フィギュアスケート欧州選手権2019 女子SP 男子SP ペア

いよいよ始まった欧州選手権、五輪後でたくさん選手が抜けちゃってつまらないかも、と思っていたのですが、いやいや面白い!

女子SPも男子SPも、ものすごい熱戦となりました。

どうしてもロシア選手に注目してしまいますが、世界選手権の出場権もかかっているのでプレッシャーなのだろうなあ。

ペアは、フランスのジェイムズ/シプレ組が初優勝です!

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ヨーロッパ選手権2019 女子SP ザギトワ1位、パガニーニ3位!

出場選手が多いので、15位まで。

順位 名前 SP得点 技術点 演技構成点
1 Alina ZAGITOVA  RUS 75.00 38.60 36.40
2 Sofia SAMODUROVA  RUS 72.88 39.25 33.63
3 Alexia PAGANINI  SUI 65.64 36.08 29.56
4 Viveca LINDFORS  FIN 65.61 36.87 28.74
5 Nicole RAJICOVA  SVK 64.08 34.91 29.17
6 Laurine LECAVELIER  FRA 63.29 33.12 30.17
7 Ekaterina RYABOVA  AZE 59.95 34.49 25.46
8 Mae Berenice MEITE  FRA 58.95 30.32 28.63
9 Alexandra FEIGIN  BUL 58.80 32.91 25.89
10 Emmi PELTONEN  FIN 58.06 28.80 29.26
11 Stanislava KONSTANTINOVA  RUS 56.76 26.10 31.66
12 Eliska BREZINOVA  CZE 55.85 30.54 25.31
13 Ivett TOTH  HUN 54.90 28.22 26.68
14 Julia SAUTER  ROU 54.29 29.86 24.43
15 Dasa GRM  SLO 53.50 28.02 25.48

アリーナ・ザギトワ選手は1位にはなったけれど、ギリギリという感じでした。75点というのはもちろん悪くはないけれど。最近あまり調子が良くないのは、足元がまたカシャカシャしてきた感じがするというところから伺えます。五輪金メダリストなので、どうしても見る目が厳しくなってしまうんですが。

最近フリーが良くないことが多いので、もしかしたら苦手意識が芽生えてしまっているかも。表情を見ていると、気の毒になってしまいます。プレッシャーがすごいのだろうなあ。

2位になったのが、ロシアのサモデュロワ選手。素晴らしい出来でした。PCSでザギトワ選手と差が付いてしまいましたが、技術点ではトップです。この舞台でこの演技ができるとは!世界選手権の出場権を得るには、この試合で良い演技をしなければなりません。ものすごいプレッシャーだと思うのだけれど、それにしても、見るたびに自信が出て来てオーラも出て来てうまくなっている気がします。ロシア女子は、大変だよね。

3位になったのは、スイスのパガニーニ選手!この選手も見るたびにうまくなっている気がします。注目選手のひとりですが、ここまでやるとは!ノーミス、すばらしい!冒頭の3Lz+3Tも美しかったです。

そろそろ良い選手が出てこないかなと期待しているフィンランドの、リンドフォース選手が4位になりました。フィンランドの選手は、スケーティングがきれいで派手なところはないけれど美しい演技をすることが多いです。これからに大いに期待!

プレッシャーに負けてしまって涙のSPになってしまったロシアのコンスタンティノワ選手は、何と11位か・・・あ~、これは厳しいなあ。世界選手権に行こうと、補欠選手がふたり手ぐすね引いて控えていますからね。順位的には11位だけれど、3位との差は9点にもなりません。まだまだフリーで挽回できそうな点数です。がんばれ!

ヨーロッパ選手権2019 男子SP

こちらも上位15選手。

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順位 名前 SP得点 技術点 演技構成点
1 Mikhail KOLYADA  RUS 100.49 54.05 46.44
2 Alexander SAMARIN  RUS 91.97 49.95 42.02
3 Javier FERNANDEZ  ESP 91.84 45.20 46.64
4 Kevin AYMOZ  FRA 88.02 46.98 41.04
5 Maxim KOVTUN  RUS 87.70 46.17 42.53
6 Daniel SAMOHIN  ISR 86.48 46.26 40.22
7 Alexei BYCHENKO  ISR 84.19 46.00 38.19
8 Michal BREZINA  CZE 83.66 41.30 42.36
9 Daniel GRASSL  ITA 81.69 46.00 35.69
10 Matteo RIZZO  ITA 81.41 42.54 38.87
11 Alexander MAJOROV  SWE 79.88 42.01 37.87
12 Deniss VASILJEVS  LAT 78.87 37.59 41.28
13 Adam SIAO HIM FA  FRA 76.70 42.89 33.81
14 Vladimir LITVINTSEV  AZE 73.60 41.71 31.89
15 Morisi KVITELASHVILI  GEO 73.04 35.53 38.51

良い試合になりました。上位選手のミスしてなるものか、という気迫がひしひしと感じられました。特にロシア3選手は、気合いモリモリ。

1位になったのは、コリャダ選手。おおお、素晴らしい!冒頭に4T+3Tを決めて、ノーミス。4回転1本でも、100点越えです。ステップスピンも全部レベル4で揃えて、PCSも高い!コリャダ君のスケーティングは、気持ち良いもんね。

2位はサマリン選手。男子で1位、2位がロシア選手だなんて、男子シングルでは久しぶりでは?3F以外ノーミスでしたが、ステップがレベル2(スピンは全部レベル4)。勢いがあったなあと思います。

3位にこれが現役最後の試合となるフェルナンデス選手。ステキな演技。本人は得点に納得していないっぽい。4回転2回入れてるからね(この試合にどれだけの覚悟で臨んでいるかがわかる)。ただ単独ジャンプの4Sで回転不足を取られています(すごくきれいなジャンプに見えたけれど)。コンビネーションも、たぶんセカンドは3Tの予定だったのじゃないかと思います(2Tになってしまった)。3Aはステップアウト。91.84は、良かったのではないかと思います。この試合で最後なのかあ、寂しいなあ。。。

4位のエイモズ選手が素晴らしかったです。フリーもこの調子で行けると良いな。

コフトゥン選手が5位でしたが、4S以外は素晴らしい出来。何しろロシア選手権で優勝していますからね。それが逆にプレッシャーになっているかも。演技前のポーズの時に、何だか悲しげな表情なので心配しました。

表彰台に誰が載るか、まったく予想がつきません。男子は大技がある分、大技の数とその成否で点数は大きく違ってしまいます。8位のブレジナ選手くらいまでは、表彰台が狙えそう。いや、上が大崩れたりしたらもっと変わるかも。

それにしても、こんなに良い演技ばかりのレベルの高い男子SPが、ヨーロッパ選手権で見られるなんて!驚きつつ、大喜び!

フリーも期待しています。みんな頑張って!

ヨーロッパ選手権2019 ペア ジェイムズ/シプレ組優勝!

順位 名前 得点 SP順位 FS順位
1 Vanessa JAMES / Morgan CIPRES FRA 225.66 1 1
2 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV RUS 218.82 2 2
3 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII RUS 205.28 4 3
4 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE ITA 205.14 3 4
5 Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN RUS 185.92 5 6
6 Minerva Fabienne HASE / Nolan SEEGERT GER 180.56 6 5
7 Laura BARQUERO / Aritz MAESTU ESP 160.16 9 7
8 Lana PETRANOVIC / Antonio SOUZA-KORDEIRU CRO 151.89 10 8
9 Rebecca GHILARDI / Filippo AMBROSINI ITA 147.75 8 10
10 Zoe JONES / Christopher BOYADJI GBR 138.85 11 9

GPFに続いて、ジェイムズ/シプレ組がタラソワ/モロゾフ組を抑えて優勝です!

もう何しろジェイムズ/シプレ組はすごい勢い、誰にも止められない感じ。ここまで来るとは、正直思っていませんでした。いつも思うのは、ジェイムズ選手が、かっこいいっ!衣装も良いし、あのスタイル。もうそれだけで舞台に映える。

タラソワ/モロゾフ組は、う~んちょっと先シーズン位から迷っている感じですね。先シーズンのプログラムが「?」だったけれど、今季もとっても良い、とは言えない感じ(特にフリー)。コーチがトランコフ先生に変わったので、演技も変わって行くかもしれません。

ただ今回のSPもFSも、1位のジェイムズ/シプレ組との差は、SBSのジャンプなんですよね。他はほとんど差がありません。

シングルにも言えることだけれど、とにかくミスをしないというのがレベルがどんどん高くなって来て、選手たちの実力の差が縮まってきた最近の試合では重要なことになるということかな。選手も大変だなあ。

3位のロシアのボイコワ/コズロフスキイ組と4位のイタリアのデラモニカ/グアリゼ組との差は0.14です。ひゃ~。

ペアのレベルがどんどん高くなるけれど、その分国際レベルのペアの数が減ってきていて心配・・・

ISU European Figure Skating Championships 2019

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