ジュニアグランプリシリーズの7戦目、女子が終わりました。
今季のファイナルは全員ロシア選手かと思っていましたが、韓国の選手がひとりはいりました。ホッとしたりして・・・
ジュニアグランプリ2018 アルメニア大会で横井ゆは菜選手が3位!
順位 | 名前 | 国 | 総合得点 | SP順位 | FS順位 |
1 | Alexandra TRUSOVA | RUS | 221.00 | 1 | 1 |
2 | Alena KANYSHEVA | RUS | 187.55 | 2 | 3 |
3 | Yuhana YOKOI | JPN | 184.09 | 6 | 2 |
4 | Seoyeong WI | KOR | 167.57 | 4 | 4 |
5 | Nana ARAKI | JPN | 165.80 | 3 | 8 |
6 | Alina URUSHADZE | GEO | 165.37 | 5 | 5 |
3位の表彰台に載ったのは、横井ゆは菜選手です。おめでとう!
正直、横井選手が表彰台に載るとは思っていなくて、ちょっと驚きました。SP6位からの、大挽回!
しかもフリーでは、途中で音楽が消えてしまい、演技を中止するハプニングがありました。かなり長い時間待たされて、続行。よく集中力が切れなかったなと感心します。
ジュニアながら、横井選手は経験も豊富なので、こんなことには動じずに対応できたのかもしれません。
加点のつく豪快なジャンプをバンバン降りて、ボーナスのつく終盤で3S+3T+2Tを成功させ、スピンは全部レベル4。すばらしいです。
そして、元気がこちらに伝わってくるような、はつらつとした演技でした。フリーだけなら2位でした。すごい~!
SPで3位に付けていた荒木菜那選手ですが、FSは最初から緊張がこちらにも伝わってきました。表彰台を意識してしまったかな。足ががくがくしてたとか、たぶんそんな感じだったのかと思います。
ジャンプも高くてキレがあり、今回のFSもミスを重ねながらもスピンは全部レベルを取っているという素晴らしさです。かわいらしい笑顔も仕草も、とってもチャーミング。
今回の大会は、とても良い経験になったのではないかと思います。
優勝は、もちろんトゥルソワ選手。いやはや、強い。冒頭で4回転ルッツ!(あまり質は良くなかったけど)。
コンビネーションが3F+3Tと3Lz+3Loと3Lz+1Eu+3S、加点のつく出来栄え。スピンステップ全部レベル4。
今季のジュニアは、とにかくトゥルソワ選手がダントツに強いですね。
ISU JGP Armenian Cup 2018 results
ジュニアグランプリファイナル2018女子はロシア選手5人と韓国選手1人
今季のジュニアグランプリシリーズの女子を見ていて印象的だったのは、もちろんロシア選手の強さ(でもこれはもともとわかっていたことでもあります)、そして、韓国選手の躍進でした。
ジュニアグランプリファイナル2018出場選手 女子
名前 | 国 | ポイント | 総合得点 | |
1 | Alexandra TRUSOVA | RUS | 30 | 442.44 |
2 | Alena KOSTORNAIA | RUS | 30 | 401.88 |
3 | Anna SHCHERBAKOVA | RUS | 30 | 400.95 |
4 | Anastasia TARAKANOVA | RUS | 28 | 380.74 |
5 | Yelim KIM | KOR | 26 | 388.23 |
6 | Alena KANYSHEVA | RUS | 26 | 379.39 |
ロシア選手に食い込むのは、今までだったら日本選手だったんですけれどね。今回は韓国のイェリム・キム選手が入りました。6人全員がロシア選手だったら、やっぱりちょっとつまらないなあ、と思っていました。
補欠選手は、ロシア、韓国、日本、です。
ここでも韓国の強さが光ります。
7 | Anna TARUSINA | RUS | 26 | 374.92 |
8 | Young YOU | KOR | 20 | 355.83 |
9 | Rion SUMIYOSHI | JPN | 20 | 346.61 |
それ以外の選手の順位、得点などはこちらへ。
この後も、韓国、韓国、日本、日本、日本、日本と続きます。
北米の選手が、まるで参加していないみたいになっちゃってますね。
国際大会は、やっぱりいろいろな国や地方からまんべんなく良い選手が出て来てくれると、とても楽しいと思うんですよね。。。
みんながんばって!
ISU Junior Grand Prix of Figure Skating 2018 / 2019 Junior Ladies
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