フィギュアスケートグランプリファイナル2018日程と出場選手と展望

いよいよグランプリファイナルへの出場選手が決まりました。

期待していた選手が出場できなかったり、というのは、まあいつものことです。何しろたった6人(組)ずつしか出場できないのですから。

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フィギュアスケートグランプリファイナル2018 日程

大会名: ISU Grand Prix of Figure Skating Final 2018

開催地:バンクーバー(カナダ)

開催期間:2018年12月6日(木)~ 9日(日)

スケジュールはこちら

ISU Grand Prix of Figure Skating Final 2018/19 results

*時差は17時間です。現地時間20時は日本時間翌日13時です。

*ジュニアとシニアと同時開催です。

フィギュアスケートグランプリファイナル2018 男子出場選手と展望

名前 1戦目 2戦目 ポイント 得点
Yuzuru HANYU  JPN 15 15 30 575.54
Shoma UNO  JPN 15 15 30 553.70
Nathan CHEN  USA 15 15 30 552.15
Michal BREZINA  CZE 13 13 26 497.49
Sergei VORONOV  RUS 11 13 24 480.72
Junhwan CHA  KOR 11 11 22 497.96
— 補欠 —
Keegan MESSING  CAN 13 7 20 485.92
Alexander SAMARIN  RUS 9 11 20 495.87
Matteo RIZZO  ITA 9 11 20 450.52

男子は、トップ選手集団とそれに続く選手(準トップ選手集団)と、わりとはっきりしていますね。

何しろ圧倒的に強いのが、羽生結弦選手と宇野昌磨選手とネイサン・チェン選手の3人です。現役の選手の中では、まず間違いなくこの3人がトップ。他の選手がこの3選手を越すのは、この3人が余程のミスをした場合に限ると思われます。

中でも羽生選手の強さは飛びぬけているので、1位は羽生選手、2位と3位を宇野選手とチェン選手で争うことになるかな。

ただ若手のジュンファン・チャ選手などは、大きな大会の度に着実にうまくなっていて、今季は飛躍の年になりそうな感じ。あなどれません。

長年のフィギュアスケートファンとしては、ベテランのブレジナ選手とヴォロノフ選手の活躍を応援したいところですが、なかなかに厳しいかも。

羽生選手に関しては、ケガで欠場ということもありえます。ここで無理をしてはいけない。身体が大事です。もちろん出場してくれたら嬉しいけれど、構成の難度を落として滑るくらいなら(それくらいケガの具合が思わしくないなら)、出場は断念した方が良いかなと思います。

*【11/29追記】羽生選手の欠場が発表されました。これに伴い、補欠1位のメッシング選手が出場となります。宇野昌磨選手とネイサン・チェン選手の首位争いになりそうですね。

フィギュアスケートグランプリファイナル2018 女子出場選手と展望

名前 1戦目 2戦目 ポイント 得点
Alina ZAGITOVA  RUS 15 15 30 438.24
Rika KIHIRA  JPN 15 15 30 430.23
Satoko MIYAHARA  JPN 15 13 28 439.18
Elizaveta TUKTAMYSHEVA  RUS 15 11 26 422.34
Kaori SAKAMOTO  JPN 13 11 24 411.32
Sofia SAMODUROVA  RUS 11 13 24 396.71
— 補欠 —
Mai MIHARA  JPN 9 13 22 407.01
Stanislava KONSTANTINOVA  RUS 13 7 20 387.24
Evgenia MEDVEDEVA  RUS 11 9 20 390.72

女子は上位選手の実力が拮抗しています。

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ここまで飛びぬけて強いザギトワ選手ですが、コンビネーションが決まらなくなってきていたり、やや不安があります。

ザギトワ選手に迫れるのは、紀平梨花選手かなと思います。何しろ3Aを跳ぶ上、総合的に優れた選手です。ただ少し波があるのが不安材料です。

PCSの高さで頑張ってほしいのが宮原選手です。ジャンプが決まれば強いと思います。プログラム/演技の美しさでは、群を抜いているかなと思います。

トゥクタミシェワ選手は調子次第、3Aがバッチリ決まって波に乗れれば強いけれど、ややジャンプ偏重気味なので、他の要素の加点やPCSをどこまで伸ばせるか。

坂本花織選手は、もしかすると大穴かもしれません。調子が良かったらビシバシジャンプを決めて、上位に行くかもしれません。

サモデュロワ選手が表彰台に載るのはちょっと厳しいかもしれませんが、まだ若い選手なので勢いに乗るとわかりませんね。

それにしても見事に日本対ロシアですね。補欠を加えても。。。

フィギュアスケートグランプリファイナル2018 ペアとアイスダンス

ペア

名前 1戦目 2戦目 ポイント 得点
Vanessa JAMES / Morgan CIPRES  FRA 15 15 30 427.58
Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV  RUS 15 15 30 425.10
Natalia ZABIIAKO / Alexander ENBERT  RUS 15 15 30 412.65
Cheng PENG / Yang JIN  CHN 13 13 26 408.32
Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE  ITA 13 13 26 389.60
Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN  RUS 11 11 22 375.62
— 補欠 —
Alisa EFIMOVA / Alexander KOROVIN  RUS 13 7 20 360.60
Tarah KAYNE / Danny O’SHEA  USA 7 13 20 355.59
Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO  CAN 11 9 20 390.59

ジェームス/シプレ組とタラソワ/モロゾフ組の首位争いになるかなと思います。それにしてもジェームス/シプレ組は、良いペアになりましたね。

ペアは昨シーズンまでの上位組が、引退や休養であまり出場していないのもあって、ちょっとさみしい感じですね。

アイスダンス

名前 1戦目 2戦目 ポイント 得点
Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE  USA 15 15 30 401.58
Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN  RUS 15 15 30 399.52
Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV  RUS 13 13 26 395.55
Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI  ITA 13 13 26 388.59
Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER  USA 15 9 24 366.10
Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO  RUS 11 13 24 364.43
— 補欠 —
Sara HURTADO / Kirill KHALIAVIN  ESP 9 13 22 346.51
Piper GILLES / Paul POIRIER  CAN 11 11 22 375.71
Lorraine MCNAMARA / Quinn CARPENTER  USA 9 11 20 357.23

アイスダンスもペアと同じく、顔ぶれがずいぶん変わってしまいました。

絶対的に強いパパダキス/シゼロン組が、ケガでNHK杯を欠場してしまってファイナルに出られないのが、何とも残念です。

ということは、どの組にも金メダルを取れる可能性があるということで、試合としては面白いかもしれませんね。

ISU Grand Prix of Figure Skating Final 2018/19 results

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