もうすぐ四大陸選手権2015ですね。
あれよあれよという間にシーズンも終盤です。
最近は若手の活躍が目立って、全中の大会までテレビで取り上げられるようになりました。フィギュアスケートファンにとってはありがたいことですが、アイスショーも含めて情報が多すぎて整理するのが大変です。
今日はユニバーシアードの男子フリーが行われて、小塚崇彦選手が2位になりましたが、世界選手権に向けて課題の残る結果となりました。この大会は勝っておきたかったですが、世界選手権までにはまだ時間がありますから、それまでに立て直すことができるよう祈っています(個人的にはドイツのリーバース選手の優勝は、嬉しかったりするのですが)。
四大陸の注目は、やはり宇野昌磨選手でしょう。今季はジュニアで結果を残してきていますが、全日本選手権で2位に入り、シニアの四大陸選手権への派遣が決まりました。一番頑張ってほしいのはこの大会ではなく、ジュニア世界選手権ですが(ジュニア世界選手権のタイトルを取って、来年はシニアに上がってほしい)、シニアのトップクラスの集まるこの大会に出ることは良い経験になることと思います。それに今の彼なら、表彰台ということもあると思います。
そこで四大陸選手権に出る男子選手のPB(パーソナルベスト)を一覧にしてみました。選手の名前はカタカナ表記にしましたが、本来の発音と違っていることもあるかもしれません。200点を超えている選手は、青字で表示しています。
1 デニス マルガリク アルゼンチン 193.44
2 アンドリュー ドッズ オーストラリア 136.05
3 ブレンダン ケリー オーストラリア 188.67
4 リアム フィルス カナダ 198.91
5 ナム グエン カナダ 232.24
6 ジェレミー テン カナダ 212.64
7 ユアン グアン 中国 177.66
8 イ ワン 中国 195.01
9 ハン ヤン 中国 246.20
10 ジュイ-シユウ チェン 台湾 106.73
11 チイ-イ ツァオ 台湾 168.01
12 ローランド ラム 香港 196.77
13 ハリー ハウ イン リー 香港 116.37
14 無良 崇人 日本 255.81
15 村上 大介 日本 246.07
16 宇野 昌磨 日本 238.27
17 アブザル ラキムガリエフ カザフスタン 185.81
18 デニス テン カザフスタン 266.48
19 ジュリアン ツィ ジェ イェ マレーシア 171.95
20 マイケル クリスチャン マルティネス フィリピン 213.38
21 セ ヨン ビュン 韓国 151.36
22 ジン セオ キム 韓国 207.34
23 ジュン ヒョウン リー 韓国 203.92
24 ジェイソン ブラウン 合衆国 243.09
25 ジョシュア ファリス 合衆国 228.32
26 アダム リッポン 合衆国 241.24
27 ミシャ ゲー ウズベキスタン 238.05
四大陸は、世界選手権では見られない国から選手が来ていて、なんだか嬉しくなりますね。スケートが盛んではないだろう南の国の選手たち、応援したくなってしまいます。
ここで気を付けてなければいけないのは、宇野選手のSBはジュニアでの点数だということです。全日本選手権で出した251.28はシニアでの点数になりますが、ISUで承認された点数にはなりません。
こうして見ると、デニス・テンが四大陸参加選手の中では今季最高点を出していることになるんですね。以前は運が良くて順位が上ということが多かったけれど、本当に実力を付けてきているんだなあ。
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