フィギュアスケート世界選手権2018 男子 宇野2位!友野5位!!!

最初に謝っておこう。男子は来年2枠なのは仕方ない、と思ってました・・・すみません。

宇野昌磨選手が2位、足の痛みがあるのに気迫の演技!そして友野一希選手が何と5位です!すご~い!!!

女子に続いて(いえ、それ以上に)波乱のフリーでした。最後まで、ハラハラドキドキでした。

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世界選手権2018 男子 ネイサン・チェン選手優勝!

男子フリー

名前 FS得点 技術点 演技構成点
1 Nathan CHEN USA 219.46 127.62 91.84
2 Shoma UNO JPN 179.51 94.65 88.86
3 Kazuki TOMONO JPN 173.50 94.40 79.10
4 Mikhail KOLYADA RUS 172.24 86.12 88.12
5 Deniss VASILJEVS LAT 170.61 87.41 83.20
6 Dmitri ALIEV RUS 170.15 86.29 83.86
7 Alexei BYCHENKO ISR 167.29 86.15 81.14
8 Michal BREZINA CZE 165.98 82.54 83.44
9 Misha GE UZB 163.56 80.00 83.56
10 Max AARON USA 161.71 84.43 77.28
11 Keegan MESSING CAN 159.30 77.16 83.14
12 Keiji TANAKA JPN 156.49 78.71 77.78
13 Alexander MAJOROV SWE 155.08 79.72 75.36
14 Romain PONSART FRA 149.65 76.21 73.44
15 Brendan KERRY AUS 148.86 78.80 70.06
16 Paul FENTZ GER 148.43 73.43 75.00
17 Matteo RIZZO ITA 148.01 73.99 75.02
18 Daniel SAMOHIN ISR 141.23 72.39 70.84
19 Vincent ZHOU USA 138.46 66.24 76.22
20 Julian Zhi Jie YEE MAS 136.60 71.54 65.06
21 Donovan CARRILLO MEX 132.63 66.85 65.78
22 Slavik HAYRAPETYAN ARM 131.54 66.60 64.94
23 Boyang JIN CHN 127.56 63.34 73.22
24 Phillip HARRIS GBR 119.10 53.04 66.06

1位になったのはアメリカのネイサン・チェン選手です。最終滑走。それまでの選手の点数を考えれば、難しい構成はやめてリスクなしのプログラムを滑ることもできたのに、4回転6回のプログラムに挑みました。すごいとしか言いようがありません。それに今日の演技は、技術的に素晴らしかっただけではなく、パフォーマンスとして見ごたえがありました。初優勝おめでとう!!!

2位になったのは宇野昌磨選手。宇野選手が滑った時点では、ジン選手やジョウ選手がまだだったので、表彰台は無理だと思っていました(ちょっと昨日の宮原選手の時のような感じになりましたね)。3度の転倒、でも絶対あきらめない強い意志!鬼気迫るものがありました。それなのに後半、4T+2Tと3A+1Lo+3Fを成功させる強さ!涙なしでは見られない、心に迫る演技でした。銀メダル、おめでとう!

銅メダルはフリー4位のコリャダ選手。今日はチェン選手が滑るまで、4回転の神様はほとんど留守にしていたようで。。。でも、顔つきもキリッと攻める演技でした。ロシアに久々の世界選手権男子のメダルをもたらしました。おめでとう!

ビチェンコ選手には、今日も元気をもらいました。SPもFSも7位だったのに、あまりの波乱で4位になりました。

5位は驚きの友野選手です。フリーは3位で(!)、スモールメダルをゲット。おめでとう!それにしても、なんて素敵な世界選手権デビュー。ふいに転がってきたチャンスを逃さず自分のものにしてしまう、それも才能かもしれません。友野選手の良いところを存分に見せてくれるし、観客も味方に付けるステキなプログラムです。この世界選手権で「何かをつかんだ」という感じがしています。楽しみ~!

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6位はヴァシリエフス選手。4回転こそありませんが、3Aを2回成功させて、全部レベルも取れていて、スケーティングは増々なめらかに、音楽との調和にも磨きがかかっています。持っている雰囲気もとても良いので、どんどん素敵なスケーターになって行く予感(すでに黄色い声援が多いですね)。

7位はアリエフ選手。4回転を3回入れた攻める演技。ミスもあったけれど、これからの可能性を感じさせる演技でした。

8位にメッシング選手。フリーはミスもあって11位でしたが、チャップリンの衣装がすごく似合う楽しいプログラムでした。

9位にミーシャ・ジー選手。この世界選手権が、最後の競技会だということです。今季も続けてくれて嬉しかったです。演技に磨きがかかって、技術的にも進歩し続けているというのがすごいです。美しい演技と、誰もが愛さずにいられない人柄。さみしくなります。。。

10位にプレジナ選手。こんなブレジナ選手を見たのは何年振り?ほぼパーフェクト!うわあ、すごい!現役を続けるようですね。良かった!

田中刑事選手は13位でした。ちょっと残念でしたが、4S+2Tも降りてるし、頑張りました。靴問題があったようですね。悔しいシーズンの終わり方だったかもしれませんが、今季はいろんな経験をして、五輪にも出場して、一回り大きくなったのではないかと思います。女子ほどではないにしても、男子も若い選手がどんどん追いかけてきます。がんばって!

ヴィンセント・ジョウ選手が14位・・・SP3位でFS19位・・・4回転6回の構成、うひゃ~。うち、ちゃんと降りているのは4Tの1回だけ。転倒3回、回転不足ボロボロ。頑張ったんだけど。4回転は確かに点を稼げるけれど、それよりスケーティングとか身体の動かし方とかをもっと練習した方が良いかなあ。すごいことしているのに、何だかもったいない感じがしてしまう。でもこれからの有望選手であるのは確かですね。

ボーヤン・ジン選手もどうしちゃったんでしょうか。フリーは23位、総合で19位。減点9点!(どうして9点なのか疑問な人はこちら)。ジン選手は去年も両足をケガしていたりするので、もしかしてまた・・・、と思ったのですが、本人曰くそういうことはないそうです。五輪の後で調整が難しかったのかな、ということ。それにしても・・・身体もあまり動いていなかったし。SPで思ったような点数が出なかったから、ちょっとモチベーションが下がっちゃったかな、なんて思ったりしています。にくめない笑顔のかわいいジン選手、来季は元気な姿を見せてね。

男子総合

順位 名前 総合点 SP順位 FS順位
1 Nathan CHEN USA 321.40 1 1
2 Shoma UNO JPN 273.77 5 2
3 Mikhail KOLYADA RUS 272.32 2 4
4 Alexei BYCHENKO ISR 258.28 7 7
5 Kazuki TOMONO JPN 256.11 11 3
6 Deniss VASILJEVS LAT 254.86 9 5
7 Dmitri ALIEV RUS 252.30 13 6
8 Keegan MESSING CAN 252.30 6 11
9 Misha GE UZB 249.57 8 9
10 Michal BREZINA CZE 243.99 17 8
11 Max AARON USA 241.49 15 10
12 Alexander MAJOROV SWE 237.79 10 13
13 Keiji TANAKA JPN 236.66 14 12
14 Vincent ZHOU USA 235.24 3 19
15 Paul FENTZ GER 230.92 12 16
16 Romain PONSART FRA 229.20 16 14
17 Matteo RIZZO ITA 225.44 18 17
18 Brendan KERRY AUS 223.85 19 15
19 Boyang JIN CHN 223.41 4 23
20 Daniel SAMOHIN ISR 214.01 20 18
21 Julian Zhi Jie YEE MAS 209.03 21 20

日本男子は来季も3枠です。すっご~い!

ISU World Figure Skating Championships 2018 results

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