女子はロシア勢が絶対強いと思われる今季、ロシア以外の選手に表彰台の可能性はあるのでしょうか?
まずは出場選手のPBを見てみたいと思います。
総合160点以上の選手を取り上げています。
28 Elizaveta TUKTAMYSHEVA RUS 210.40
27 Elena RADIONOVA RUS 209.54
35 Gracie GOLD USA 205.53 (2014 ソチ五輪)
26 Anna POGORILAYA RUS 197.50
18 Kanako MURAKAMI JPN 196.91 (2014 四大陸)
36 Ashley WAGNER US 194.37 (2013 GPSパリ)
34 Polina EDMUNDS USA 187.50
17 Satoko MIYAHARA JPN 186.53
6 Zijun LI CHN 183.85
16 Rika HONGO JPN 178.00
8 Kiira KORPI FIN 177.19
25 So Youn PARK KOR 176.61
9 Mae Berenice MEITE FRA 174.53
4 Alaine CHARTRAND CAN 172.00
31 Joshi HELGESSON SWE 169.07
5 Gabrielle DALEMAN CAN 167.09
24 Hae Jin KIM KOR 166.84 10 Elene GEDEVANISHVILI GEO 165.93
やっぱりロシア娘たちが強いです。
ゴールド選手のPBはソチオリンピックの時のもので、今季はケガの影響もあって思うように滑れていません。
村上選手のPBも去年の四大陸選手権で優勝した時のものです。今季は低迷していますが、不調を脱していればこれくらいは出る選手だということですね。
ワグナー選手のPBも2013年のもの。最近は回転不足を取られることも多く、演技の出来に比べて点数が伸びないことが多いです。
エドモンズ選手は今年の四大陸で優勝しましたが、その時の点数は184.02です。競技会のたびに200点を超えるロシアトップふたりに比べると、ちょっと苦しい。
日本の3人はパーフェクトに滑って、その上でどれくらいの加点、PCSがもらえるかですね。村上選手はともかく、宮原選手も本郷選手もまだ大きな国際大会の出場経験が少なく、見えない部分も多いです。
今大会、日本選手は表彰台に載ってくれたらうれしいけれど、それよりも3枠確保して来年以降につなげる、という方が重要かもしれません。
ロシア選手に勝つには今季はまだちょっと苦しいかな。もちろん可能性がなくはないですけれど。。。