カナダのオンタリオ州バリー(Barrie)で開催された「スケートカナダオータムクラシック2015」で、羽生結弦選手が優勝しました。
まだ調整中という感じの演技でしたが、さすが強いです。ジャンプは着氷が乱れたりしましたが、他のエレメンツはほとんどレベル4が取れているんですね。
この「陰陽師」FS、最初に見た時よりもずっと良くなっていますね(当たり前か)。メリハリがついて、羽生選手に似合うプログラムだと思います。ただ途中のつなぎの部分が、もう少しこれから練れてくるともっと良くなるかなと思います。
フリーに3回の4回転というのは、やっぱり大変そう。。。
今季の初戦での優勝で幸先の良いスタートになりました、と言いたいところですが、今の羽生選手ならこの試合での優勝は「当然」という感じですね。そう思われてしまう立場というのは、かなり重圧もあるのだろろうけれど、羽生選手自身はそう思われることも「力」にしてしまうような気がします。
ナム・グエン選手が2位です。着実に強くなってきていますね。
男子
1 Yuzuru HANYU JPN 277.19 1 1
2 Nam NGUYEN CAN 241.10 2 2
3 Sean RABBITT USA 201.70 4 3
4 Alexander JOHNSON USA 196.32 5 4
5 Maurizio ZANDRON ITA 193.55 6 5
女子
1 Elizabet TURSYNBAYEVA KAZ 179.72 2 1
2 Haruka IMAI JPN 174.89 3 2
3 Angela WANG USA 172.36 1 3
4 Tyler PIERCE USA 158.27 5 4
5 Roxanne RHEAULT CAN 143.72 4 5
エリザベート・トゥルシンバエワ選手が優勝!やっぱり、という感じ。先のIcenetworkの2015-2016シーズンにブレークする選手は誰?で、名前が挙がっていたカザフスタンの選手です。
彼女は昨シーズンのジュニアで目立っていましたからね。カザフスタンというだけでも目立ちますが(ロシアの選手だと、たくさんいる中のひとり、という感じになるのは否めない)。
まだ子供っぽいですが、将来有望。3S+3Tを後半に跳んでますね、すごい。
今井遥選手が2位。昨シーズンの調子が悪かったのであまり期待していなかったのですが(ごめん)、2A+3Tを2回ともきれいに決めています。この調子を崩さずに、GPSでも頑張ってほしいです。それで全日本に突入すると、大変なことに。日本女子は激戦ですね。いやはや。。。