フィギュアスケート四大陸選手権2019 宇野昌磨が気迫の逆転優勝!

今季の四大陸選手権は、女子も男子もすごい戦いになりました。

レベルがすごく高いです!四大陸選手権に一流選手が出場しなかったのは、今は昔のことですね。遠い目・・・

宇野昌磨選手が、気迫の演技で優勝を飾りました。何とこれが国際主要大会初制覇になるんですね。おめでとう~!

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フィギュアスケート4CC ボーヤン・ジン2位 ヴィンセント・ジョウ3位!

男子総合結果

順位 名前 得点 SP順位 FS順位
1 Shoma UNO JPN 289.12 4 1
2 Boyang JIN CHN 273.51 3 2
3 Vincent ZHOU USA 272.22 1 5
4 Keegan MESSING CAN 267.61 5 3
5 Jason BROWN USA 258.89 6 4
6 Junhwan CHA KOR 255.83 2 8
7 Keiji TANAKA JPN 251.54 7 6
8 Tomoki HIWATASHI USA 236.79 9 7
9 Brendan KERRY AUS 224.44 10 9
10 Nam NGUYEN CAN 216.49 8 10
11 Nicolas NADEAU CAN 209.65 11 11
12 Kazuki TOMONO JPN 206.41 12 12
13 Andrew DODDS AUS 191.40 13 15
14 June Hyoung LEE KOR 188.10 16 14
15 Sihyeong LEE KOR 183.98 21 13
16 He ZHANG CHN 179.89 15 18
17 Donovan CARRILLO MEX 174.70 14 20
18 Micah TANG TPE 174.59 17 19
19 Micah Kai LYNETTE THA 174.44 19 16
20 Julian Zhi Jie YEE MAS 174.10 18 17
21 Harrison Jon-Yen WONG HKG 148.54 20 22
22 Leslie Man Cheuk IP HKG 146.60 23 21
23 Nikita MANKO KAZ 138.40 22 23
24 Mark WEBSTER AUS 126.41 24 24
25 Kai Xiang CHEW MAS 46.38 25

SPで4位だった宇野昌磨選手が、フリーで今季の世界最高点を叩き出して、優勝しました!

何しろ全日本選手権の後は、ケガで満足な練習ができていなかったということで、今回も優勝はお預けかも、なんて失礼なことを考えていました。ごめんなさい。でもそう考えるほどに、SPの演技もその後のコメントも、弱気というのではないけれど、仕方ないよねみたいな雰囲気でした。それはファンも同じことだったと思います。

ところがフリーでは、顔つきから精悍な感じになって、気迫の演技。もちろん宇野選手はいつでも全力で、こちらが心配になるくらいなのですが、何だか今までとちょっと違うかも。

世界選手権でも勝ちたいと、そういう言葉が宇野選手の口から出るなんて。

4F、4T、3Lo、4T+2T、3A、3A+1Eu+3F、3S+3Tのジャンプ構成。3連が少し乱れ。いつもすごいと思うのは、ほとんどの試合でステップスピンのレベルを揃えてくるところです。

世界選手権に向けて、どうか無理はしないで、でも期待してしまいます!

2位になったのは、SP3位フリー2位のボーヤン・ジン選手。復調しつつありますね。4Lzがまだ完全には戻っていないのか。高く大きく跳んだけれど・・・

プログラムも楽しく表現できているけれど、やっぱりジャンプのためのプログラムという感じがします。仕方のない面もあるけれど、これがもう少しうまくならないとPCSが上がってこないですね。もちろん以前に比べれば、ずっと良くなっていますけれど。

3位になったのはヴィンセント・ジョウ選手。

SPは4Lz+3T、4S、3Aを決め、スピンステップも全部レベルを取って素晴らしい演技で1位でした。個人的に、このSP好き。

フリーも好きなプログラムだけれど、やっぱりジャンプに比重が行ってしまう。それに今回はミスも多く出てしまったので、この順位は仕方ないかな。

キーガン・メッシング選手は、今季安定しています。独特の雰囲気のある、見ていて楽しい選手。

ジェイソン・ブラウン選手は、フリーでは4Sに挑んだものの回転不足。でも、4回転なしでここまで魅せる、というのはやっぱりすごいです。3Aの調子もイマイチでしたが、とにかくプログラムとしての面白さ、魅力はたっぷり。

ジュンファン・チャ選手は、素晴らしいSPで2位になって、フリーは気負いがあったかもしれません。そういうコントロールも、経験からの勉強ですね。とにかく回転不足を取られまくっています。でもこれから上がってくる選手であることは、間違いないでしょう。

田中刑事選手は、SP7位でフリー6位でしたが、フリーは順位はともかく良い演技だったと思います。ほぼノーミス、4Sも2回入って、3Aも成功。世界選手権までこの上り調子に乗って行ってほしいです。

友野一希選手は、なかなか調子が戻ってきませんね。一生懸命なのは伝わってくるんだけれど。4Sはトータル3回挑んだけれど、成功せず・・・辛い時期かもしれませんが、絶対また上がって来られると思います!

男子ショート

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順位 名前 SP得点 技術点 演技構成点
1 Vincent ZHOU  USA 100.18 57.93 42.25
2 Junhwan CHA  KOR 97.33 54.52 42.81
3 Boyang JIN  CHN 92.17 49.85 42.32
4 Shoma UNO  JPN 91.76 46.94 44.82
5 Keegan MESSING  CAN 88.18 45.75 42.43
6 Jason BROWN  USA 86.57 41.79 44.78
7 Keiji TANAKA  JPN 83.93 43.44 40.49
8 Nam NGUYEN  CAN 79.55 40.94 38.61
9 Tomoki HIWATASHI  USA 76.95 39.73 37.22
10 Brendan KERRY  AUS 76.81 39.99 36.82
11 Nicolas NADEAU  CAN 74.44 36.86 37.58
12 Kazuki TOMONO  JPN 74.16 35.70 39.46

男子フリー

順位 名前 FS得点 技術点 演技構成点
1 Shoma UNO  JPN 197.36 104.48 92.88
2 Boyang JIN  CHN 181.34 97.04 84.30
3 Keegan MESSING  CAN 179.43 91.09 88.34
4 Jason BROWN  USA 172.32 82.46 89.86
5 Vincent ZHOU  USA 172.04 88.56 83.48
6 Keiji TANAKA  JPN 167.61 85.05 82.56
7 Tomoki HIWATASHI  USA 159.84 81.36 78.48
8 Junhwan CHA  KOR 158.50 73.56 84.94
9 Brendan KERRY  AUS 147.63 74.21 73.42
10 Nam NGUYEN  CAN 136.94 62.68 75.26
11 Nicolas NADEAU  CAN 135.21 60.41 74.80
12 Kazuki TOMONO  JPN 132.25 57.69 75.56

ISU Four Continents Championships 2019

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