GPS フランス杯2018 男子ネイサン・チェン優勝！ブラウン2位！

やっぱり強かったネイサン・チェン選手でした。

フリーも4回転を入れないで、ジェイソン・ブラウン選手が銀メダル獲得、おめでとうございます！

グランプリ6戦目フランス杯2018 田中刑事は8位

男子フリー結果

優勝はやっぱりネイサン・チェン選手でした。SPでは3位となりましたが、時間も長くジャンプもたくさん入れるフリーではやっぱり強い。

4F、4T、3F+3T、3A、4T+3T、3Lz+2T+2Lo、3Loのジャンプ構成でした。大技ジャンプは4回転3回と3Aが1回。スピンは全部レベル4、コレオシーケンスやステップも加点がたくさん。

フリップはふたつともエッジエラー、回転不足がひとつ。今季は厳しいです。

ネイサン・チェン選手は、4回転ジャンプの申し子なんて呼ばれたりして、どうしてもジャンプに目が行ってしまいますが（もちろんすごいんだけれど）、スケーティングや身体の動かし方（表現）もステキなスケーターです。このフリーは、終盤に面白い振り付けが入っていますね。こういうのも踊りこなせてしまう。

大学との両立は大変だと思うけれど、天はニ物を与えた、って感じですよね。今の練習環境は、時間的にも十分でない筈なのに、これって何かすごいんですけど・・・

2位にSP1位だったジェイソン・ブラウン選手、フリーは3位で銀メダルだ～！

フリーはパーフェクトとは言えませんでしたが、彼の良いところを凝縮したようなステキなプログラムでした。

4回転は今日も跳ばず、3Aを2回（2回目は回転不足）。コンビネーションジャンプで、2Tを3回跳んでしまって、3回目の2Tはノーカウント。どれかは3Tのはずだったのだと思います。

コレオシーケンスの加点が満点に近いです。スピンでも加点バリバリ。もちろんPCSでは1位。

3位になったのが、フリー4位のロシアのサマリン選手。最初の4Lzが決まれば、勢いに乗れたのかもしれないけれど。転倒扱いにはならなかったけれど、大きくマイナスされてしまいました。

4T+2Tを成功させて、3Aを2回入れる攻めのプログラム。その衣装は、映画の中に出てくる衣装なのかな？う～ん、ちょっと考えた方が良いかも・・・

フリーは2位だったのに、表彰台に載れなかったアリエフ選手。冒頭の4T+3Tを決めて、SPよりもずっと良い演技でした。ふたつ目のジャンプ3Tは、4回転のはずだったのかな。

フランスのふたりが、これからの可能性を示してくれました。フランスの選手は個性的で雰囲気があって、見ていて楽しいです。

ポンサール選手の冒頭の4Tは、すばらしかったです。アルトゥニアンコーチなのね。振り付けがアイスダンサーのシゼロン選手というのも面白いです。

デニス・ヴァシリエフス選手は7位。4Tで転倒、3Aも決まらず。これではちょっと厳しいです。でも、まだまだこれから。このプログラムは素敵なので、いつか完成形を見せて欲しい。

田中刑事選手は、8位でした。ジャンプの調子が悪いのか、身体は良く動いているように見えたし、スピンなども良かったんだけれど。全日本に向けて調子を上げて行かなければ、ちょっと厳しい。

ボーヤン・ジン選手が、フリー10位（最下位）の総合9位。いったいどうしちゃったのでしょう。

最初の4Lzが決まって、お～今日は期待できる、と思ったのですが、その後立て続けにジャンプが2回転に。後半も立て直せず、グダグダのまま終わってしまった感じ。以前に比べると、身体の動かし方などはずっと良くなっている気がするのだけれど、得意であるはずのジャンプがこれでは、点数はもらえない。。。

復調を期待していますよ！

男子総合結果

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