フィギュアスケート全日本選手権2018 女子 坂本花織優勝！

いやはやすごい熱戦でした。いえ、見る前からこうなるだろうとは思っていましたが。

世界選手権に行けるの、どうして3人だけなの～？お願いあとひとり・・・！

フィギュアスケート全日本選手権2018 女子 紀平梨花2位 宮原知子3位！

女子フリー結果

順位	名前	所属	FS得点	技術点	演技構成点
1	紀平 梨花	関西大学KFSC	155.01	82.95	72.06
2	坂本 花織	シスメックス	152.36	79.11	73.25
3	三原 舞依	シスメックス	147.92	78.15	69.77
4	宮原 知子	関西大学	146.58	71.49	75.09
5	山下 真瑚	中京大中京高校	134.20	69.29	64.91
6	横井 ゆは菜	中京大中京高校	130.10	69.59	60.51
7	樋口 新葉	開智日本橋学園高校	125.00	59.78	66.22
8	細田 采花	関西大学	124.33	71.29	53.04
9	白岩 優奈	関西大学KFSC	123.17	58.52	65.65
10	川畑 和愛	Ｎ高東京	118.45	63.11	57.34
11	松原  星	武蔵野学院	116.42	65.84	50.58
12	長縄 和奏	グランプリ東海クラブ	115.26	67.44	47.82
13	荒木 菜那	中京大中京高校	113.75	62.46	52.29
14	渡辺 倫果	青森山田高校	111.52	62.21	49.31
15	本田 真凜	ＪＡＬ	111.48	48.70	62.78
16	本郷 理華	中京大学	107.25	47.05	61.20
17	青木 祐奈	横浜清風高等学校	105.56	51.15	54.41
18	竹野 比奈	福岡大学	105.25	51.55	53.70
19	三宅 咲綺	岡山理大附高校	103.25	51.88	51.37
20	大庭 雅	東海東京FH	100.71	45.70	56.01
21	十倉 日和	関西大学	97.30	49.09	48.21
22	中塩 美悠	広島スケートクラブ	96.60	47.92	48.68
23	籠谷 歩未	神戸FSC	90.02	45.99	45.03
24	永井 優香	早稲田大学	78.88	32.15	46.73

優勝したのは、坂本香織選手。たぶん前評判では、紀平梨花選手が大本命だったかと思います。そうでなければ、宮原知子選手の5連覇か。

フィギュアスケートは、滑ってみなければわからない。。。

それにしても、可憐な乙女たちの強靭な精神力には驚かされます。あの舞台で、あのプレッシャーで、この演技！

上位4人は、本当にすごかったです。ほぼノーミスで、持てる力を出し切った演技でした。かんど～！

坂本選手は、とにかく勢いがありました。最後まで勢いが衰えないどころか、ビュンビュン勢いが増していく感じ。そして優雅なパートも見せ方が上手になりました。

スケーティングもきれいになったし。オリンピックに出た経験というのは、こういうところにも出るのかなと思ったりします。GOEバリバリ。

フリーでは1位の紀平梨花選手は、SPの失敗が響いて2位でした。フリーは素晴らしい演技でした。冒頭の3A-3Tには度肝を抜かれましたよ。

3連続ジャンプが乱れましたが、それ以外はノーミス。いやすごいです。SPの強化が課題でしょうけれど、これは技術的なことではなく、精神的なものでしょうね。

3位に宮原知子選手。後半、フリップが2回転になるミス。その後のコンビネーションで回転不足を取られてしまいました。このミスがなければ、と考えてしまいますが、これが試合なんですね。厳しい。。。

でも気迫のこもった素晴らしい演技だったと思います。目力！

たぶんこの表彰台3人が、そのまま世界選手権代表になるのではないかと思います。激戦でしたが、スムーズな決まり方ができる結果ではありますね。

4位になったのは、三原舞依選手。今日も天使でした。心がきれいになった気がします。まったく不思議な選手です。演技を見ていると、涙が出そうになります。

パーフェクトな演技で素晴らしかったのですが、PCSがあまり出ませんでした。三原選手がもっと上に行くには何が必要なのかなあ。。。この演技をして世界選手権に届かないのは、辛い・・・せめて四大陸には選んでほしい。

樋口新葉選手は、今季の実戦が少ないのが響いた感じがします。3連続の3つ目の2Tがノーカウントになりました。あれはわかっていたけど、根性で跳んだのではないかと思います。何となくあまり健康な感じがしないのは、どうしてかな。

山下真瑚選手に、元気が戻ってきた！特に前半のジャンプは、ゴムまりジャンプが復活、ポンポン気持ち良かったです。

横井ゆは菜選手は、最後のジュニアシーズンを全日本ジュニア勝者として全日本の舞台に立ちました。ちょこちょことあったけれど、頑張ったフリーでした。

細田采花選手は、SPに続いて3Aを、しかも2本決めました。そしてほぼノーミス。これは嬉しい！

本田真凜選手は、魅力的なんですけれど、とっても。今はジャンプ矯正中ということで、仕方のない結果だけれど悔しいでしょう。エッジエラーや回転不足や、、、

どの選手も、本当にステキでした。納得の出来ではなかった選手もいるかもしれないけれど、その頑張りは伝わってきました。ありがとう！

女子総合結果

順位	名前	所属	SP順位	FS順位	総合得点
1	坂本 花織	シスメックス	2	2	228.01
2	紀平 梨花	関西大学KFSC	5	1	223.76
3	宮原 知子	関西大学	1	4	223.34
4	三原 舞依	シスメックス	3	3	220.80
5	樋口 新葉	開智日本橋学園高校	4	7	197.63
6	山下 真瑚	中京大中京高校	9	5	197.14
7	横井 ゆは菜	中京大中京高校	6	6	196.37
8	細田  采花	関西大学	10	8	185.74
9	白岩 優奈	関西大学KFSC	12	9	183.16
10	川畑 和愛	Ｎ高東京	7	10	183.11
11	松原 星	武蔵野学院	13	11	175.69
12	長縄 和奏	グランプリ東海クラブ	11	12	175.40
13	荒木 菜那	中京大中京高校	16	13	170.07
14	青木 祐奈	横浜清風高等学校	8	17	169.28
15	本田 真凜	ＪＡＬ	18	15	164.23
16	竹野 比奈	福岡大学	14	18	163.39
17	本郷 理華	中京大学	17	16	163.18
18	渡辺 倫果	青森山田高校	23	14	161.99
19	大庭  雅	東海東京FH	15	20	157.79
20	三宅 咲綺	岡山理大附高校	20	19	154.66
21	十倉 日和	関西大学	19	21	149.28
22	中塩 美悠	広島スケートクラブ	22	22	147.46
23	籠谷 歩未	神戸FSC	21	23	141.11
24	永井 優香	早稲田大学	24	24	128.47
–	竹内 すい	大同大学大同高等学校	25	–	–
–	磯邉 ひな乃	中京大学	26	–	–
–	佐藤 伊吹	駒場学園高校	27	–	–
–	新田谷  凜	中京大学	28	–	–
–	加藤 利緒菜	中京大学	29	–	–

第87回全日本選手権大会 結果