見ていて涙が出てきてしまう演技でした。村元哉中/クリス・リード組のフリー。
五輪枠を見事獲得です。おめでとうございます!
ネーベルホルン杯2017 アイスダンス リンクに桜咲く!
アイスダンスフリー
順位 | 名前 | 国 | FD得点 | 技術点 | 演技構成点 |
1 | Penny COOMES / Nicholas BUCKLAND | GBR | 105.34 | 52.72 | 52.62 |
2 | Kana MURAMOTO / Chris REED | JPN | 96.63 | 51.12 | 45.51 |
3 | Kavita LORENZ / Joti POLIZOAKIS | GER | 91.41 | 47.59 | 43.82 |
4 | Cortney MANSOUR / Michal CESKA | CZE | 88.50 | 46.99 | 41.51 |
5 | Yura MIN / Alexander GAMELIN | KOR | 87.86 | 47.58 | 40.28 |
村元/リード組のフリー、坂本龍一メドレー「桜」は、本当にこのふたりにぴったりの、美しいプログラムです。このプログラムで五輪シーズンをすごせるのは、とても幸運なことですね。
最初のツイズルから息もぴったり、危なげない演技でした(が、ドキドキ見ていた私でした)。リフトにも工夫があって、すごく難しいのだろうけれどスムーズなので、それを感じさせない。プログラムを通して流れがあって、とてもとても良かったです。
自分たちの手でつかんだ五輪切符、頑張ってほしいな~。
1位になったイギリスのクームズ/バックランド組は、フリーもさすがの演技。ダイナミックだなあ。先シーズンはケガとそのリハビリで棒に振り、五輪シーズンに復帰となりました。間に合って良かったです。
日本は男子と女子、アイスダンスの3カテゴリーで五輪枠を獲得しているので、団体戦の出場の可能性が大きくなりました。もし団体戦参加ということになれば、個人戦には出場しないペアも、団体戦には出場ということになります(この場合も須藤/オデ組以外の、男女とも日本国籍のペアが出場となります)。
アイスダンス総合
順位 | 名前 | 国 | 総合点 | SD順位 | FD順位 |
1 | Penny COOMES / Nicholas BUCKLAND | GBR | 177.13 | 1 | 1 |
2 | Kana MURAMOTO / Chris REED | JPN | 159.30 | 2 | 2 |
3 | Kavita LORENZ / Joti POLIZOAKIS | GER | 152.50 | 3 | 3 |
4 | Yura MIN / Alexander GAMELIN | KOR | 143.80 | 7 | 5 |
5 | Cortney MANSOUR / Michal CESKA | CZE | 143.44 | 9 | 4 |
6 | Lucie MYSLIVECKOVA / Lukas CSOLLEY | SVK | 143.22 | 6 | 6 |
7 | Allison REED / Saulius AMBRULEVICIUS | LTU | 142.95 | 4 | 8 |
8 | Tina GARABEDIAN / Simon PROULX-SENECAL | ARM | 140.98 | 8 | 7 |
9 | Cecilia TÖRN / Jussiville PARTANEN | FIN | 138.45 | 5 | 9 |
10 | Haley SALES / Nikolas WAMSTEEKER | CAN | 134.84 | 10 | 10 |
平昌五輪 フィギュアスケート アイスダンスの出場国
今回のネーベルホルン杯で出場枠を獲得したのは、イギリス、日本、ドイツ、韓国、チェコ、スロバキアの6ヶ国です。
世界選手権2017で出場枠を獲得したのは、カナダ、アメリカが3組、フランス、ロシア、イタリアが2組、イスラエル、デンマーク、ポーランド、ウクライナ、中国、トルコ、スペインが1組です。
このネーベルホルン杯で、SPを4位に付けて総合で惜しくも7位になった、リトアニア代表の女性アリソン・リード選手はキャシーとクリスの妹さんです。もし五輪枠が取れた場合に国籍をどうするつもりだったのか(補欠1位なのでもしかするとまだ可能性はあるかも)、ちょっとわかりませんが。これからの活躍に注目したいと思います。