フィギュアスケートジュニア世界選手権2017 4日目女子本田真凜銀！坂本花織銅！アイスダンス

日本選手3人とも、パーフェクト！すごい～！優勝はザギトワ選手だったけれど、みんなとても素敵でした。

本田真凜選手が銀メダル、坂本花織選手が銅メダル、おめでとうございます！

フィギュアスケートジュニア世界選手権2017　女子　本田真凜2位、坂本3位、白岩5位！

SPとFSの順位が大きく変わることの多いジュニアで、今回の女子は1位から7位まで順位が全く変わらないという試合になりました。手に汗握る・・・見ていて疲れましたよ～。

それにしても女子の心臓の強さよ！この大舞台でパーフェクトな演技なんて、すごいとしか言いようがありません。

女子フリー結果

順位	名前	国	FS得点	技術点	演技構成点
1	Alina ZAGITOVA	RUS	138.02	75.81	62.21
2	Marin HONDA	JPN	133.26	70.68	62.58
3	Kaori SAKAMOTO	JPN	127.76	67.70	60.06
4	Eunsoo LIM	KOR	116.03	60.16	56.87
5	Yuna SHIRAIWA	JPN	111.42	57.17	55.25
6	Stanislava KONSTANTINOVA	RUS	103.94	49.81	54.13
7	Bradie TENNELL	USA	103.89	52.81	51.08
8	Lea Johanna DASTICH	GER	103.16	59.70	43.46
9	Polina TSURSKAYA	RUS	101.61	48.35	53.26
10	Yi Christy LEUNG	HKG	100.25	52.97	48.28

1位はザギトワ選手でした。ジャンプを全部後半に持ってきて、タノジャンプ（手挙げ）をいくつも取り入れる鬼プログラム。1.1倍のジャンプに加点もガシガシついて、すごい点数です。レベルも全部取れていて、パーフェクト。強いわ。あと1年ジュニアかな。

2位に本田真凜選手。うっとりする素晴らしい完成度の高い演技でした。パーフェクト。レベルも全部取れています。演技が終わった時に、涙が出そうになりました。優勝かもと思いましたが、ザギトワ選手に抜かれてしまいました。これは悔しい。ここまでの演技をして勝てないんですね。PCSでは1位。ロシア選手に勝つためには、やはりジャンプを後半に跳んだりということが必要になるのかもしれませんが、それはそれで見ている方はどうかなあ、と。スポーツ競技なのだから、仕方ないんだけれど。ジャンプも手を挙げて跳ぶのは点数を稼ぐひとつの方法ですが、う～ん。。。濃密なプログラム構成も、ヘタすると忙しすぎて楽しめなくなったりしますからね。難しいところです、って私が悩んでも仕方ないのですが。

3位に坂本花織選手。勢いのある坂本選手らしい演技でした。パーフェクトです、すごいわ。キス＆クライの涙は、うれし涙？悔し涙？

4位に韓国のイム選手でした。後半の3Lzで転倒した以外は、良い演技でした。ただやはりまだ子供っぽい（ジュニアですからね）。ロシアと日本を脅かす存在になるかもしれません。

白岩優奈選手は5位。う～ん、やっぱり思ったより点が出ないなあ。プロトコルを見るとジャンプの回転不足をいくつか取られています。体調が万全でない中よく頑張ったと思うけれど、ちょっと悔しいね。

コンスタンティノワ選手が6位。う～ん、どうしちゃったかな。過酷なロシア国内戦を勝ち抜いてこの大会に出てきているので、メンタル的には強い選手なのだと思うのですが。途中立て直せたと思ったのだけれど。。。

ツルスカヤ選手もフリーでの巻き返しができませんでした。う～ん。。。ロシア女子が崩れると、びっくりしてしまうわ。長身なので（172ｃｍ）、余計に身体のバランスなどが微妙に難しいのかもと思ったりします。またケガじゃないと良いのですが。

日本選手にとっては、嬉しいけれど悔しい結果になりました。でも全員（ほぼ）パーフェクトはすごいよ！来季は3人ともシニアかな。ケガに気を付けて、頑張ってください！

女子総合結果

順位	名前	国	総合点	SP順位	FS順位
1	Alina ZAGITOVA	RUS	208.60	1	1
2	Marin HONDA	JPN	201.61	2	2
3	Kaori SAKAMOTO	JPN	195.54	3	3
4	Eunsoo LIM	KOR	180.81	4	4
5	Yuna SHIRAIWA	JPN	174.38	5	5
6	Stanislava KONSTANTINOVA	RUS	162.84	6	6
7	Bradie TENNELL	USA	161.36	7	7
8	Lea Johanna DASTICH	GER	157.11	13	8
9	Yi Christy LEUNG	HKG	156.26	8	10
10	Polina TSURSKAYA	RUS	155.91	11	9
11	Xiangning LI	CHN	151.03	12	11
12	Starr ANDREWS	USA	149.05	9	12
13	Anita ÖSTLUND	SWE	144.57	15	13
14	Viveca LINDFORS	FIN	143.53	10	15
15	Kristen SPOURS	GBR	139.34	16	14
16	Michaela　Lucie HANZLIKOVA	CZE	134.48	21	16
17	Sarah TAMURA	CAN	130.40	19	18
18	Elisabetta LECCARDI	ITA	129.33	14	21
19	Andrea MONTESINOS CANTU	MEX	128.55	24	17
20	So Hyun AN	KOR	126.82	17	20
21	Amy LIN	TPE	125.91	18	22
22	Guzide Irmak BAYIR	TUR	123.23	22	19
23	Holly HARRIS	AUS	123.11	20	24
24	Valentina MATOS	ESP	120.41	23	23

フィギュアスケートジュニア世界選手権2017　アイスダンス

順位	名前	国	FD得点	技術点	演技構成点
1	Rachel PARSONS / Michael PARSONS	USA	97.54	47.27	50.27
2	Alla LOBODA / Pavel DROZD	RUS	96.78	47.23	49.55
3	Christina CARREIRA / Anthony PONOMARENKO	USA	94.15	46.11	48.04
4	Anastasia SHPILEVAYA / Grigory SMIRNOV	RUS	89.40	44.01	45.39
5	Anastasia SKOPTCOVA / Kirill ALESHIN	RUS	89.15	43.81	45.34
：
13	Rikako FUKASE / Aru TATENO	JPN	73.59	38.10	35.49

アメリカ、ロシア、アメリカ、ロシア、ロシア、カナダ、アメリカの順番。ロシアのアイスダンス復活を願っているのですが、北米が強いですねえ。優勝もアメリカに持って行かれてしまいました。

日本の深瀬／立野組は順位を上げて13位でした。おめでとう！息のぴったり合った、優雅なダンスでした。PBを大きく更新。本人たちも満足の演技だったようですね。良かったです～！

この13位というのは、日本勢過去最高なのだそうです。深瀬／立野組は来季はシニアだそうです。日本のアイスダンス界の未来は明るいかも。

順位	名前	国	総合点	SD順位	FD順位
1	Rachel PARSONS / Michael PARSONS	USA	164.83	2	1
2	Alla LOBODA / Pavel DROZD	RUS	164.37	1	2
3	Christina CARREIRA / Anthony PONOMARENKO	USA	154.68	6	3
4	Anastasia SHPILEVAYA / Grigory SMIRNOV	RUS	152.66	4	4
5	Anastasia SKOPTCOVA / Kirill ALESHIN	RUS	152.53	3	5
6	Marjorie LAJOIE / Zachary LAGHA	CAN	148.26	5	7
7	Lorraine MCNAMARA / Quinn CARPENTER	USA	148.11	7	6
8	Angelique ABACHKINA / Louis THAURON	FRA	140.61	9	8
9	Nicole KUZMICHOVA / Alexandr SINICYN	CZE	134.17	10	9
10	Ria SCHWENDINGER / Valentin WUNDERLICH	GER	131.77	13	10
：
13	Rikako FUKASE / Aru TATENO	JPN	124.03	15	13