最初に言っておきたい!「フィギュアスケート世界選手権2017」はフィギュアスケートの2017年の世界チャンピオンを決める大会で、オリンピックの枠を決めるための大会ではな~い!
って、ちょっとおこりたくもなりますよね。枠は結果として決まっちゃう、ということです。
選手たちの演技を純粋に楽しみたいと思います。今までどんなに頑張って来たか、この演技をするためにどれだけの努力を重ねてきたか、そんなことにも思いを馳せたいと思います。今、この時のこの演技が大切なんです。
フィギュアスケート世界選手権2017 女子SP
順位 | 名前 | 国 | SP得点 | 技術点 | 演技構成点 |
1 | Evgenia MEDVEDEVA | RUS | 79.01 | 42.10 | 36.91 |
2 | Kaetlyn OSMOND | CAN | 75.98 | 41.23 | 34.75 |
3 | Gabrielle DALEMAN | CAN | 72.19 | 39.19 | 33.00 |
4 | Anna POGORILAYA | RUS | 71.52 | 37.21 | 34.31 |
5 | Karen CHEN | USA | 69.98 | 38.35 | 31.63 |
6 | Maria SOTSKOVA | RUS | 69.76 | 38.14 | 31.62 |
7 | Ashley WAGNER | USA | 69.04 | 35.27 | 33.77 |
8 | Carolina KOSTNER | ITA | 66.33 | 32.44 | 33.89 |
9 | Wakaba HIGUCHI | JPN | 65.87 | 36.84 | 29.03 |
10 | Elizabet TURSYNBAEVA | KAZ | 65.48 | 36.65 | 28.83 |
11 | Dabin CHOI | KOR | 62.66 | 35.46 | 27.20 |
12 | Rika HONGO | JPN | 62.55 | 31.45 | 31.10 |
13 | Mariah BELL | USA | 61.02 | 32.16 | 28.86 |
14 | Ivett TOTH | HUN | 61.00 | 33.60 | 27.40 |
15 | Mai MIHARA | JPN | 59.59 | 30.88 | 29.71 |
16 | Xiangning LI | CHN | 58.28 | 33.49 | 24.79 |
17 | Loena HENDRICKX | BEL | 57.54 | 30.71 | 26.83 |
18 | Nicole RAJICOVA | SVK | 57.08 | 29.93 | 27.15 |
19 | Kailani CRAINE | AUS | 56.97 | 31.54 | 25.43 |
20 | Zijun LI | CHN | 56.30 | 29.73 | 26.57 |
21 | Angelina KUCHVALSKA | LAT | 55.92 | 28.24 | 27.68 |
22 | Laurine LECAVELIER | FRA | 55.49 | 29.77 | 26.72 |
23 | Anastasia GALUSTYAN | ARM | 55.20 | 30.63 | 24.57 |
24 | Nicole SCHOTT | GER | 54.83 | 29.64 | 26.19 |
1位になったのは「やっぱり」というか、ロシアのメドヴェデワ選手でした。まったく破綻がない。計算された構成と、それを完璧にこなす技術、伝わる情感。やれやれ。。。もちろんジャンプは全部後半、レベルは全部4です。
2位になったのはカナダのオズモンド選手。今日も華やかでしたね~。ジャンプの構成はメドヴェデワ選手より難しいのですが、後半に跳んだのは2Aだけです。華やかだけど、「男前!」という感じのする力強さも持っています。フリーで崩れないでね。
3位になったのは、何とカナダのデールマン選手。最近メキメキと力を付けてはきたけれど、ここまで来るとは正直思いませんでした。それにしてもなぜにカナダの女子選手はこうも力強いのでしょう。フリーもこの調子を維持できるか。
4位にロシアのポゴリラヤ選手。所々ヒヤッとすることがありましたが、良い出来でした。4位まで70点越えってすごい、って言うか、70点越えても4位ってどういうこと、って言うか・・・
5位にアメリカのカレン・チェン選手が入りました。良かったですね~。ちょっと心配していました。アメリカのチャンピオンだもんね。
アメリカのベテラン、アシュリー・ワグナー選手は7位。今日も女優オーラ全開。パーフェクトだったけれど、加点をあまりもらえていない感じ。
帰って来たカロリーナ・コストナー選手は8位。ジャンプが不安定なことは多いけれど、スピンのミスはとても珍しいと思います。PCSはもっと出ても良いかなと思うのですが。
日本勢では一番の樋口新葉選手がSP9位。スピードがあり、パワーあふれる素晴らしい演技でした。この演技でこの順位は、ちょっと厳しいですね。どうも樋口選手は点数(特にPCS)が辛いことが多い気がします。
12位に本郷理華選手が入りました。今できることが全部出せた演技だったのではないかと思います。フリーもその調子で頑張って!
三原舞依選手はまさかの転倒で、SP15位発進。やはりプレッシャーのせいのようですね。でもこうした経験をして強くなって行くんですよね。あれだけいろいろ騒がれれば、平常心では滑れないってことです。フリーはどれだけ追い上げられるかになります。順位など気にせずに、いつもの「滑れる幸せ」を思い出して楽しんでくださいね。
フリーで順位が大きく変わるような気がします。ミスしない人が勝ちです!
ISU World Figure Skating Championships 2017 女子SP結果
********
コメント
枠はそっとしてワクワクしようよ・・・
といいながら平常心で見れないのが世界選手権ですね~。
とりあえずフジTVさんLIVEならきちんとLIVEで見せてください(怒)
樋口選手・・・「よっしゃ~良かった!70点近い点数出るよね!?」って思ってみてたらPCSが・・・厳しいですね~><。
しかし客席に日本人がいっぱいいるっぽい・・・!皆様すごいですね~。
亜希さん、こんにちは~。
そうなのよね。枠はね。。。気にしない、というわけには行かないですよね。
それは毎回、オリンピック前年でなくてもそうですよね。
ただこれだけ、枠のことばっかり書かれて、騒がれて、絶望的、とか書かれるとねえ。
選手は自分の演技をするためにあそこにいるのであって、五輪の枠取りのためじゃない!
と言いたくなってしまうんですよ~。
樋口選手、きびしいですよね。う~ん。。。
それにしても客席、日本での大会みたいですね。日本から数百人、とどこかで読んだような。