パトリック・チャン選手が、競技復帰をすることを表明しました。
5月にカナダ12都市で開かれるSOIに出演した後、コスタリカにサーフィン・バカンスに行き、それからコーチであるKathy Johnsonの元、デトロイトで本格的にトレーニングを再開するということです。夏にはショートプログラムの振り付けとショパンのフリー(去年のジャパンオープンで滑ったプログラム)を手直しするためにトロントのデヴィッド・ウィルソンのところに行くということ。
Pチャン選手が戻ってくるとなると、男子シングルスの構図がまた変わってきますね。
去年の世界選手権とソチ五輪を制した羽生選手、今年の世界選手権で金メダルを手にしたフェルナンデス選手、四大陸選手権で完璧な演技で優勝したデニス・テン選手。ここにPチャン選手が戻ってくるのですね。ワクワクします。
そういえば羽生選手が国別対抗戦のエキシビションで、4L-3Aのコンポを跳んでいましたね。プログラムに入れてくるかどうかはわからないけれど、チャン選手ももちろんこういう情報は耳に入れていることでしょう。かなりの覚悟を持って復帰してくるものと思います。楽しみです!
浅田真央ちゃん、休養中でも「選手」で良いのかな?日本スケート連盟が強化選手を発表しましたが、浅田選手は「保留」、5月に意志確認とのことで、まだ迷っているみたいですね。
鈴木明子選手が引退し浅田選手が休養した今季、「日本女子の危機」と言われていたのに、若手がどんどん上達して「日本女子の未来は明るい」に変わってしまいました。こういう状況が彼女の競技復帰の後押しをするのか、その逆なのか。。。
小塚崇彦選手、まずは今はお勉強に励んでいるそうですが、その後は「現役続行」の可能性の方が高くなってきましたね。世界選手権での最悪の結果が、アスリート魂に火をつけたのだとしたら頼もしいことです。もちろん股関節のけがの影響もあるのでしょうけれど、最近の小塚選手からはあまり覇気が感じられませんでした。
今回もし現役続行の決断をするとしたら、それなりの覚悟とやる気があってのことになるでしょう。このまま終わっては悲しい、もう一度素敵な演技を見せてください。