フィギュアスケートグランプリ2016ロシア大会 女子ポゴリラヤ優勝

ロシア勢が表彰台独占になるかと思いましたが、リプ二ツカヤ選手、かわいそうでした。。。

フリーは女子しか見られていないので、男子などについては明日書きます（男子は宇野選手だけ見ました）。

グランプリシリーズ2016　ロステレコム杯　女子

女子フリー結果

珍しくフリーの順位がそのまま総合順位になっています。

優勝はSPも1位だったポゴリラヤ選手です。おめでとう～！FSも堂々のほぼノーミスの演技で、140点越え！背の高いポゴリラヤ選手が身体を大きく使って演技をすると、とても見栄えがしますね。今日の彼女は大きな笑顔で、本当に良かったです。なかなかSPとFSが揃えられなかったり、評価がもうひとつだったりすることが多かったけれど、これで自信が付いたのじゃないかな。

2位にラディオノワ選手。相変わらず腰を悪くするのじゃないかと心配になるジャンプの降り方で、本調子にはなっていない感じです。それでも負けないラディオノワ選手です。身体はまだ大きくなりそうな感じで、ちょっと心配かも。

3位に何と（ごめん）アメリカのコートニー・ヒックス選手が入りました。ちょっと重い感じがするのとスケーティングが荒い感じがするけれど、ジャンプをきっちり跳ぶ印象です。アメリカシニア女子は、国内戦が大変になるかも。

4位にジジュン・リ選手。良かったですね。赤い衣装もかわいく、優雅な身のこなしでほぼパーフェクトな演技でした（ジャンプふたつに回転不足を取られましたが）。フリーの後半で崩れてしまうことが多かったように思いますが、今季は大丈夫そう。コンビネーションも2A+1Lo+3Sと2A+3Tを入れて、強気のプログラムです。

5位は エリザヴェート・トゥルシンバエワ選手でした。後半のジャンプが少し乱れてしまったけれど、動きっぱなしの難しいプログラムです。忙しすぎてちょっと落ち着かない感じがしますが。

6位に松田悠良選手が入りました。良かったです～!ほぼパーフェクトで最後まで流れる、とても気持ちの良い演技でした。2A+3T+3Loのふたつ目の3Tが回転不足になってしまいましたが、素晴らしいコンビネーションですね。

村上佳菜子選手は11位でした。あ～、どうすれば良いんだろう。スピン、ステップはレベルが取れているのでジャンプだけの問題なんだろうか・・・でも何かが足りない気がする。

リプ二ツカヤ選手は、演技の途中でひざを痛めたようです（というかもともと痛めていたようで、フリーの前に手当てを受けていたらしいです）。それなのにどうして演技を再開したのか。。。あれはやめるべきでしょう。とても痛そうだったし、悪化させてしまうかもしれないのに。GPSの1戦目を欠場したので、やはりこの大会に出るのは無理があったのかもと思います。とても残念でした。

女子総合結果

ISU GP Rostelecom Cup 2016 result

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