フィギュアスケートジュニアグランプリ2019 日本男子の躍進!

早いものでジュニアグランプリも3戦が終わってしまいました。

いやはや、なかなか追いつけないのですが、男女シングルの上位選手だけは見ています。

ジュニアの大会は、将来の有望選手がキラキラと輝いていたりしますからね~!!!
見逃せません。

3試合が終わって、驚いたのが日本男子の躍進です。フィギュアスケート、特にジュニアはどうしても女子に目が行ってしまいがちですが、日本男子ジュニアには逸材が何人もいますね~。頼もしいです!

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ジュニアグランプリ2019 第1~3戦 鍵山優真と佐藤駿が優勝!

まずは第1戦のフランス大会で、いきなり優勝したのが鍵山優真選手です。

第1戦フランス大会

順位 名前 総合点 SP順位 FS順位
1 Yuma KAGIYAMA JPN 234.87 1 1
2 Aleksa RAKIC CAN 200.71 3 3
3 Andrei KUTOVOI RUS 198.06 9 2
4 Egor RUKHIN RUS 196.31 4 4
5 Mark GORODNITSKY ISR 190.75 5 5

完璧な演技ではなかったのですが、他を寄せ付けない完璧な優勝でした。フリーでは4Tを2回、3Aを1回入れる構成で滑り切りました。何しろ目立ったのが、着氷の柔らかさ。私が思い出したのは、織田信成の猫着氷です。あれって足首が柔らかいということなんでしょうか。

技術点が高いのはもちろんなのですが、PCSもダントツに高くて素晴らしい!

***

ジュニアGP第2戦、去年のJGPF優勝者のステファン・ゴゴレフ選手に10点以上の差を付けて優勝したのが、佐藤駿選手です。正直、びっくり。

第2戦 レイクプラシッド大会

順位 名前 総合点 SP順位 FS順位
1 Shun SATO JPN 217.12 1 1
2 Stephen GOGOLEV CAN 203.70 2 5
3 Gleb LUTFULLIN RUS 203.50 5 2
4 Ilia MALININ USA 201.72 3 3
5 Ryan DUNK USA 188.39 6 6

ゴゴレフ選手はSPは2位でしたが、FSで5位と後退してしまいました。オーサーコーチからアルトゥニアンコーチに移って、まだ安定していないのかもしれません。

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アルトゥニアンコーチとはロシア語で意思の疎通ができて(ゴゴレフ選手はカナダの選手ですが、出身はロシア)うまくいっているらしいので、これからですね。まあ、まだ若いので。

優勝した佐藤駿選手。ミスも多かったし、他の選手の不調に助けられたところもあるけれど、4S、4T2回、3A2回の攻める構成。高い構成にとらわれずに、ちゃんと曲の表現もできていてステキでした。冒頭のジャンプがうまく行かなかったのに、その後がんばって滑り切った根性もすごいです。

***

第3戦に出場した三浦佳生選手は、前の2戦で鍵山選手と佐藤選手が優勝したので、ちょっとプレッシャーだったかなと思います。

第3戦 リガ大会

順位 名前 総合点 SP順位 FS順位
1 Andrei MOZALEV RUS 223.72 1 1
2 Sihyeong LEE KOR 218.31 2 2
3 Daniil SAMSONOV RUS 211.62 4 3
4 Andrew TORGASHEV USA 196.23 6 4
5 Aleksandr SELEVKO EST 194.00 5 6
6 Joseph PHAN CAN 189.72 3 8
7 Lev VINOKUR ISR 186.97 7 7
8 Kao MIURA JPN 185.5 11 5

三浦選手は順位こそ8位でしたが、これからに期待ができる演技だったと思います。

フリーでは冒頭の2Sは4Sの予定だったのだと思うし、最初のアクセルも1回転になってしまいましたが3Aの予定だったのでしょう。でも最後まで頑張ったと思います。ちょっと残念な試合になってしまったけれど、まだまだこれからです。

ジュニアグランプリ2019 これからの日本男子の出場予定

期待がどんどん膨らむ日本ジュニア男子の、これからのJGPの出場予定です。

今週末のロシア大会には、日本男子はエントリーしていません。残念。

ポーランド大会(9月18日~21日)
鍵山優真選手

クロアチア大会(9月25日~28日)
佐藤駿選手

イタリア大会(10月2日~5日)
三浦佳生選手

女子と違って少数精鋭(シニアも同じですね)。

3選手とも頑張ってほしいですね!

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