うわ~、本田真凛選手、おめでとう~!
世界ジュニア選手権、優勝です!
FSも素晴らしい演技でした。
ジュニア世界選手権 女子 本田選手優勝!
女子FS結果
1 Marin HONDA JPN 126.87 68.29 58.58
2 Wakaba HIGUCHI JPN 125.65 68.34 57.31
3 Maria SOTSKOVA RUS 123.94 64.16 59.78
4 Elizabet TURSYNBAEVA KAZ 120.72 66.93 53.79
5 Yuna SHIRAIWA JPN 115.36 62.00 53.36
6 Tyler PIERCE USA 110.63 56.28 54.35
7 Ivett TOTH HUN 103.72 54.25 49.47
8 Angelina KUCHVALSKA LAT 103.37 50.65 53.72
9 Ha Nul KIM KOR 97.99 51.43 46.56
10 Lea Johanna DASTICH GER 95.96 51.96 44.00
11 Amy LIN TPE 94.62 49.84 44.78
12 Diana NIKITINA LAT 94.43 46.84 48.59
13 Sarah TAMURA CAN 93.21 48.31 45.90
14 Bradie TENNELL USA 88.96 41.35 50.61
15 Maisy Hiu Ching MA HKG 85.42 37.24 48.18
本田選手、FS1位、すばらしい演技でした。PB更新です。ジュニアで126.87は、すんごい点数ですね。
パーフェクトでした。ジャンプも良かったけれど、上体の動き、ステップ、目の使い方、全部が丁寧で魅力的な演技でした。本田選手は、国際試合に強い感じですね。GPFも表彰台に上がったのに、国内ではミスをすることも多いし。彼女のタイプは、外人審判受けするというのもあるかもしれません。国内でよりもGOEもPCSも高めに出ることが多いですね。
それにしても、この世代でジュニア世界選手権で金メダルをとるなら樋口選手だと思っていました。本田選手は、なかなか安定しないのでね。すみませんでした・・・
本田選手はミスがなければ、とても高い評価の出る選手です。華もあるし。このまま順調に行って欲しいと思います(背がどんどん伸びているみたいで心配になります)。
樋口選手は、FSで巻き返して2位になりましたが、総合ではSPが上のソツコワ選手をかわせず3位でした。今回は優勝を狙っていたと思うので悔しいでしょう。
本田選手と逆で、国際大会ではなかなか評価が厳しくなってしまう傾向にありますね。今回も技術の基礎点では本田選手を上回っているのに、GOEで差を縮められ、PCSで逆転されています。
スピードに乗ってパワフルに滑り切る樋口選手ですが、特にロシアの選手と比べると技と技とのつなぎの部分など、単調な感じがします。もっともロシア選手のプログラムはすごすぎて、あれを滑るのは並大抵ではありませんが。
フリー3位はソツコワ選手。あきれるくらい動きっぱなしのプログラムで、PCSが高いのも納得です。ジャンプの質があまり良くなかったのですが、跳びにくそうで、ちょっとラディオノワ選手みたいな感じなので、もしかすると身長の伸びや体形の変化で、調整が大変なのかもしれないですね。
2位に入って、来季のロシア3枠を守りました。プレッシャーだったでしょう。
トゥルシンバエワ選手が昨日のアクシデントから良く立ち直って4位に入りましたが、点数を抑えられてしまった感があります。最終グループじゃないというのは、響きますね。
白岩選手も同じく、3S+3Loがすごくきれいに決まったのに。パーフェクトだと思いましたが、3Fで!、3連続コンビネーションのルッツで<を取られています。今季始まるまで、白岩選手のことはほとんど知りませんでした。GPで2勝したり、大躍進ですね。
SP1位だったロシアのフェディチキナ選手は、陸上でのウォーミングアップ中にけがをして、棄権となりました。残念です。ロシアはソツコワ選手もケガで棄権して、ソツコワ選手がひとりでロシアを背負うことになりました。お疲れさま・・・
本田選手はこのふたりのロシア選手がいなかったから勝てたわけではありませんが、そう思う人もいるかもしれません。それが残念なところ。だって本田選手のこの点数は、前シーズンのメドヴェデワ選手の192.97より高いんですよ!
女子総合
総合順位/名前/国/総合点/SP順位/FS順位
1 Marin HONDA JPN 192.98 2 1
2 Maria SOTSKOVA RUS 188.72 3 3
3 Wakaba HIGUCHI JPN 183.73 5 2
4 Yuna SHIRAIWA JPN 171.59 8 5
5 Elizabet TURSYNBAEVA KAZ 170.83 14 4
6 Tyler PIERCE USA 167.19 7 6
7 Angelina KUCHVALSKA LAT 161.29 6 8
8 Ivett TOTH HUN 153.70 15 7
9 Ha Nul KIM KOR 150.36 12 9
10 Diana NIKITINA LAT 149.02 10 12
11 Bradie TENNELL USA 147.52 4 14
12 Lea Johanna DASTICH GER 143.63 18 10
13 Sarah TAMURA CAN 141.32 16 13
14 Amy LIN TPE 139.14 22 11
15 Maisy Hiu Ching MA HKG 138.11 11 15
ハンガリーのイヴェット・トース選手のコーチが、ユリア・セベスチェンではありませんか!相変わらずきれい。豪快なジャンプが持ち味の選手でしたが、大きな試合になるとミスが出てしまうという感じで、2003年の欧州選手権優勝が、大きな試合では唯一のメダルになります。今もスケート界で活躍しているのを見るのは、嬉しいことです。