ジュニアグランプリが始まって、いよいよシーズンに入りましたね~。
これからほぼ毎週、重要な試合があって、フィギュアスケートファンにとっては忙しく(寝不足に)なる季節到来です。
ジュニアグランプリ第1戦 女子 2位は韓国のウィ・ソユン選手
上位は、露韓露日日伊でした。
順位 | 名前 | 国 | 総合点 | SP順位 | FS順位 |
1 | Kamila VALIEVA | RUS | 200.71 | 3 | 1 |
2 | Seoyeong WI | KOR | 191.07 | 2 | 2 |
3 | Maiia KHROMYKH | RUS | 179.32 | 1 | 5 |
4 | Nana ARAKI | JPN | 175.13 | 4 | 3 |
5 | Tomoe KAWABATA | JPN | 171.67 | 6 | 4 |
6 | Lara Naki GUTMANN | ITA | 164.23 | 5 | 6 |
7 | Hanna HARRELL | USA | 160.50 | 7 | 7 |
8 | Alina URUSHADZE | GEO | 158.02 | 8 | 8 |
9 | Jihun TO | KOR | 151.77 | 9 | 12 |
10 | Hengxin JIN | CHN | 149.85 | 11 | 10 |
1位になったロシア(エテリさんち)のカミラ・ワリエワ選手は、シーズン前から4回転を跳ぶということで話題になっていました。ジュニア初参戦の14歳ですが、ロシア選手、特にエテリさんの門下生は年齢よりも幼く見えることが多いです(たぶん体形を絞っているせいかな)。
ワリエワ選手もまだまだ幼い感じの選手ですが、内容は・・・いやはや・・・まあ、ロシア選手ですから。
フリーの冒頭で4Tを成功させましたが、あまりに軽々跳んだので3Tかと思っちゃいましたよ。SPではルッツを失敗してしまって3位でしたが、フリーは後半のジャンプが少し乱れたけれど、スピンステップ全部レベル4のあっぱれな演技でした。いやいやおそろしい・・・
2位になったのは、韓国のウィ・ソユン選手。こちらも14歳の背は少し高いけれど、体形がまだ幼い少女なので、バシバシエレメンツを決めて行く姿は、エテリさんちのロシアっ娘たちに重なります。すごい~。韓国も強い選手がどんどん出てきますね。
3位になったのはロシアのSP1位だったマイア・フロミフ選手。フリーは2回も転倒してしまい(プレッシャーですね)5位でしたが、SPの貯金で表彰台に。やはりエテリさんの門下生。強いな~。
イタリアのグートマン選手は、どこか大先輩のコストナー選手を思い起こさせます。演技もですが、選曲も衣装も。ただまだ若いので、今のうちはもう少し今の年齢に合っているものの方が良いかなと思いました。
ジュニアグランプリ第1戦 女子 荒木菜那4位、川畑和愛5位
荒木菜那選手と川畑和愛選手は、4位と5位と健闘しました。
荒木選手はSP4位、FS3位。SPもFSも最初のコンビネーションでつまづいちゃったのは、やはり緊張でしょうか。スピードもあるしジャンプも大きいし、演技が大きくて迫力があります。フリーの衣装は、もう少しすっきりさせた方が良いかもと思いました。
川畑選手はSP6位、FS4位でした。ステファン・ランビエール先生の振り付けなんですね。特にSPの振り付けが、とっても素敵~!身体の動かし方とか、演技中の表情とか(そもそもかわいいのですが)、個人的に好みかも。
ふたりとも2戦目も頑張ってほしいです。荒木選手は4戦目のロシア大会、川畑選手は5戦目のポーランド大会にエントリーしています。
他にこの大会の女子で印象に残ったのは、アメリカのハンナ・ハレル選手、ジョージアのアリーナ・ウルシャゼ選手(元気、豪快!)、スイスのノエミ・ボーデンシュタイン選手です。まあ、35人全部を、じ~っと真剣に見ていたわけではないので、見逃した選手もいたりします。
とにかく技術的にどんどん底が上がってきているので、特にジャンプが跳べなくてはお話しにならない、という感じなのがちょっと切ない。。。
ISU JGP Grand Prix de Courchevel 2019 Results
********