう。
期待していたケイトリン・オズモンド選手は、ぼろぼろで最下位に。ぐすん。。。でも、ステキなスケーターだと思います。まだ大きなけがから復帰して間もないので、これから調子を上げて行って欲しいと思います。
女子総合順位
1 Ashley WAGNER USA 202.52 1 2
2 Elizaveta TUKTAMYSHEVA RUS 188.99 7 1
3 Yuka NAGAI JPN 172.92 2 7
4 Kanako MURAKAMI JPN 171.59 3 6
5 Gabrielle DALEMAN CAN 170.33 8 3
6 Polina EDMUNDS USA 168.69 5 5
7 Elizabet TURSYNBAEVA KAZ 165.16 12 4
8 Alena LEONOVA RUS 160.37 10 8
9 Joshi HELGESSON SWE 155.70 6 10
10 Veronik MALLET CAN 151.85 9 9
11 Kaetlyn OSMOND CAN 146.06 4 12
12 Isabelle OLSSON SWE 141.58 11 11
ワグナー選手が逃げ切り優勝。
トゥクタミシェワ選手のSPからのごぼう抜きは、男子の羽生選手みたいですね。
永井選手が初GPSで初表彰台。おめでとう！