フィギュアスケート ディダクションについて GPSフランス杯2016 レオノワ選手の例

GPSフランス杯の女子フリーで、レオノワ選手が減点(ディダクション)9!減点9って、いったい・・・だって9回も転んでないよ、と思う人は私と同じですね。

GPSフランス杯のレオノワ選手の減点9について

ディダクション9を見た時には、え~何これ、と思いました。時間超過をしたとも思えないし、飾りを落としたりもしていない、ジャンプを全部転倒したとしても9回にはなりませんよね。

イギリスのユーロスポーツの動画を見たら、解説者がジャンプは1回目と2回目は減点1だけど・・・と説明をしていました。え~、知らなかった。

というわけで、ISUサイトのフィギュアスケートのルールを見てみました。ありましたよ。

シニアのシングルでは、「転倒1回目と2回目はマイナス1、3回目と4回目はマイナス2、5回以上はマイナス3の減点」です。うわ~、きびしい。

スポンサーリンク

レオノワ選手は5回転倒してしまったので、1+1+2+2+3で合計9になってしまったんですね。

転倒はそれだけで点数が低くなるし、精神的にも肉体的にもダメージが大きいです。それが複数回になったら、そのダメージは計り知れません。でその上、この減点・・・なんか、ちょっと厳しすぎるかなあと思います。不完全な技を多用しないように、という予防策なのかもしれませんが。

ちなみにジュニアは何回転んでも、転倒ごとにマイナス1です。ついでにペアとアイスダンスは、ひとりだけ転んだらマイナス1だけれど、ふたり仲良く転ぶとマイナス2です。

ルールって、知っているようで知らないことが、結構たくさんありますね。

ISU SPECIAL REGULATIONS & TECHNICAL RULES 2016

********

スポンサーリンク
関連コンテンツ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

This site uses cookies. Find out more about this site’s cookies.