フィギュアスケート全日本選手権2020 羽生結弦が完全優勝!

あっぱれと言うか、恐れ入りましたと言うか・・・とにかく羽生結弦選手には参りました。

ここまで完璧に仕上げてくるとは!

表彰台は、う~ん、まあ予想通り・・・という気もしますが。

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全日本選手権2020男子 優勝羽生結弦、2位宇野昌磨、3位鍵山優真

全日本選手権2020男子 結果

男子総合結果

順位 名前 所属 SP順位 FS順位 総合得点
1 羽生 結弦   ANA 1 1 319.36
2 宇野 昌磨   トヨタ自動車 3 2 284.81
3 鍵山 優真   星槎国際横浜 2 3 278.79
4 田中 刑事   倉敷FSC 4 4 238.83
5 佐藤  駿   フジ・コーポレーション 5 6 236.52
6 友野 一希   同志社大学 7 8 223.16
7 三浦 佳生   KOSE新横浜プリンスFSC 13 5 221.26
8 島田 高志郎   木下グループ 9 7 220.94
9 山本 草太   中京大学 6 9 217.34
10 三宅 星南   関西大学 8 10 213.53
11 日野 龍樹   中京大学 11 11 202.13
12 森口 澄士   木下アカデミー 17 12 196.10
13 本田 ルーカス剛史 木下アカデミー 14 13 194.03
14 須本 光希   関西大学 15 14 193.37
15 中野 紘輔   飯塚フィギュアクラブ 16 15 187.06
16 櫛田 一樹   関西学院大学 10 18 184.81
17 中村 俊介   木下アカデミー 18 16 184.01
18 大島 光翔   埼玉アイスアリーナFC 21 17 178.45
19 本田 太一   関西大学 12 22 177.87
20 長谷川 一輝   東京理科大学 20 20 175.24
21 木科 雄登   関西大学 22 19 174.30
22 小林 建斗   法政大学 23 21 172.41
23 小林 諒真   法政大学 19 23 168.94
24 國方 勇樹   日本大学 24 24 159.29


男子FS結果

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順位 名前 所属 SP総合 技術点 演技構成点
1 羽生 結弦   ANA 215.83 118.61 97.22
2 宇野 昌磨   トヨタ自動車 190.59 98.23 92.36
3 鍵山 優真   星槎国際横浜 180.19 93.97 86.22
4 田中 刑事   倉敷FSC 155.22 73.80 81.42
5 三浦 佳生   KOSE新横浜プリンスFSC 153.65 82.21 71.44
6 佐藤  駿   フジ・コーポレーション 153.21 79.85 73.36
7 島田 高志郎   木下グループ 149.06 75.78 74.28
8 友野 一希   同志社大学 141.44 65.50 76.94
9 山本 草太   中京大学 134.74 64.72 72.02
10 三宅 星南   関西大学 134.44 63.30 72.14
11 日野 龍樹   中京大学 132.34 65.62 68.72
12 森口 澄士   木下アカデミー 129.92 67.28 63.64
13 本田  ルーカス剛史 木下アカデミー 126.51 57.09 70.42
14 須本 光希   関西大学 126.22 57.96 71.26
15 中野 紘輔   飯塚フィギュアクラブ 120.59 61.01 60.58
16 中村 俊介   木下アカデミー 120.04 59.42 61.62
17 大島 光翔   埼玉アイスアリーナFC 116.11 54.25 62.86
18 櫛田 一樹   関西学院大学 113.58 48.60 66.98
19 木科 雄登   関西大学 112.92 47.36 65.56
20 長谷川 一輝   東京理科大学 111.65 49.65 62.00
21 小林 建斗   法政大学 111.53 52.39 60.14
22 本田 太一   関西大学 110.01 50.15 60.86
23 小林 諒真   法政大学 105.03 45.31 59.72
24 國方 勇樹   日本大学 99.21 44.15 57.06

全日本選手権2020男子 感想

羽生結弦選手、本当にすごい!強い!

ミスする気配がない。ジャンプを失敗するんじゃないかなんていう心配はつゆほど感じさせなかったです。実際、ノーミスでした。

NHK大河ドラマの「天と地と」の主題歌ということですが、フェミニンな着物を思わせる薄青の衣装。

4Lo、4S、3A+2T、3Lo、4T+3T、4T+1Eu+3S、3Aを全部加点付きで成功させて、基礎点合計89.05、技術点計118.61、FS総合215.83。すばらしいです!

*昨日のSPのスピン0点は「脚替え後のシット姿勢が成立していなかった」ということです。ちょっと厳しすぎる気も・・・

2位になった宇野昌磨選手。もちろん勝ちたかったとは思うけれど。

それにしてもステファン・ランビエールコーチに付いたのは、大正解でしたね。今までも(まだちっちゃい頃から)表現面では秀でたものがあったけれど、今回はそれが磨き上げられて、輝き出した感じがしました。

ランビエール先生の試合後のキスクラでのコメントもすごくあたたかい(島田選手の時も感じたけれど)。

宇野選手はコンビネーションジャンプで失敗することが多いけれど(せっかくの得点源なのに足りない)、すごく慎重なのかもしれません。今回もそれがもったいなかったです。

4S、4F、3T、3A、4T、4T+1T、3A+1Eu+3F、それでも頑張って最後のふたつをコンビネーションにしました!

3位に鍵山優真選手、滑り始める前から緊張が伝わってきました。コーチ(おとうさん)もそうだったみたいですね。

ミスの出方がいかにも緊張してたから、という感じでした。

4回転3回に3A2回、でも何と言っても「おお!」と声が出ちゃったのが3Lz+3Lo。ふたつ目3Loは、ほんと、すてき!こんなに緊張しているのに、すばらしい!

とにかくこれからが楽しみな選手です。

4位に田中刑事選手。渾身の演技でした。

SPもFSも4位というのは悔しいだろうなあ。それに今回はもう四大陸選手権の中止が決まっているし。

5位に佐藤駿(フリーは6位)。う~ん、最近歯車がちょっとずれちゃっている感じが直らない。

最初のジャンプの失敗から、ずっとずれたまま最後まで行っちゃった感じかも。でもまだまだこれからなので、これも良い勉強ですね。

6位に友野一希選手。このところもがき続けているようで、見ていてちょっとつらくなります。プログラムの盛り上げ方なんかは、やっぱり上手なんだけれど・・・また元気に踊りまくる友野選手が見たい、頑張って!

NHK杯に続いて、今回も存在を見せつけたのが三浦佳生選手です。総合7位、SPでは13位でしたが、FSだけなら5位、FSの技術点だけなら4位でした。

ミスもありましたが、後半に4T+2Tを跳んで成功させるという15歳です。

島田高志郎選手が総合8位。ちょっと淡々とし過ぎているかもしれないなあ。それが持ち味でもあるのだけれど、もっとメリハリがあった方が良いのかもしれない・・・でもコツコツと階段を上って行っている感じがします。それにしても大人になったなあ。

9位に山本草太選手。SPに続きFSも豪華な衣装(似合ってる)。復帰してからけが前を追い越して進化していますが、試合後にちょっと弱気なコメントをしていて気になります。

11位になった日野龍樹選手が、試合後引退を表明しました。もしかして・・・と思っていましたが、やはり寂しいです。全日本12年連続出場ってすごいです。

最後の全日本は、もしかすると納得できる演技ではなかったかもしれません。でもいつも私たちを楽しませてくれて本当にありがとう!

今回の全日本が最後になるもうひとり、本田太一選手。ミスの多い演技になってしまいましたが、滑り切りました。お疲れさま、ありがとう!

全部の選手について書けなくてごめんなさい。みんなすてきだったよ。健康第一で、またステキな演技を見せてください。

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第89回全日本フィギュアスケート選手権大会 男子フリープロトコル

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